神戸大学

神戸大学 大学教育推進機構

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フランス語圏の大学への留学・海外研修について

フランス語というと、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべますか?

短期研修について

夏休みやギャップタームを活用して、1ヶ月ほどの間、フランスの語学学校で勉強してみたいという学生は自分で調べて準備する必要があります。あくまでも自分の自己責任で行うことになりますが、アドバイス程度であれば国際コミュニケーションセンターのフランス語担当専任教員である廣田が相談に応じます。

また、フランスの語学学校への登録等に関しては、グロリア・ツアーズによる「フランス留学センター」が比較的親切な対応をしてくれるのでオススメです。

https://www.gloria-tours.jp/stage/staff/index.html

長期交換留学について

神戸大学はフランス語圏の様々な大学と交換留学協定を結んでいますので、神戸大学の在学生はこれを利用して一年間(あるいは半年)の交換留学をすることができます。学部生であれば、4年間での卒業も可能ですし、神戸大学基金などから助成金をもらえる可能性もあります。

https://www.kobe-u.ac.jp/international/study-abroad-programs/exchange/index.html

学部生が留学する場合、通常は3年生の秋から4年生の夏にかけて行くことが多いです。その場合には2年生の10~11月に学内申込、11月~1月に学内選考(書類、筆記試験、面接等)という日程になります。つまり、留学するなら遅くとも2年生の夏休みには具体的な計画を立てておく必要があります。

派遣先の大学は下記のように多数ありますが、2018年度からGEMsという学内システムにより、交換留学先の検索や申請ができるようになりました。(ログインには学内アカウントが必要です。)

https://www.kobe-u.ac.jp/international/study-abroad-programs/gems.html

必要とされる語学力について

多くの大学では、国際基準となっているCEFR(ヨーロッパ共通参照枠)における「B1」のフランス語能力を募集条件としています。 これは結構ハードな条件です。とはいえ、神戸大学に入学できた皆さんであれば、1年半の間、しっかり真面目に勉強すれば充分に達成可能なレベルです。 ただし、幾つかの大学では、さらにレベルの高い「B2」のフランス語能力を募集条件としています。具体的には、パリ第2大学、パリ第7大学、リール大学などがこれに当たります。「B2」となると、日本で真面目に勉強しただけでは達成は困難かもしれません。語学の素質がある人なら、1ヶ月程度の短期留学の経験があれば達成できるかも? 部局間協定の場合には、派遣先の大学や所属学部によって、フランス語の語学力を募集条件の中に含んでいないこともありますが、多くの場合、授業や日常生活で支障が無い程度の基本的なフランス語の能力は必要とされるため、コーディネーターの先生や担当事務職員の方に確認してみてください。 近年は、フランスの大学においても英語での授業を増やす傾向にあり、パリ第7大学などでは、完全に英語のみでフランス留学するということも可能なようです。英語での交換留学を希望する場合には、IELTSなどの英語能力が求められます。ただし、その場合には、留学中にフランス語による通常授業を履修出来ない点に注意しましょう。

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