概要紹介
三重県立津高等学校は、1880年から開校している県下一の伝統校で、創立以来「自主・自律」を校訓として重んじ、常に清新の気風に満ちあふれ、生徒一人ひとりの個性・特性、思考や行動が尊重されている学校です。
65分授業の2学期制を実施し、2007年度からは、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校を受けています。進学実績としては、地元三重大学をはじめ、名古屋大、東大、京大、阪大、神戸大などの国公立大学に多く進学しています。

教育実践例のリンク
進路指導について
進路状況について公開されている。
https://www.tsuko.ed.jp/about/shinro.html
課題研究・SSHの指導について
学校設定科目の内容、活動の様子、研究の成果物などの探究活動の詳細が公開されている。
物理部会、化学部会などからなる「スーパーサイエンスクラブ」の探究活動が報告されている。
https://www.tsuko.ed.jp/ssh/ssh_ssc/
先生からのコメント
進路指導担当者:大丸先生
本校は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて18年目となりました。2023年度より「第IV期」という新たなステージに踏み出し、第III期で開発した「探究活動を核とし、すべての教育活動へつなげる科学教育システム」の深化を図ることは、「自主・自律」を校訓に掲げ、「高い知性と教養を持ったリーダーを育成する」という本校のめざす姿と相まって、生徒たちが将来、高等教育機関に進み、第IV期が目標とする「世界を牽引する次代の科学技術人材」として研究機関や企業で活躍することにつながると期待しています。
また、平素の授業を土台とし、夏期課外や大学別指導などのきめ細かい教科指導と本校独自の校外学習や大学との共同実習などを通して、卒業後、そしてその先を見据えた進路指導を行っています。
進路指導担当者:中島先生
本校では,「自主・自律」の校訓のもと,高い知性と教養をもったリーダーの育成を目指しています。その核となるのが「探究的な学び」です。
生徒たちは自らの興味・関心,身近な問題や社会情勢等から課題を設定し,その課題の解決にむけて3年間にわたり,主体的に課題研究に取り組んでいます。
また,大学や企業,海外の高校との強い連携のもと,最先端の研究に基づく実習や未来社会についてのディスカッション,海外の高校との共同研究など津高校ならではの専門性の高い探究的な学びの実現や,探究教育の地域への普及を目指し,独自教材「リベラルアーツ」の開発や県内中学校・高等学校での課題研究の成果発表の場「みえ探究フォーラム」の構築にも取り組んできました。
これらの取組を通して、生徒の探究能力を育成し、将来社会で活躍できる人材を育成することを目指しています。