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2020年度

2021.3.24

(論文発表)村上明男准教授、内田博子技術補佐員と米国モンタナ大学のScott R. Miller教授らの研究グループによる、藍藻の光合成アンテナ色素の適応進化に関する研究成果が、Current Biology誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2021.3.19

(論文発表)近藤侑貴准教授と帝京大学の朝比奈雅志准教授、松岡啓太博士研究員、佐藤良介博士研究員、筑波大学の佐藤忍教授らの研究グループによる、植物の傷修復に働くANAC遺伝子群の機能を解明した論文が、Communications Biology誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。
   

2021.3.4

(論文発表)博士後期課程の上田るいさん、佐藤拓哉准教授の研究グループによる論文がJournal of Animal Ecology誌に掲載されました。森から川へ陸生動物が落ちてくる季節の長さが川の生態系を変える仕組みを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2021.3.4

(広報)科学雑誌Newton(ニュートン)4月号で、末次健司准教授の研究を紹介する特集記事が16ページにわたり組まれました。独立栄養生活を営んでいた植物が、どのような適応を経て光合成をやめることができたのかが解説されています。詳しくはこちらのページをご覧ください。
   

2021.3.3

(論文発表)深城英弘教授と大阪大学の藤本仰一准教授、奈良先端科学技術大学院大学の郷達明助教らの研究グループが、植物の根の先端の輪郭が多くの植物種で共通して、橋などの建築物に見られるカテナリー曲線に一致することを発見し、Development 誌に発表しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2021.2.19

(論文発表)坂山英俊准教授と坂山研究室の加藤将研究員(現職:新潟大学教育学部・特任准教授)らの研究グループの論文がJournal of Asia-Pacific Biodiversity誌に掲載されました。山形大学理学部の横山潤教授、沖縄環境分析センターの比嘉敦研究員らとの共同研究により、国内では「国指定天然記念物」である徳島県の1地点でのみ生育が確認されていた大型淡水藻類の希少種シラタマモ(Lamprothamnium succinctum)の産地を、国内から新たに5地点発見しました。また、本種における産地間での遺伝的な差異を、葉緑体DNA塩基配列による解析で明らかにしました。本種は環境省版レッドリストにおいて絶滅危惧I類に指定されていることから、本研究の成果は、本種の希少性や保全価値を再評価する際の重要な基礎資料になると考えられます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2021.1.18

(論文発表)バイオシグナル総合研究センターの長野太輝助手と鎌田真司教授らの研究グループによる論文がJournal of Biological Chemistry誌に掲載されました。老化細胞の特徴の一つとして細胞質内における空胞形成が挙げられますが、その分子メカニズムと生理的意義を世界で初めて明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2021.1.13

(論文発表)博士前期課程の田中達也さん、博士後期課程の上田るいさん、佐藤拓哉准教授の研究グループによる論文がBiology Letters誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.12.23

(論文発表)博士後期課程の小林宜弘さん、岡田龍一研究員、佐倉緑准教授による論文がJournal of Experimental Biology誌に掲載されました。VRフライトシミュレーターを用いて、ミツバチが空の偏光のe-ベクトルに定位しながら飛行することを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.12.3

(広報)佐藤拓哉准教授らの研究活動が、中日新聞webで取り上げられました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.11.12

(論文発表)酒井恒助教、菅澤薫教授らの研究グループが、紫外線によって生じるDNA損傷の認識・修復におけるユビキチン-プロテアソーム系を介した新たな制御機構を明らかにした国際共著論文が、Scientific Reports誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.11.10

(論文発表)板倉光研究員、佐藤拓哉准教授らの研究グループによる、降雨に伴い川に入る陸棲ミミズが、河川に棲む捕食魚(ニホンウナギ)の大きな餌資源になっていることを明らかにした論文がCanadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.10.28

(論文発表)博士後期課程の高野智之さん、坂山英俊准教授らの研究グループの論文がPhycological Research誌に掲載されました。東京大学理学系研究科との共同研究により、陸上植物の姉妹群であるホシミドロ藻綱に属するアオミドロ属において、ヘテロタリック(雌雄異株)の種の存在を世界で初めて明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.6.17

(論文発表)生物学専攻の川井浩史特命教授、羽生田岳昭助教らの研究グループによる深所性緑藻ボニンアオノリに対して新属Ryuguphycusを提唱する論文がEuropean Journal of Phycology誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.5.29

(論文発表)板倉光研究員、東京大学大気海洋研究所の脇谷量子郎特任研究員、ロンドン動物学会のMatthew Gollock博士、中央大学法学部の海部健三准教授らの研究チームによる、ウナギ属魚類が淡水生態系の生物多様性保全の包括的なシンボル種として機能する可能性を示した論文がScientific Reports誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.5.16

(論文発表)加藤大貴助手、石崎公庸教授と、Wageningen大学・Dolf Weijers教授、京都大学・河内孝之教授、西浜竜一准教授、ALBAシンクロトロン・Roeland Boer博士らの研究グループによる、ゼニゴケを研究材料にして植物ホルモンの1種であるオーキシンに対する応答機構の基本原理を明らかにした論文がNature Plants誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.4.22

(論文発表)近藤侑貴准教授、東京大学・福田裕穂理事副学長、理化学研究所・豊岡公徳上級技師らの研究グループによる、新規培養系の確立をもとに維管束を構成する細胞の比率を制御する分子スイッチGSK3を発見した論文が、Communications Biology誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.4.21

(論文発表)末次健司准教授と北海道大学総合博物館の首藤光太郎助教らによる研究グループによる、イチヤクソウ属における菌従属栄養性の進化を考察した論文が、American Journal of Botany誌に掲載されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.4.10

(論文発表)末次健司准教授と卒業生の武富晋太郎さんらの論文が発表されました。一生涯に渡り菌に寄生するシダ植物が存在することを、環境DNAメタバーコーディング解析と安定同位体解析を組み合わせて、世界で初めて明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2019年度

2020.1.24

(論文発表)内海域環境教育研究センター(生物学専攻)の川井浩史教授のインタビュー記事が神戸大学図書館の広報誌Kernelに掲載されました。 詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.1.24

(論文発表)内海域環境教育研究センター(生物学専攻)の川井浩史教授らの研究グループが,温帯性のコンブ類であるアラメ属の分類の再検討を行い、サガラメという和名で呼ばれてきた種が日本固有の新種であることをEuropean Journal of Phycology誌に発表しました。 詳しくは こちらのページをご覧ください。

