学校だより
2025年2月26日
2025年度
15回生3年生が大阪フィールドワーク(史跡・観劇)を実施しました。
4/10(金)、15回生3年生が大阪市内で史跡探訪・観劇のフィールドワークを実施しました。昨年の猛暑の影響か、今年は桜の開花も遅く、ちょうど花見の機会にもなりました。
午前:大阪城公園(史跡)

午前中は、大阪城公園内で史跡やその周りに成立した文化を巡検しました。10月に研修実施予定の沖縄とはどう違うでしょうか?
生徒の振り返り(抜粋):
大阪城に関しては最早城じゃない。ただの城の形した博物館。でも、石垣に関してはある程度昔のものが残っているようだ。一つ一つの石がとても大きかった。また、外国人が非常に多く、展示があまり見えなかったうえに、売店の値段も異常で、カツサンドが1500円した。
今回のフィールドワークでは、ピースおおさかと大阪城に行った。ピースおおさかでは、資料館内にある、空爆により亡くなった人の名前が彫られている場所があり、改めて戦争の壮絶さを感じた。また、大阪城では海外からの観光客が多く、屋台も観光客向けの値段設定になっており、驚いた。
大阪城公園にはたくさんの商業施設がありました。「城」というのは外国人さんに人気なので、外国人さんに人気なアニメのグッズ店や、アニメフィギュアの展示会等が開かれていました。城の周辺にはたくさんの自然があって、渡り鳥の中でも比較的珍しいコマドリが来ていました。大阪は大部分が都市であり緑がないですが、この大阪城だけ大きな自然があり、渡り鳥達がここにしか降りれないから居たんだと思います。
大阪城ホールは様々なライブやイベントが行われていて常に人が絶えない場所です。そんな大阪城ホールの目の前にあるコンビニには、イベントなどで使うと予想される双眼鏡やご当地グッズなど私たちの住む場所にあるコンビニにはないようなものが売っていて、賢い戦略だなと思いました。
午後:ミュージカル観劇

午後は、大阪四季劇場にて劇団四季のミュージカル「Wicked」を観劇しました。音楽・舞踊と演劇が交じり合って大迫力のパフォーマンスです。1年生のときの「わくわくステージ」や「わくわくオーケストラ」、そして2年生で観劇した文楽と比較してどうだったでしょうか?
生徒の振り返り(抜粋):
ウィキッドは映画で前半だけ見てから劇団四季を見に行きました。圧倒的な歌唱力と生歌で圧倒されました。すぐに服が変わったり場面の切り替わり、演技力全てにおいて劇を感じれてすごく面白かったです。エルファバの「グリンダが良い魔女になるために悪い魔女になる」というところに凄く感動しました。よく、「非リアがいるからリア充のヤツらがいる」みたいなことをTwitterで見ますがいいものがあるなら悪いものがあって、悪いものがあるからいいものが目立つ。ということがわかりやすい劇だったという印象を受けました。容姿だけで対応の差が変わってしまうこと、悪いものは生きにくいというどうしようも出来ない現実を表していて考えさせてくれるような劇でした。
人物用のスポットライトだけでなく影専用のスポットライトがあって驚いた。学生時代の場面で、問題に立ち向かおうとしているエルファバの影は薄く、問題を見ないようにしているグリンダの影は濃かったので、人物のポジティブさやネガティブさを影で表現できるものなんだと新鮮な感覚だった。スポットライトのふちがぼやけているのが、魔法陣の光が縦に伸びているように見えて、とてもかっこいいなと思った。後半で「あなたはこれ以上やっていけないわ!」「物事を別の角度から見ているだけ。」と前半のセリフ回収が個人的に好きだった。
全体的に戦前社会~の大きな問題の暗喩に目が行った。オズの魔法使いたちに民衆がまんまと扇動されてくさまや民衆が暴走していくさまは戦間期ドイツに似ているし、「勘違い・すれ違い」が話を作る一つの大きなテーマなのも、それぞれに固有の事情があるのも、見た目で避けたり、、というのもなかなか絶妙な比喩だと感じた。
2025年3月20日(木)に駒澤大学にて実施された
日本地理学会春季学術大会高校生ポスターセッションにおいて、
12回生の森井美月さんが理事長賞を受賞しました。
本校の受賞は2024年3月20日(水)に青山学院大学にて実施された
日本地理学会春季学術大会高校生ポスターセッションにおいて
理事長賞を受賞した11回生の坂本泰惺さんに続き2人目です。
2025年2月16日(日)に実施された科学地理オリンピック日本選手権において
12回生の木川晴道さんが金メダルを受賞しました。
また、12回生の長谷川智己さんが銅メダルを受賞しました。
木川さんは2025年3月8日(土)9日(日)に実施された第3次選抜試験に進出しました。
交友を深める1年生と学びを深める6年生
神大附属、2025年4月の光景をお届けします。
中庭では、新しい友達とお昼ご飯を楽しむ1年生の姿が見られます。
図書室では、放課後に議論を交わし学ぶ6年生の姿が見られます。


避難訓練(シェイクアウト訓練)
4月18日(金)の授業後に避難訓練を行いました。新学年が始まり、学ぶ教室も変わったため、どのような経路でグラウンドに避難できるか確認を行いました。昨年は、5分51秒で避難を完了できましたが、今年は少し時間がかかり6分8秒での完了となりました。



4/14(月)、高大連携教科科目「価値創造の考え方」の初回授業日で、神戸大学眺望館(V.school)で附属中等教育学校の生徒(希望者)が大学生と受講しました。
神戸大学附属中等教育学校では、3年生以上の希望者を対象に神戸大学の授業の一部を、大学生と一緒に受講することができます。
また、神戸大学附属中等教育学校の単位「高大連携」として認められます(4年生以上)。

4/10(木)、令和7年度 課題研究合同発表会を開催しました。
中等2年の代表者、中等3年~6年生の全員がポスター発表を行いました。
また新入生も、先輩方の発表を熱心に聞いていました。
保護者・教育関係者を合わせて約200名以上のお申し込みがあり、盛況に終えることが出来ました。
お忙しい中ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

令和7年4月8日(火)、始業式を執り行いました。
また、出光佐三記念六甲台講堂にて、令和7年度入学式を挙行しました。
17回生の皆さん、ご入学おめでとうございます🌸
