学校だより

2024年7月18日

2024年度

自衛隊講演会(卒業生講話)を実施しました

7月17日(水)、自衛隊よりお二人の方をお招きして講演会を実施しました。一名は本校卒業生で、現在、海上自衛隊操縦士(パイロット)として活躍している岩井氏です。秋からは海外派遣勤務を控えていると話し、「小さな外交官」として奮闘する仕事ぶりについて、またその仕事にかける思いについて熱く語ってくださいました。

「国家を守る公務員。それが自衛官です。」

自衛隊兵庫地方協力本部 神戸出張所 所長 三等陸佐 原田修明氏

生徒による感想
  • 日本の現状なども沢山お話してくださった中で、それでも私は未来の話がとても印象に残っていて、宇宙に進もうとしている人達がいるんだと思ったら時代は地球だけに留まらないことを実感しました。
  • 近年、周辺国の脅威が増し、ロシアによるウクライナ侵攻の影響もあって世界情勢が緊迫している。自衛隊の存在価値が上がっている昨今の情勢の中、今日は実際にそこで働いている人の貴重な話を聞く機会に恵まれた。自分の中で自衛隊=飛行機というイメージが定着していたが、全方向に飛行可能でホバリングも可能なヘリコプターも意外と使われていたことを知った。また、休暇が意外に多いことや、海自の場合は様々な国に行けること、世界規模の軍事情勢のリアルを知れることなどから、将来の選択肢の1つに加えてもいいと思えた。自衛隊が不要だと主張する人々もいるが、今日のお話でやはり自衛隊は必要不可欠であること、日本国外では様々な問題が起こっていることを再認識できた。
  • 日本を守る最後の砦であり、国防の最前線で活躍されている現役の自衛官の方のお話をきくことができ、大変興味深く感じるとともに、そういった多くの方々の不断の努力によって私たちが今当たり前に感じている平和がもたらされていることを改めて感じ、その奮闘に感謝の気持ちを抱いた。

「国防の最前線に立ってみて」

第23航空隊 第231飛行隊 回転翼操縦士 海曹長 岩井直人氏(本校卒業生)

生徒による感想
  • 自衛隊は日本の最後の砦という言葉がかっこいいなと思った。先輩の話を聞いて、やりたいと思った事があったら、誰になんと言われてもそれに向かって努力することが大切だと感じた。
  • 船の上で、ヘリコプターをほんの小さな四角にはまるように着陸しないといけないのが、めっちゃ難しそうだし命懸けなので大変そうだなと思った。
  • 平和ボケしているが、これは自衛隊の方たちのおかげであると実感できた。
  • 私たちは日常生活の中で平和な側面しか見ていない一方で、命を懸けて日本を守ってくださっている方々がいることを改めて感じた。自衛隊の方は、自分の仕事にとても誇りを持っていて、私もあんな風に誇りを持てる仕事に就けたらいいなと思った。
  • 自衛官の方々が使命感をもって自衛隊に入隊し、国防のために一般人からは想像もできないほどの過酷な環境、厳しい訓練を乗り越えていることをひたひたと感じた。自分が生ぬるい日常を送ることができているのもそういった覚悟によるものだと思い、生活におけるマインドを改めて生きていこうと思った。

米谷充史先生(神戸大学人文学研究科)に御講演いただきました

6月26日(水)、希望生徒を対象に、FITレクチャーとして、神戸大学の米谷充史先生に「心理学入門」というタイトルで御講演いただきました。
心理学の概念や考え方を分かりやすい例などを用いて説明をしてくださいました。

生徒たちの感想
・さくらを入れた実験の仕方がとても面白いと思ったし、それが心理学においての実験の一つなのだということがとても印象に残った。
・個人的には累積比率のグラフの考察の仕方のくだりがなるほどって思った。
・様々な心理実験があって、それぞれ色々な実験の仕方があること。また、心がどこにあるのかという話は印象に残った。

オープンスクールを実施しました

6月22日(土)にオープンスクールを実施しました。天候が気になりましたが、なんとか大雨には降られず、無事に終了することができました。以下、ご参加いただいた方からの声(一部)です。

満足度が高かったイベント

①生徒による学校説明会Ⅲ ②生徒ASTAによる理科授業 ③教員による社会科授業

感想・意見

  • 特色のあるカリキュラム、校風であるという事は、存じ上げておりましたが、実際学校に訪問させて頂き生徒の皆さんの探究心、研究への取組みや、丁寧に説明をして下さる姿に感銘を受けました。学校や在校生の方々の雰囲気がよく伝わってきてお伺いさせて頂いて大変有意義な時間となりました。
  • 学校の特色がよく分かるオープンスクールで、有意義な時間が過ごせました。気軽に先生や生徒の方からリアルなお声を聞けたのも満足度が高かったです。
  • オープンスクールの運営に関わる生徒の皆さんが、親切で礼儀正しく、テキパキとしていることも、とても好感が持てました。
  • It is well organized and the students and teachers speak very good English. I am very thankful for everyone who assisted us since we have many questions in English.
  • とても暑かったです。初めて公立のオープンスクールに参加したので、施設、設備は私立のほうがいいのかなと思ってしまいました。
  • オープンスクール自体に不満は無いのですが、やはり行き帰りが大変で、子供たちは歩くのでしょうが、親にとっては暑い中バスに乗れなかった方や自分も乗れなかった場合の事など不安がありました。

2年生が文楽鑑賞教室・大阪FWに出かけました

6/12(水)に、2年生が国立文楽劇場で開催された「文楽鑑賞教室」にて、『二人三番叟』および『菅原伝授手習鑑』「寺入りの段」「寺子屋の段」を鑑賞しました。

生徒の振り返り(抜粋):