2020.1.24

(論文発表)生物学専攻の末次健司准教授、海洋研究開発機構と総合地球環境学研究所の研究グループが、複数の光合成をやめたラン科植物が枯れ木から炭素を得ていることを解明し、New Phytologist誌に発表しました。 詳しくはこちらのページをご覧ください。

2020.1.7

(論文発表)深城英弘教授とベルギー・ゲント大学が共同で、Plant Physiology 誌に植物の側根発生におけるペプチドホルモンと受容体のシグナル伝達に関する総説を発表しました。詳しくはこちらのページへ。

2019.12.12

(受賞)末次健司准教授が、第28回松下幸之助花の万博記念賞 松下幸之助記念奨励賞の受賞者に決定しました。植物を対象とした生物共生系に関する研究で多数の興味深い現象を発見し、その魅力と重要性を社会に広く発信した功績が評価されました。
詳しくは こちらのページへ。

2019.12.7

(論文発表)深城英弘教授らが、Frontiers in Plant Science 誌に、植物の根の分岐に関する研究トピックス特集号を企画されました。詳しくは こちらのページへ。

2019.11.23

(受賞)岩崎哲史助教が日本色素細胞学会奨励賞を受賞されました。
詳しくは こちらのページへ。

2019.11.8

(論文発表)石崎公庸准教授らの研究グループの論文がCurrent Biology誌に掲載されました。京都大学や信州大学、近畿大学、マックスプランク植物育種学研究所との共同研究により、コケ植物の ゼニゴケが植物体から新たな芽をもつ独立したクローン個体を増殖させるための重要因子を同定することに成功しました。詳しくは こちらのページへ。

2019.10.11

(論文発表)博士後期課程の樋渡琢真さんと石崎公庸准教授らの研究グループの論文がCurrent Biology誌に掲載されました。京都大学生命科学研究科やシンガポール・テマセク生命科学研究所、基礎生物学研究 所、理化学研究所環境資源科学研究センター等との共同研究により、コケ植物の ゼニゴケがクローン繁殖体をつくる仕組みの一端を解明しました。詳しくは こちらのページへ。
朝日新聞のデジタル版(10月30日)にも紹介されました。
盆栽の厄介者ゼニゴケ 急増殖のカギは「分身遺伝子」

2019.9.5

(論文発表)尾崎まみこ教授らの研究グループの論文がScientific Reports誌に掲載されました。神戸大学人文学部、浜松医科大学、筑波大学、岩手大学との共同研究で、生後間もない赤ちゃんの頭のにおいの化学構成を初めて明らかにし、出生後の時間経過によるにおいの変化などを人がどの程度識別できるかを感覚心理学的に調べました。詳しくは こちらのページへ。

2019.8.6

(受賞)菅澤薫教授が第4回アジア・オセアニア光生物学会の学会賞を受賞されました。
詳しくは こちらのページへ。

2019.8.2

(論文発表)末次健司准教授の研究が、Phytotaxa誌のオンライン版に掲載されました。鹿児島県奄美大島で、咲かない花をつける新種のラン科植物を発見し、発見場所の地名を冠して、「アマミヤツシロラン(Gastrodia amamiana)」と命名しました。詳しくは こちらのページへ。

2019.7.19

(論文発表)郷達明博士(元・特命助教、現・奈良先端科学技術大学院大・助教)、深城英弘教授の研究グループの論文が、New Phytologist 誌に掲載されました。奈良先端科学技術大学院大、東京農工大、理研との共同研究で、シロイヌナズナ側根形成の開始には転写因子LBD16とPUCHIが連続的に誘導されることが必要なことを明かにしました。詳しくは こちらのページへ。

2019.7.19

(論文発表)深城英弘教授が参画する研究グループの論文が、Current Biology 誌に掲載されました。ドイツ・University of Heidelberg、スイス・University of Zurich、奈良先端科学技術大学院大との国際共同研究で、シロイヌナズナ側根形成の開始の初期段階における細胞骨格ダイナミクスの解析から、側根創始細胞の極性や非対称な伸長におけるF-アクチンや微小管の役割について明らかにしました。詳しくは こちらのページへ。

2019.7.19

(論文発表)深城英弘教授が参画する研究グループの論文が、Plant Journal 誌に掲載されました。山口大学、岡山大学との共同研究で、オーキシンによって誘導される活性酸素種と活性化カルボニル分子種が、側根形成におけるオーキシンシグナル伝達を促進することを明らかにしました。詳しくは こちらのページへ。

2019.7.8

(論文発表)深城英弘教授が参画する研究グループの論文が、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載されました。フランス・モンペリエ大学、イギリス・ノッティンガム大学、奈良先端科学技術大学らとの国際共同研究で、シロイヌナズナ転写調節因子PUCHIが側根形成とカルス形成において長鎖脂肪酸生合成を制御する ことを明らかにしました。詳しくは こちらのページへ。

2019.6.5

(論文発表)深城英弘教授らの研究グループの論文が、Plant Physiology 誌に掲載されました。中国・福建農林大学、西オーストラリア大学との国際共同研究で、オーキシンを介した器官発生にミトコンドリアピルビン酸脱水素酵素の働きが重要なことを明らかにしました。詳しくは こちらのページへ。

2019.5.30

(論文発表)菅澤薫教授らの研究グループの論文がNature誌に掲載されました。筆頭著者は専攻OBの松本翔太さん(菅澤研、H27修了)です。スイスFriedrich Miescher Institute、東京大学、大阪大学との国際共同研究で、紫外線によってヌクレオソーム構造中に生じたDNA損傷を効率良く見つけて修復するための新たな分子メカニズムを明らかにしたものです。詳しくは こちらのページへ。

2018年度

2019.3.20

(論文発表)松花沙織助教と井上邦夫教授の研究グループの論文がDevelopmental Biology誌の神経堤細胞発見から150年を記念した特集号に掲載されました。神戸大学とカリフォルニア工科大学との共同研究で、ニワトリ胚を用いて心臓神経堤細胞で発現する遺伝子を網羅的に同定し、さらにMafB遺伝子が心臓神経堤細胞形成に必須であることを明らかにしました。詳しくは こちらのページへ。

2019.3.20

(受賞)内海域研究センター・センター長の川井浩史教授が、日本藻類学会学術賞(山田賞)を受賞しました。詳しくは こちらのページへ。

2019.3.1

(論文発表)板倉光さん(学振特別研究員)、佐藤拓哉准教授からなる研究グループが、わずか1Lの河川水中の環境DNA量を分析することで、ニホンウナギの河川での生息状況を把握できることを世界で初めて明らかにしました。 詳しくは こちらのページへ。

