
○センター教員と学生の教育研究活動
食資源センターが保有する総面積40haの広大なフィールドは、研究活動にも大いに活用されています。遺伝資源というキーワードのもと、センターの専任教員によって多様な研究が進められています。動物系は、兵庫県の特産物である但馬牛の大規模飼育による高品質牛肉の生産を行っており、但馬牛を含めた和牛の遺伝的評価・集団構造解析を通して、効率かつ持続的な育種改良システムの構築に関する研究を行っています。また植物系では、植物遺伝資源の新規育種素材の開発を目的として、日本の絶滅危惧種であるイワテヤマナシやサクラソウなどの野生種の探索・収集・保存を行うとともに、遺伝資源の特性評価や利用方法、保全に関する研究が行われています。また、日本の最重要穀物であるイネの有用遺伝子を同定・利用し、進化や形質測定技術に関する研究も行われています。加えて、当センターで得られた研究成果を用いて地域農業の課題の解決を目指しています。 ○研究成果
○学生募集
食資源センターでは、学部生、大学院生を募集しています。食資源センターには学生居室および実験室、長期学生宿泊施設が併設されており、センター敷地内にある広大なフィールドを用いて大規模な研究調査を行うことができます。一日中フィールドワークをやりたい人、動物や植物の面倒を見ることが好きな人にとって魅力的な場所です。一方、農場ではありますが、十分な実験施設も整っているため、フィールドワークと同時にDNA実験なども行うことができます。食資源センターの学部生は、農学部の応用動物学コース・動物遺伝資源開発学分野または応用植物学コース・植物遺伝資源開発学分野に所属することになります。学部3回生または4回生で研究室の配属が決まり、これまで多くの学部生・院生がセンター専任教員のもとでそれぞれ特色ある研究に従事してきました。 農学部案内 農学研究科案内 入試情報 ○博士論文・修士論文・卒業論文リスト
○卒業生の進路
進学先 ・ マイクロンメモリジャパン株式会社 |