教科の授業の様子

国語科

2020年度 3年生の授業で、本のポップづくりをおこないました。読書好きの生徒たちの熱い思いの伝わる作品ばかり。
現在、本校図書室に優秀作品を展示しています。

2年国語では、和歌の創作を行いました。百人一首の和歌を本歌取りし、自身の短歌を創作するという試みです。本歌取りとは、模範となる古歌を下敷きにして自身の和歌に重層的な意味を付け加えることです。

2年国語では他にも、ビブリオバトルを行いました。長期休暇の課題として好きな本を読み、その本の良さを三分間で小集団で説明します。小集団ごとに代表作品を選び、代表者はクラス全員の前で発表しました。

1年国語では、リテラチャー・サークルを取り入れて作品を読みました。これは、読書を楽しむ態度を育てたり、学習者の作品に対する理解を深めたり、仲間と話し合いながら課題解決に向かう力をつけたりすることがねらいです。観点ごとに個人の読みと集団の読みを繰り返すことで、仲間が考えた面白い意見に気づいたり、個人の読書体験の時には気づかなかった新たな考えが生まれたりしました。

本のポップ1
本のポップ2
本のポップ3

社会科・地歴科・公民科

 地理歴史科では,文部科学省から研究開発学校の指定を受け,「地理総合」「歴史総合」を設置し,その学習内容と学習活動,学習評価について研究開発を行っています。グローバルな時空間認識を通して,知識・技能だけでなく,思考力・判断力・表現力等や主体的に学びに向かう態度などの資質・能力が備わった人材(グローバル人材)となるために必要な学習を進めます。

 いずれの学習においても,社会的事象の地理的・歴史的な見方・考え方を働かせることを重視し,協同的な学びによる調査・発表・討論学習などを実践しています。

(2020年10月29日撮影)

数学科

 数学科では、「数学的活動」を重視した授業を行っています。
 どのような問題でも、「なぜそうなるのか」「ほかの見方はないだろうか」など、個人思考を深めることで,4人で話し合う小集団学習において、新たな解法に気付いたり、他人に教える中で学びが深まったりと、多面的な見方や考え方に触れ,探究する力がついていきます。
 SSHの特例で、4年生で履修する「理数科」ではDS(データサイエンス)という授業を開講しています。「統計」を学び、数学以外にも役立てる知識・スキルを身につけていきます。

数学科の授業の様子1
数学科の授業の様子2
数学科の授業の様子3
数学科の授業の様子4
数学科の授業の様子5

理科

 理科ではSSH特設科目「科学総合」を通して全員が物理・化学・生物・地学の4分野を4年生まで通して学習することで、科目の枠組にとらわれない幅広い教養を身に付けます。また、5年次以降は、自然生命科学類型では、専門科目「理数物理」「理数化学」「理数生物」を開講し、対話や探究、実験を通して、本質を捉える科学的な思考力の育成を目指します。人文社会類型では、「科学総合」を引き続き履修して、物理・化学・生物・地学の4分野から2分野を選択し、より科学的な思考力・知識の育成を目指します。

理科の授業の様子1
理科の授業の様子2

芸術科

音楽科

 音楽科では、小集団活動やペア活動を通して仲間と活動することを大切にしています。
 創作活動、歌唱、器楽、鑑賞全てにおいて自分の思いや意図を持ち、根拠を持って活動しています。また、得た知識や技能は1年生~4年生にかけて繰り返して応用的に活かしていくことで、音楽活動をより深めていきます。

合唱練習の様子

2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、室外で合唱しました。

器楽(ギター)の様子

一人一台ギターを持ち、チューニングから習得し、弾き語りに挑戦しています。

創作活動の様子

キーボードを用いて曲つくりに挑戦しています。
「なぜ、休符を使用したのか」「なぜ音を跳躍させたのか」など、音楽を形作っている要素をもとに小集団で問いかけ合い、曲に対する思いを深めていきます。

美術科

 美術科では、個人で作品の制作を行った後、小集団やクラス内でお互いの作品を鑑賞し合います。自分の作品に込めた想いや工夫したところなどを話したり、仲間の作った作品の良いなと感じるところを味わったりしながら、制作の過程を振り返ります。
 1~3年生では様々な技法や素材、用具に触れ、表現の幅を広げていきます。その知識や技能を活かして4年生の選択美術では、自分の中にあるイメージを形にしていきます。

色水の実験

プリンター用インクを用いて、様々な色を小集団でつくりながら、混色の学習を行います。何色と何色をどれくらいの比率で混ぜると何色になるのか、感覚的につかんでいきます。

ヒンメリの鑑賞

ストローとワイヤーを用いて、フィンランドの伝統工芸品である抽象的・幾何学的なモビール(ヒンメリ)を制作し、その鑑賞会を行いました。教室の天井から吊られた作品を様々な角度から味わいます。

食品サンプルの鑑賞

紙粘土や樹脂粘土を用いて食品サンプルを制作し、その鑑賞会を行いました。コロナ禍の影響もあり、机は離したまま距離を取って作品の紹介を行います。

保健体育科

 保健体育科では,健康教育の一環として,自他の健康と命の大切さについて学び,共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図ることを目的として,神戸薬科大学と連携して「がん教育」に取り組んでいます。また日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が進めている「スポーツの価値」を基盤とした教育に取り組み,運動やスポーツを「する」だけでなく,「見る」「支える」「知る」ことを通して,スポーツの価値について主体的に考え,社会や未来を創造していくことを目指す実践を行っています。

授業風景(2021年6月2日撮影)
がん教育(2021年5月26日撮影)
スポーツとSDGs 成果物
スポーツとジェンダー講演会 (2020年12月10日撮影)

技術科・家庭科・情報科

技術・情報科

 技術科と情報科では、2つの教科がシームレスに接続された体系的なカリキュラムを組み、主に情報科学を中心に据えて STEAM 教育における Technology(技術)および Engineering(工学) の観点を重視した授業をおこなっています。様々なテクノロジーを体験的に学び、多面的なアプローチで問題発見・解決へ向けて探究を深めます。

技術・情報科の授業の様子1
技術・情報科の授業の様子2

家庭科

 家庭科では、衣食住、家族(保育領域、高齢者に関すること)、消費生活について考えたり、体験学習を行うことで実践に基づいて学ぶことを重視した授業を行っています。
 最終的には、これまでの自分を振り返り、今の自分を見つめなおし、これからの自分の生き方を自分でライフデザインする力を身につけることができます。

家庭科の授業の様子1
家庭科の授業の様子2

外国語科

 英語の授業では、6年間を通じて教科書や問題集の中の英語ではなく、自分の中に息づく英語「マイ・イングリッシュ」を育成します。前期課程では教科書の内容を中心に、後期課程では教科書外の探究的な内容を中心にオール・イングリッシュで授業を進めます。各学年、単元や学期の終わりにはディベート、ディスカッション、スピーチ、プレゼンテーションなどのアウトプットを行い、「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり・発表)」「書くこと」の力をつけていきます。卒業までに、大学の研究入門レベルに対応できる英語運用能力を身に付けること、また世界に発信できる英語力の習得を目指しています。

(前期課程2021年4月21日撮影)
(後期課程2021年5月10日撮影)

【突撃!授業参観】

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