2019.2.28

(論文発表)末次健司講師らの研究グループの論文が、 Acta Phytotaxonomica et Geobotanica誌に掲載されました。沖縄本島に生育し、これまでホンゴウソウと混同されていた光合成をやめた植物が、別の実態を持つことを明らかにし、オキナワソウと命名しました。詳しくは こちらのページへ。

2019.2.27

(論文発表) 佐藤拓哉准教授らの国際共同研究の成果がTrends in Parasitology誌に掲載されました。宿主の行動を強く改変する寄生者が自然界で安定して個体数を維持できる新たな仕組みについて提案したものです。詳しくは こちらのページへ。

2019.1.21

(論文発表)鎌田真司教授、長野太輝研究員らの研究グループの論文が、Life Science Alliance誌に掲載されました。アミノ酸代謝酵素の一つであるD-アミノ酸酸化酵素(DAO)が、老化細胞特異的に発現上昇し、活性酸素種(ROS)を発生させることにより細胞老化を促進させることを明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2019.1.8

(論文発表)末次健司講師の研究論文が、Plant Biology誌の2019年1月号に掲載されました。光合成をやめた植物「ヤッコソウ」の生態を調査し、スズメバチ、ゴキブリやカマドウマの仲間といった通常はほとんど送粉者と見なされない昆虫たちに花粉の媒介を託していることを明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.12.21

(論文発表)深城英弘教授らの研究グループの論文が、Developmental Cell 誌に掲載されました。名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、大阪大学、東京大学との共同研究で、シロイヌナズナを用いて根を分岐させる細胞(側根創始細胞)が適切な間隔で生じる仕組みに働くペプチドとその受容体を明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.12.21

(論文発表)深城英弘教授が参画する国際共同研究グループの成果がScience 誌に掲載されました。植物の根が水分の多い側に分岐する仕組みにオーキシン応答因子ARF7タンパク質のSUMO化が関与することを明らかにしたものです。詳しくはこちらのページへ。詳しくはこちらのページへ。

2018.12.11

(論文発表)石崎公庸准教授と坂山英俊准教授を含む国際共同研究の成果がNature Communications誌に掲載されました。植物における精子の形成が進化的起源が約7億年前に陸上植物の祖先にあたる藻類でおこった新しい遺伝子の獲得により始まったことを明らかにしたものです。詳しくはこちらのページへ。

2018.12.6

(論文発表)倉谷滋教授(連携講座)と大学院生の樋口真之輔さんらの論文がNature誌に掲載されました。顎をもたない脊椎動物のヌタウナギとヤツメウナギにおける内耳の発生を解析し、脊椎動物で聴覚・平衡感覚を担う内耳の進化過程の一旦を明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.11.30

(論文発表)影山裕二准教授、秋野晃佑(影山研、H26修了)と山部祐也(同、H29修了)の研究成果が 11/30 公開の Nature Communications に掲載されました。この研究は、ショウジョウバエの転写因子であるShavenbabyが、Hippo経路のエフェクターであるYokie(がん化関連タンパク質の一つであるYAP/TAZのショウジョウバエ相同因子)と結合し、標的遺伝子を活性化することで腎性幹細胞の細胞死抑制と増殖促進に関与していることを示したもので、幹細胞の持つ無限増殖能の分子メカニズムを理解する上で重要な知見になると考えられます。本研究は、トゥールーズ大学(フランス)との共同研究として行われました。詳しくはこちらのページへ。

2018.11.27

(受賞)尾崎研究室の上尾達也研究員が、日本味と匂学会第51回大会において、優秀発表賞を受賞しました。
(受賞)尾崎研究室の竹市裕介君が、日本比較生理生化学会第40回大会において、発表論文賞を受賞しました。

2018.11.8

(論文発表)石崎公庸准教授らの論文がCurrent Biology誌に掲載されました。オーストラリアMonash大学、スウェーデンUpsala大学、スウェーデン農業大学、東京農業大学、京都大学との共同研究との国際共同研究で、コケ植物の繁殖子休眠におけるアブシシン酸の機能を明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.9.30

(論文発表)尾崎まみこ教授らの研究グループの論文がFrontiers in Cellular Neuroscience誌に掲載されました。生理学研究所、川崎医科大学、大阪大学、北海道大学、神戸大学工学部、京都工芸繊維大学、電気通信大学、島根大学との共同研究で、アリの社会的コミュニケーションを司る嗅覚感覚器内に神経回路を見出しました。数学的シミュレーションを行ない、この回路による匂い情報の改変機能を提案しました。なお、この研究の図は日本味と匂学会誌2018年25巻2号の表紙に選定されました。詳しくはこちらのページへ。

2018.9.21

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、Ecology誌のオンライン版に掲載されました。ランミモグリバエと呼ばれるハエ類の1種が、多くのラン科植物の種子の大半を食い尽くしていることを明らかにしました。絶滅が危惧されるラン科植物の減少に追い打ちをかけている可能性があります。詳しくはこちらのページへ。

2018.8.20

(入試関連)平成31年度大学院入試説明会(第2回)を9月25日(火)に行います。詳しくは受験案内のページを参照してください。

2018.9.13

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、Phytotaxa誌のオンライン版に掲載されました。神戸市内で発見され絶滅を宣言されていた植物が、新種であることを解明し「コウベタヌキノショクダイ」と命名しました。神戸固有の植物が発見されるのは初めてのことです。詳しくはこちらのページへこちらのページへ。

2018.8.18

(論文発表)深城英弘教授らの研究グループの論文が、Plant Physiology 誌に掲載され ました。東北大学、英国・Warwick大学、独国・マックスプランク研究所、北海道大学、岡山理科大学との国際共同研究で、ジャスモン酸が受容体COI1に依存せずにオーキシン誘導性の側根形成を阻害する仕組みがあることを明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.8.2

(論文発表)坂山英俊准教授らの研究グループの論文が、Cell誌に掲載されました。金沢大学、国立遺伝学研究所、東京大学、ドイツ・マールブルク大学等の研究グループとの共同研究で、陸上植物に近縁な藻類であるシャジクモの概要ゲノムを解読し、他の藻類および陸上植物との比較により、シャジクモの系統と陸上植物の系統の分岐前後における遺伝子レベルの進化の一端を明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.7.30

(お知らせ)8月29日(水)に兵庫県高等学校教育研究会生物部会との共催で高校生物情報交換会が開催されます。お問い合わせは広報委員まで。

2018.6.4

(受賞)洲崎敏伸准教授が、電子顕微鏡の基礎生物学への応用研究に関する貢献で、日本医学生物学電子顕微鏡技術学会の「功労賞」を受賞しました。

2018.5.30

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、Ecology誌のオンライン版に掲載されました。移動能力に乏しい昆虫であるナナフシが、鳥に食べられることで長距離分散している可能性を提示した論文を発表しました。詳しく詳しくはこちらのページへ。

2018.4.10

(受賞)末次健司特命講師が、従属栄養植物の進化生態学研究で、平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(若手科学者賞)を受賞しました。詳しくはこちらのページへ。

2017年度

2018.3.23

(論文発表)末次健司特命講師の論文が、Ecology誌に掲載されました。キノコに寄生するラン科植物「クロヤツシロラン」が、種子繁殖に必要な花粉媒介昆虫の誘引にもキノコを利用していることを明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.3.5

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、 Acta Phytotaxonomica et Geobotanica誌に掲載されました。南半球でのみ確認されていた光合成をやめた植物「Sciaphila corniculata」を石垣島で発見し、和名を「ノソコソウ」と命名しました。詳しくはこちらのページへ。

2018.3.2

(論文発表)石崎公庸准教授らの研究グループの論文が、 Development誌に掲載されました。岡山大学、京都大学の研究グループとの共同研究で、基部陸上植物のゼニゴケを用いて、植物細胞が極性をもって一定の方向に安定して成長するメカニズムを明らかにしたものです。詳しくはこちらのページへ。

2018.2.23

3年次編入および大学院博士前期課程(修士課程)入学希望者を対象とした入試説明会( 2018.4.21(土))の詳細を公開しました。詳しくはこちらのページへ。

平成31年度の博士前期課程および3年次編入学の入試に関する情報を更新しました。

2018.2.7

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、PhytoKeys誌のオンライン版に掲載されました。長らくその正体が誤解されていたクロムヨウランの分類学的な再検討を行い、本種が花を咲かせない特殊な生態を持つ植物であることが明らかにしました。詳しくはこちらのページへ。

2018.1.19

3年次編入および大学院博士前期課程(修士課程)入学希望者を対象とした入試説明会を 2018.4.21(土)に行います。詳細は近日このホームページ、および神戸大学大学院理学研究科のホームページで公開します。

2017.12.18

角野康郎教授が、第26回 松下幸之助花の万博記念賞 松下幸之助記念賞の受賞者に決定しました。日本の水生植物についての体系的な知識を構築したのみならず、一般社会への保全生態学の普及に大きな貢献をした功績が評価されました。詳しくはこちらのページへ

2017.11.25

(論文発表)京都工芸繊維大学の研究グループと共同で、尾崎研究室の前田博士らが、自閉症スペクトラム障害と、飢餓ストレス対応異常モデルショウジョウバ エを使って、それぞれの原因遺伝子(dABCA、G9a)と特徴的な行動異常との関係性の解明に成功しました。これらの研究成果は、Experimental Neurology(10月29日)Scientific reports(11月7日)に相次いで掲載されました。

2017.11.17

(着任)新しく着任された工樂樹洋准教授のページが追加されました。 

(受賞)理学研究科研究員の飯田聡子氏(角野研究室)ほかの下記論文が、日本植物学会 2017年度JPR 論文賞 Best Paper賞を受賞しました。詳しくはこちらのページへ
Satoko Iida, Miyuki Ikeda, Momoe Amano, Hidetoshi Sakayama, Yasuro Kadono, Keiko Kosuge (2016) Loss of heterophylly in aquatic plants: not ABA-mediated stress but exogenous ABA treatment induces stomatal leaves in Potamogeton perfoliatus.  Journal of Plant Research 129: 853-862

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、Ecology誌のオンライン版に掲載されました。「世界で最も変わった花」と称される常緑多年 草、ハランの生態を自生地である鹿児島県三島村黒島で調査し、キノコバエと呼ばれるハエ類の仲間に花粉の媒介を託していることを明らかにしました。詳しく はこちらのページへ

(論文発表)末次健司特命講師の研究が、New Phytologist誌のオンライン版に掲載されました。ギンリョウソウ、ショウキランおよびキヨスミウツボという光合成をやめた寄生植物3種が、カマ ドウマという直翅目(バッタの仲間)の昆虫に種子を運んでもらっていることを明らかにしました。詳しくはこちらのページへ

(受賞)末次健司特命講師が、平成29年度(第14回)日本植物学会において、「菌従属栄養植物の分類学的整理と生態解明」を理由に奨励賞を受賞しました。詳しくはこちらのページへ

(論文発表)森田准教授と卒業生の山城邦比古くんらの論文(Yamashiro et al, J Neurochemistry 2017)と、これに関する総説が発表されました(Yamashiro et al,
Neural Regeneration Research 2017。睡眠や記憶の調節に関与する神経修飾因子であるアデノシンを検出するバイオセンサーを開発し、脳内でのアデノシン放出機序を明らかにしたものです。

(論文発表)森田准教授と卒業生の藤井悠暉くんらの論文が発表されました(Fujii et al, Scientific Report 2017)。アストロサイトの細胞内カルシウム上昇が細胞間を伝搬する現象(カルシウムウエーブ)について、ギャップジャンクションとVolume-regulated anion channelを介したATP放出という2つの伝播経路を明らかにしたものです。

2017.10.11

(受賞)本研究科生物学専 攻の尾崎まみこ教授が、2017年9月26日第51回日本味と匂学会において学会賞を受賞されました。尾崎まみこ教授は、昆虫をモデルに味覚および嗅覚に 関わる行動・生理学的研究を、分子、細胞、個体、生態系という広範な生物学的階層にまたがって繰り広げてこられました。化学感覚器の作動機序に新しい知見 を加え、食と仲間に関する好き嫌いをめぐる行動・生態学的な意味づけを行ってこられました。それらの研究成果は、Science誌はじめ多数の原著論文と して発表されております。また、9年間の長きに渡り本学会の運営委員として学会運営に当たり、第51回大会長も務められました。 

2017.10.9

(論文発表)石崎公庸准教 授は、京都大学、近畿大学をはじめとする国内16の大学・研究機関、豪・モナシュ大学、米国エネルギー省ゲノム研究所をはじめとする海外23の大学・研究 機関との共同研究に参画し、陸上植物の祖先の特徴をもつコケ植物ゼニゴケの全ゲノム構造を解明しました。本研究成果は、米国の学術誌 Cell の本年10月5日公開のオンライン版に掲載されました。 詳細はこちらのページへ。

2017.9.11

第2回大学院博士前期課程(修士課程)入試説明会を行います(上記)。

2017.7.5

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、Phytotaxa誌のオンライン版に掲載されました。琉球列島において、これまで認識されていなかった木本植物「リュウキュウサネカズラ」の存在を明らかにしました。詳しくはこちらのページ

2017.5.1

理学部生物学科では平成31年度入学試験(平成31年4月入学)からAO入試を開始します。
詳しくはこちらのページ

2017.4.17

(論文発表)長野太輝研究員と鎌田真司教授らの研究グループの研究が、Journal of Cell Science誌に掲載され、巻頭の”IN THIS ISSUE”でも紹介されました。がん抑制遺伝子p53によって発現誘導されるプロリン脱水素酵素が、プロリン代謝時に活性酸素種を発生させることによっ て細胞老化を誘導することを明らかにしました。
詳しくはこちらのページ

2016年度

2017.2.6

(論文発表)末次健司特命講師らの研究グループの論文が、Molecular Ecology誌のオンライン版に掲載されました。菌寄生的な菌根共生である菌従属栄養性への依存度が高まる際に発現する遺伝子群は、相利的な菌根共生で 発現する遺伝子群と共通性が高いことを明らかにしました。詳しくはこちらのページへ

2017.1.6

(受賞)末次健司特命講師が、科学技術・学術政策研究所(文部科学省)より、科学技術への貢献が顕著な者として「科学技術への顕著な貢献2016(ナイスステップな研究者)」に選定されました。
詳しくはこちらのページへ。

2016.11.3

(論文発表)末次健司特命講師と在野の植物研究家の福永氏との共同研究が、Phytokeys誌のオンライン版に掲載されました。絶滅危惧種の宝庫である鹿児島県屋久島の「椨川」で新種のラン「タブガワムヨウラン」を発見しました。
詳しくはこちらのページへ。

2016.10.15

(論文発表)末次健司特命講師の研究が、Phytotaxa誌のオンライン版に掲載さ れました。鹿児島県三島村黒島で、咲かない花をつける新種のラン科植物を発見し、発見場所の地名を冠して、「クロシマヤツシロラン(Gastrodia kuroshimensis)」と命名しました。
詳しくはこちらのページへ

2016.9.30

教員公募要領(神戸大学大学院理学研究科生物学専攻教員公募要領)が公開になりました。
詳しくはこちらのページへ。

2016.9.24

生物学専攻では平成29年度4月入学博士課程前期課程入学試験(第II期)を11月11日(金)に行います。

2016.9.16

2016年10月29日(土)に理学研究科・理学部ホームカミングデーが開催されます。サイエンスフロンティア研究会(13:40〜15:10、理学部Y棟)には現教職員、在学生が多数参集するので、卒業生の方は是非、旧交を温めにいらしてください。
詳しくはこちらのページ

2016.9.16

(論文発表)英国・ノッティンガム大学、オランダ・ユトレヒト大学、米国・カリフォ
ルニア大学と郷達明博士(元・特命助教、現・奈良先端科学技術大学院大学・助
教)、深城英弘教授との国際共同研究が、Development 誌のオンライン版に掲載されま
した。シロイヌナズナ側根の出現が、オーキシン誘導性転写因子LBD29によるオーキシン取
り込みキャリアーLAX3遺伝子の転写活性化に依存することを明らかにし
ました。new
詳しくはこちらのページ

2016.9.16

(論文発表)福島大学と末次健司特命講師の共同研究が、American Journal of Botany
誌のオンライン版に掲載されました。日本産広義イチヤクソウが葉のサイズの異なる複数の葉緑体ハプロタイプによって成り立っており,そのうちの1系統が葉を極端に縮小させ,菌従属栄養性を高める進化を起こしていたことを明らかにしました。new
詳しくはこちらのページ

2016.8.24

(論文発表)長野太輝研究員と鎌田真司教授らの研究グループの細胞老化制御に関する論文が、Scientific Reports誌に掲載されました。
 詳しくはこちらのサイトへ。

2016.8.18

(論文発表)郷達明博士(元特命助教、現・奈良先端科学技術大学院大学・助教)、深城英弘教授と英国・ノッティンガム大学、フランス・モンペリエ大学らとの国際共同研究が、Development 誌のオンライン版に掲載されました。
 シロイヌナズナ側根原基の発生過程を3Dタイムラプスイメージングの手法を用いて
観察し、側根の成長に重要な形成中心(静止中心細胞)の確立のしくみを明らか
にしました。
 詳しくはこちらのページ

2016.8.2

(論文発表)英国・ノッティンガム大学、ベルギー・VIB研究所と郷達明博士(元特命助
教、現・奈良先端科学技術大学院大学・助教)、深城英弘教授との国際共同
研究が、Journal of Experimental Botany 誌のオンライン版に掲載されました。
 シロイヌナズナ側根形成開始における内鞘細胞の分裂制御に新規ペプチドRALF34が
関わることを明らかにしました。
 詳しくはこちらのページ

2016.6.28

 理学部オープンキャンパス2016のホームページが公開になりました。
 詳しくはこちらのページ

2016.6.2

 神戸大学オープンキャンパス2016のホームページが公開になりました。
 詳しくはこちらのページ

2016.5.26

(論文発表)奈良先端科学技術大学院大学、中国科学院と深城英弘教授との共同研究が
米国アカデミー紀要(PNAS)誌のオンライン版に掲載されました。

 植物の側根形成を制御する転写制御の仕組みに、オーキシンに依存したメディエー
ター複合体の構成変化が重要なことを明らかにしました。
 詳しくはこちらのページ

2016.4.7

(論文発表)菅澤薫教授の共同研究がNature誌に掲載されました。
詳しくはこちらのページ


(論文発表)山本浩太郎さん(博士後期課程3年)と三村徹郎教授らの研究グループの論文が米国科学アカデミー紀要(PNAS)の電子版誌に掲載されました。


詳しくは神戸大学の関連ページまたは理学研究科の関連ページ

2015年度

2016.3.20

(入試関連)
  平成28年度 大学院博士前期課程(修士課程)第3期選抜試験問題(英語、生物)を掲載しました。

2016.3.6

(入試関連)
  平成29年度 大学院博士後期課程(博士課程)の入学試験日程を掲載しました。

2016.2.28

(入試関連)受験案内を更新しました。
 平成29年度 学部3年次編入および大学院博士前期課程(修士課程)の入学試験および説明会情報を掲載しました。


2016.2.20

(論文発表)末次健司特命講師と東京大学、東北大学との共同研究がJournal of Japanese Botany誌に掲載されました。
 屋久島で発見されたホンゴウソウ科植物を新種「ヤクシマソウ」として記載したものです。現時点ではヤクシマソウは日本産ホンゴウソウ科で唯一の固有種となります。
 詳しくはこちらのページ

2016.2.4

(受賞)末次健司特命講師が第32回井上研究奨励賞を受賞しました。
 受賞理由となる研究は「従属栄養植物が宿主や送粉者、種子散布者と織りなす多様な相互作用」です。
 詳しくはこちらのサイト

2016.1.11

(論文発表)英国・オックスフォード大学と石崎公庸准教授の共同研究がCurrent Biology誌に掲載されました。
 陸上植物進化の根元にあるコケ植物ゼニゴケの研究から、植物における表皮細胞分化の制御機構が、陸上植物の共通祖先で獲得され、被子植物まで保存されていることを明らかにしました。
 詳しくはこちらのサイト

2015.12.7

(論文発表)ベルギー・VIB研究所など海外研究機関と深城英弘教授との共同研究がNature Communication 誌のオンライン版に掲載されました。
 植物の側根発生におけるオーキシン分布パターンの確立に、オーキシン応答転写因子とそれによって制御される下流転写因子が協調して働く機構の存在を明らかにしました。
詳しくはこちらのサイト



2015.12.1

教員一覧を更新しました。
 生態・種分化教育研究分野に 末次 健司 特命講師が着任しました。

2016.3.20

(入試関連)
  平成28年度 大学院博士前期課程(修士課程)第3期選抜試験問題(英語、生物)を掲載しました。

2016.3.6

(入試関連)
  平成29年度 大学院博士後期課程(博士課程)の入学試験日程を掲載しました。

2016.2.20

(論文発表)末次健司特命講師と東京大学、東北大学との共同研究がJournal of Japanese Botany誌に掲載されました。 屋久島で発見されたホンゴウソウ科植物を新種「ヤクシマソウ」として記載したものです。現時点ではヤクシマソウは日本産ホンゴウソウ科で唯一の固有種となります。
 詳しくはこちらのページ

2016.2.4

(受賞)末次健司特命講師が第32回井上研究奨励賞を受賞しました。new
 受賞理由となる研究は「従属栄養植物が宿主や送粉者、種子散布者と織りなす多様な相互作用」です。
 詳しくはこちらのサイト

2016.1.11

(論文発表)英国・オックスフォード大学と石崎公庸准教授の共同研究がCurrent Biology誌に掲載されました。new
 陸上植物進化の根元にあるコケ植物ゼニゴケの研究から、植物における表皮細胞分化の制御機構が、陸上植物の共通祖先で獲得され、被子植物まで保存されていることを明らかにしました。
 詳しくはこちらのサイト

2015.12.7

(論文発表)ベルギー・VIB研究所など海外研究機関と深城英弘教授との共同研究がNature Communication 誌のオンライン版に掲載されました。new
 植物の側根発生におけるオーキシン分布パターンの確立に、オーキシン応答転写因子とそれによって制御される下流転写因子が協調して働く機構の存在を明らかにしました。
詳しくはこちらのサイト

2015.12.1

教員一覧を更新しました。new
 生態・種分化教育研究分野に 末次 健司 特命講師が着任しました。

2015.10.2

(論文発表)北條賢特命助教、佐倉緑准教授、尾崎まみこ教授と基礎生物学研究所との共同研究がScientific Reports誌に掲載されました。
 社会性昆虫であるアリにおいて特異的に多様化した複数の化学感覚タンパク質が働きアリの触角(昆虫の主要な化学感覚器)で共発現していることを示し、組織的なアリ社会を支える高度な個体間コミュニケーションに機能している可能性を提唱しました。
  詳しくはこちらのサイトへ。

2015.8.24

(論文発表)北條賢特命助教と琉球大学、アメリカ・ハーバード大学との共同研究がCurrent Biology誌のオンライン版に掲載されました。
 シジミチョウとアリの相利共生において、シジミチョウ幼虫の分泌物が単なる栄養報酬としての「蜜」ではなく、アリの行動を操作する「薬物」として用いられていることを示しました。
詳しくはこちらのページへ。

(論文発表)高橋華江 大学院生と佐藤拓哉准教授の研究論文がHerpetology Notes(オンラインジャーナル)に掲載されました。
 モリアオガエルの産卵のタイミングに地域内で時間的・空間的なばらつきがあることを、京都大学芦生研究林での野外観察によって明らかにしました。
詳しくはこちらのページへ。

2015.7.21

(入試関連)受験案内を更新しました
平成28年度大学院博士後期課程入学試験(第Ⅰ期)の情報を更新しました。

2015.7.7

(論文発表)郷達明研究員、深城英弘教授とイギリス・ノッティンガム大学など海外研究機関との共同研究がNature Communication 誌のオンライン版に掲載されました。
 植物の概日時計が植物ホルモンであるオーキシンのレベルやオーキシン関連遺伝子の発現レベルの制御を介して側根の発生を調節することを示しました。
 詳しくはこちらのページへ

2015.6.10

(論文発表)塚本成幸 大学院生、石崎公庸准教授と京都大学、オーストラリ ア・モナシュ大学との共同研究がPlant Cell誌のオンライン版に掲載され、巻頭 の"IN BRIEF"でも紹介されました。
 陸上植物進化の根元にあるコケ植物の主要なオーキシン生合成経路を同定し、 オーキシンがコケ植物の成長と形態形成、芽の休眠に必須であることを示しました。
 詳しくはこちらのページへ

2015.5.29

(公募情報)生物学専攻では、生物多様性講座 生態・種分化教育研究分野に所属する教員(特命准教授または特命講師)を公募します。
 募集要項はこちら

2015.4.12

(論文発表)豊倉浩一研究員、深城英弘教授と基礎生物学研究所との共同研究がPlant and Cell Physiology誌のオンライン版に掲載されました。
 植物の葉の向背軸(表と裏を決定する軸)の形成に、プラスチドで合成される5-アミノレブリン酸が関与することを明らかにしました。
 詳しくはこちらのページ

(論文発表)郷達明研究員、深城英弘教授とフランス・開発研究所 (IRD)、イギリス・ノッティンガム大学との共同研究がPlant Cell誌のオンライン版に掲載されました。
 植物の側根形成における遺伝子制御ネットワークを推定し、側根の中央部と側方部を制御するネットワークによって空間的なパターンが形成される可能性を提唱しました。
 詳しくはこちらのページ

2015.4.5

(更新)2015年度より、住友化学(株)との連携講座「生物制御科学講座」が開講されました。

(入試関連)受験案内を更新しました。
平成28年度大学院博士前期課程入試の情報を更新しました。

2014年度

2015.3.23

(受賞)石崎公庸准教授が2015年度日本植物生理学会奨励賞を受賞しました。
  詳しくはこちらのサイトへ。

2015.3.1

(入試関連)受験案内を更新しました。
平成28年度大学院博士前期課程入試説明会の情報を更新しました。

2015.2.26

(論文発表)菅澤薫教授、大学院生の松本翔太君らの研究論文が、Nucleic Acids Researchに掲載されました。
 紫外線によって生じるDNA損傷の修復を促進し、皮膚がんの発生を抑えるDDB2タンパク質の機能が、ユビキチン化と色素性乾皮症C群(XPC)タンパク質によって制御されることを明らかにした研究です。
 詳しくはこちらのページへ。

2015.1.8

石崎公庸准教授らが主催する国際会議「Marchantia Workshop 2014」
12月8~10日にかけて神戸大学百年記念館で開催されました。
国内外から175名もの参加者が集まり熱い議論が繰り広げられました。

詳しくはこちらのサイトへ。

2015.1.6

(入試関連)受験案内を更新しました。
大学院博士後期課程入学試験(第Ⅲ期)の情報を更新しました。

2014.11.4

(広報)佐藤拓哉准教授らの研究が、NHK Eテレ スーパープレゼンテーションで取り上げられます。
 放送日時:11/5(水)22:00~(再放送:11/7(日)0:45~、11/12(水)6:00~)
 詳しくはこちらのサイト

(広報)佐藤拓哉准教授らの研究が、National Geographic (Webナショジオ企画 「研究室」に行ってみた)で紹介されます。
 掲載日:11月4日から6平日連続で公開予定。
 詳しくはこちらのサイト

2014.10.31

(入試関連)受験案内を更新しました。
大学院博士後期課程入学試験(第Ⅱ期)の情報を更新しました。

2014.10.27

(論文発表)影山裕二准教授と稲垣研究員らの研究論文が、Nature Cell Biology誌のオンライン版に掲載されました。
 わずか11アミノ酸の小さなペプチドが、昆虫の発生のタイミングを支配していることを示し、細胞種特異的な遺伝子発現と、時期特異的な遺伝子発現が協調的に働くメカニズムを明らかにした研究です。
 詳しくはこちらのページ

2014.10.20

(受賞)佐倉緑講師が日本比較生理生化学会の第23回吉田奨励賞を受賞しました。
 詳しくはこちらのページ

(受賞)M1の竹市裕介さんが第48回日本味と匂い学会において優秀ポスタ―賞を受賞をしました。
 詳しくはこちらのページ

2014.8.23

(入試関連)受験案内を更新しました。
平成27年度 第2回大学院入試説明会および
大学院博士前期課程入学試験(第Ⅱ期)の情報を更新しました。

2014.7.22

(入試関連)受験案内を更新しました。
大学院博士前期課程入学試験(第Ⅱ期)の日程が決まりました。

2014.6.12

(論文発表)尾崎まみこ教授、前田徹研究員と奈良女子大学、福岡大学、京都工芸繊維大学との共同研究がChemical Sencesに、トップハイライト論文として表紙の写真ともに発表されました。
ハエの脳内で、味覚と嗅覚を司る感覚神経が互いに近接している現場をとらえることに成功し、これらの神経の相互作用から"おいしい匂い"のする食物を好んで食べるハエの行動を説明しました。
詳しくはこちらのページ

2014.5.29

(入試関連)受験案内を更新しました。
大学院博士前期課程入学試験(第Ⅲ期)および第2回大学院入試説明会の日程が決まりました。

2014.5.26

(入試関連)受験案内を更新しました。
理学部3年時編入学試験および大学院博士前期課程入学試験(第Ⅰ期)の情報を更新しました。

2014.5.10

(論文発表)深城英弘教授、郷達明研究員とカスティーリャ・ラ・マンチャ大学(スペイン)との共同研究がNew Phytologists誌に掲載されました。
植物の根にこぶ(ゴール)を作って寄生するネコブセンチュウと植物との相互作用に関する共同研究を行い、線虫が誘導する「こぶ」の形成に 側根形成で働く遺伝子が関わることを明らかにしました。
詳しくはこちらのページ

2014.4.23

(論文発表)石崎公庸准教授らの研究がNature Communications誌に掲載されました。
ゼニゴケを使った研究から、植物が季節を感じて花を咲かせる仕組みの起源が、花をつくらないコケ植物にあることを明らかにしました。この研究は、京都大の研究グループと共同で行われたものです。
詳しくはこちらのページ

2014.4.2

(入試関連)受験案内を更新しました。

平成27年度 大学院博士前期課程(修士課程)入試説明会 平成26年5月17日(土)

平成27年度 理学部3年次編入学 試験日 平成26年7月5日(土) 

2013年度以前

2014.3.31

(受賞)石崎公庸准教授が日本農芸化学会の2013年BBB論文賞を受賞しました。
ゼニゴケの葉状体を材料に、核ゲノムに外来DNA断片を導入する方法を開発したものです。
詳しくはこちらのページ

2014.2.28

(広報)日下部りえ研究員(井上研究室)が、AERA(2月24日号、朝日新聞出版)で紹介されました。
研究の内容とともに、日下部研究員の人となりについても触れられていますので、お手持ちの方はぜひ御覧下さい。

2014.2.25

(受賞)佐藤拓哉准教授が日本生態学会第18回宮地賞を受賞しました。
3月14-19日に開催される第61回日本生態学会広島大会において受賞講演が行われる予定です。
詳しくはこちらのページ

2014.2.15

(論文発表)佐藤拓哉准教授の研究がJournal of Animal Ecology誌に掲載されました。
森林から供給される陸生昆虫が河川生態系へ与える影響は、それを利用する魚類(消費者)の体サイズ構成によっても規定される可能性を、大規模な野外実験により初めて示した研究です。
詳細はこちらのページ

2014.2.5

(論文発表)佐藤拓哉准教授の研究がForest Ecology and Management誌に掲載されました。
森林伐採が森林と河川の繋がりに与える長期的影響を、ハリガネムシ類の回復過程に注目して評価した研究です。
詳細はこちらのページ

2014.1.29

(論文発表)北條賢特命助教の研究がPLoSONE誌に掲載されました。
アリとシジミチョウの共生が、クチクラ表面にある炭化水素の条件学習に依存していることを示した研究です。この論文は、ハイライト論文としてPLOS ONE pressのプレスリリースでも取り上げられました。
詳細はこちらのページ

2013.11.14

(研究成果発表)佐藤拓哉准教授の研究が、文部科学省/科学技術振興機構が発行している「科研費ニュース」に掲載されました。
こちらのページ

2013.10.29

(論文発表)石崎公庸准教授の研究がPlant Cell誌に掲載されました。
植物における細胞間隙形成のメカニズムの一端をコケ植物を使って解明した研究です。
詳細はこちらのページへ 

2013.10.26

(受賞)神戸大学ホームカミングデイの催しとしてフロンティアサイエンス研究会が行われ、小林真奈美 大学院生(博士課程前期、井上研究室)が最優秀発表賞を受賞しました。

2013.10.25

博士前期(修士)課程 入試説明会が開催されました。
今年度の第III期募集(二次募集)の詳細はこちらのページへ。

2013.10.2

(受賞)佐藤拓哉准教授が信州フィールド科学賞を受賞しました。
くわしくはこちらのページ

2013.10.2

(受賞)石崎公庸准教授が日本植物学会の2013年度Best paper賞を受賞しました。
以下は授賞式の様子です。

詳しくはこちらのページ

2013.9.5

(受賞)当専攻の中村奈月大学院生(博士課程前期)が、RNAフロンティアミーティング2013でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

2013.8.6

理学部のオープンキャンパスが開催されました。
通常の見学説明会以外にも、理系志望の女子高校生向けオープンキャンパスも行われ、大変盛況でした。生物学科では200組以上の参加がありました。

2013.7.31

(論文発表)宮本昌明准教授らの研究成果が、Development誌に発表されました。
この研究は産総研および関西学院大の研究グループと共同で行われたものです。
詳しくはこちらのページ

2013.7.27

神戸大学六甲ホールにて、理学部サイエンスセミナーが行われました。
当専攻の影山裕二准教授の講演もあり、高校生や奨学生を含む約120名が参加しました。
詳しくは理学部サイエンスセミナーのページへ

2013.7.6

(論文発表)当専攻博士課程修了生である、谷沙織研究員(井上研究室)の研究成果が 、Evolution and Development誌に掲載されました。
当該研究は谷研究員の学位研究の一部です。詳しくはこちらのページへ。

2013.7.6

(論文発表)当専攻の日下部りえ研究員(井上研究室)による共同研究の成果が 、Proc. Natl. Acad. Sci. USA誌に掲載されました。
詳しくはこちらのページ

2013.7.4

(講演案内)8/25日(日)に洲崎 敏伸 准教授らにより、当専攻において以下の催しが行われます。
「ひらめき☆ときめきサイエンス:フツーじゃない ミクロ生物大研究」
小学校5・6年生、中学生、高校生の皆さんが対象となります。ふるって御参加下さい。
詳細・申込はこちらのページ

2013.7.1

(研究成果発表)川井 浩史 教授らの研究成果が神戸新聞(6/20夕刊)で紹介されました。
生きた化石と考えられるコンブ類の新種(アウレオファイクス[黄金の藻]と命名)の同定に関する研究で、「海の森」の起源に迫る重要な発見です。

2013.6.6

(講演案内)当専攻進化・系統教育分野教員の協力で、大阪LIXILギャラリーにて以下の催しが行われます。
「海藻 海の森のふしぎ展/Seaweeds, Wondrous Forests of the Sea」(6月8日[土]-7月23日[火])
7/5(金)には川井 浩史 教授の講演もあります(要申込)。申込・詳細はこちらのページ

2013.6.1

教員一覧を更新しました(生態・種分化教育研究分野に佐藤 拓哉 准教授が着任しました)。

2013.5.16

模擬授業の受付が始まりました。詳しくはこちらのページ

2013.5.11

(入試関連)大学院入試説明会が行われました。

2013.4.29

ホームページのデザインを改訂しました。

2013.4.2

当専攻・谷 沙織 学振特別研究員(井上研究室)らが撮影した写真が、Development 誌の表紙を飾りました。詳しくはこちらのページ

2013.4.1

教員一覧を更新しました(石崎 公庸 准教授、山岸 隆博 助教が着任しました)。

2013.3.10

(論文発表)深城英弘准教授の研究グループによる研究成果が、Plant & Cell Physiology 誌に発表されました。詳しくはこちらのページ

2013.2.5

(論文発表)小菅桂子准教授と三村徹郎教授の研究グループによる研究成果が、Scientific Report誌に発表されました。詳しくはこちらのページ

美しくも優雅な水草ネジレモの回旋運動の映像も併せてご覧ください。

2013.1.10

(論文発表)当専攻博士課程・大石康博さん(倉谷研究室)の研究成果が、Nature誌に発表されました。詳しくはこちらのページ

2013.1.9

(論文発表)当専攻博士課程・椎森仁美さん(坂本研究室)の研究成果が、Mol. Cell. Biol.誌に発表されました。詳しくはこちらのページ

2013.1.1

教員一覧を更新しました(森本 充 准教授が着任しました)。

2012.11.16

(研究成果発表)当専攻研究員の小林碧さん(尾崎研究室)の研究成果が北海道新聞(11/6夕刊)、朝日新聞(11/15朝刊)で取り上げられました。

2012.11.1

教員一覧を更新しました(本庄 淳子 助教が着任しました)。

2012.10.26

(入試関連)平成25年度 博士前期課程(修士課程)入学試験説明会が平成24年10月26日(金)に行われました。

2012.10.25

(入試関連)生物学専攻 受験案内を更新しました(修士第III期募集の公募要項・出願書類の配布が始まりました)。

2012.10.24

(入試関連)生物学専攻 受験案内を更新しました(博士(四月入学)第II期募集および博士(十月入学)第I期の公募要項・出願書類の配布が始まりました)。

2012.10.22

(入試関連)過去の試験問題(平成25年度 大学院博士前期課程第1期、および3年次編入学)を更新しました。

2012.10.1

教員一覧を更新しました(酒井 恒 助教、岩崎 哲史 助教が着任しました)。

2012.9.14

(入試関連)生物学専攻 受験案内を更新しました(修士第III期募集の案内を公開しました)。

2012.6.4

(入試関連)生物学専攻 受験案内を更新しました(修士第I期募集の案内を公開しました)。

2012.5.12

(入試関連)平成25年度 博士前期課程(修士課程)入学試験説明会が平成24年5月12日(土)に行われました。

2012.4.24

(論文発表)深城英弘准教授の研究グループがPhil. Trans. R. Soc. Lond. B Biol. Sci. 誌に論文を発表しました。詳しくは教員紹介ページ

2012.4.17

(研究成果発表)当専攻博士課程修了生(小菅研究室)の天野百々江さんの学位研究が毎日新聞(4/11朝刊)神戸新聞(4/11朝刊)、読売新聞(4/13朝刊)、朝日新聞(4/16朝刊)等で取り上げられました。

2012.4.2

(講演案内)神 唯 博士の講演が4月11日(水)に行われました。

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