一番最初に披露していた二人三番叟の内容は家である程度調べてきていて、とても縁起の良い文章が並べられているなとだけ思っていましたが、いざ本物を見てみるととても迫力があり太夫の太い歌声と三味線は圧巻でした。さらに途中でユーモラスな一幕もありくすっと笑ってしまいました。その後主遣いのかたの説明を見て感じたのは最初棒に引っ掛けられてだらんとだらしなくぶら下がっていた人形が、文楽の方が操るとさも意思を持っているように走って、はねて、見得を切っているのが衝撃でした。最後の菅原伝授手習鏡を見ているとき特に女性の役に僕は引き込まれました。太夫のとても女性的な声色がまず驚きで声の高さは女性に寄せていますが、しかし男の声であることに変わりはないのに何故か女性の声に聞こえるのが衝撃的でした。また人形を操っている人の巧みさにまた驚かされました。男性の動き方は女性と比べて直線的なイメージがありますが、女性の動き方は曲線であり、くゆりくゆりと動くさまを表すのは非常に難しいでしょう。荒々しくなく、しかし動きのある女性の動きを見事に表しておりびっくりしました。

私は、パンフレットやインターネットで、ある程度、話の流れや見どころを調べていたので、そこに注意しながら観させていただいたのですが、「この場面どう表現するのだろう?」と思っていたところも、人形なのに、一人一人の感情がちょっとした所作に浮き上がっていて、驚きました。

特に素晴らしいと思ったところは、松王丸が、自分の子の首と分かっていながら菅秀才の首だと言い放った後、寺子屋から出てすぐのシーンで、松王丸が一瞬、ふっと下を向いて肩を揺らすところです。ここは、表面上は強がっている松王丸の人間らしい、弱い面が急にあらわになったので、この場面でさらに物語にぐっと引き込まれました。

文楽鑑賞後、次年度予定されている沖縄研修旅行の班別研修の予行として、生徒自らグループを作り、グループ単位で昼食を含めた行程を立てて巡検するFWを実施しました。

生徒の振り返り(抜粋):

大阪歴史博物館では絵画をみるというよりかは自身が実際にこの時代はどんな様子だったのかを感じることの多い博物館でした。博物館オリジナルで江戸時代の川に架けられている橋や明治、大正あたりの街並みなどを細かく作られていたのですごい、と思いました。また、実物や街並みの模型、地層も展示しており、時代ごとに階層が分かれていたためどのように変化していったのかが分かりやすく面白かったです。特に富本銭を実際に見たのは初めてだったのでうれしかったです。

班別行動で道頓堀など色々な場所に行った時に、外国人観光客の割合が多かったり川の近くのお店では外国人が働いていたり経営しているお店や韓国で人気の食べ物を売っていたり海外から日本に来たお店などが多く集まっていた。でも老舗のお店などは少なく、若者向けのお店の方が多かった。ここから道頓堀などの観光地は観光客に向けたお店や若者などに向けたお店が多くあることがわかった。

私の班は6人グループでしたが、最初は違うチームだったところと合体したこともあり行きたい場所が微妙に異なっていてまとまって行動することが大変でした。なので次からは本当に行きたいと思っているところを事前によく確認しグループ内の皆が納得できるような計画を立てたいです。

第12回兎原祭は盛況のうちに終了しました

2024年5月17日(金)と18日(土)の2日間、本校舎にて第12回兎原祭(本校文化祭)を行いました。2日間合わせて4854名の方にお越し頂きました。

今年度も例年通り大盛況で、縁日や演劇、お化け屋敷など、様々な企画が行われました。また、木材やパイプを用いた本格的なジェットコースター企画の実施や、7つの外部食販の誘致成功など、年々兎原祭はアップグレードしています。

まだ歴史の短い文化祭ですが、生徒のみで構成された兎原祭実行委員会によって運営がなされており、第12回兎原祭も無事成功させることが出来ました。

(文章・画像:兎原祭実行委員会広報局)

第12回兎原祭テーマ「SPARK」をイメージしたとげたん

6月7日(金)、「うばら読書会」様から生徒会執行部に卒業証書をデザインしたパネルを寄贈いただきました。卒業式での記念撮影などで活用させていただきます。

FITレクチャーで認定NPO法人「D×P」より今井紀明さんにご講演いただきました。


6月20日(木)、希望生徒・保護者を対象に、FITレクチャーとして、認定NPO法人「D×P」理事長の今井紀明さんに「NPO 起業家が作る子どもたちのセーフティネットについて」というタイトルで御講演いただきました。
今井さんの活動内容はもちろん、考え方や行動力に刺激を受けている生徒が多い様子でした。

参加した生徒の感想より抜粋
・必要とされていることに対して自分のできる範囲で最大限にやることが大切だと刺激を受けました。
・自分の力でわかることや、自分に身近なことについてはずっと粘り強くやっていくことができるんだと思った。

今井さんより:
認定NPO法人「D×P」では現在、グリ下の支援としてクラウドファンディングを行っております。(今回の募集は6/30(日)まで)
https://camp-fire.jp/projects/view/755370#menu
今までにない仕組みは自分達で作っていくことが必要だと思っており、何とか今回資金調達ができればと考えております。
ご賛同いただける方のご支援・ご協力や内容のシェアをご無理のない範囲でよろしくお願いいたします。

6月7日(金)、本校生徒会主催で味の素株式会社アミノバイタルの田津原様をお招きし、熱中症対策講習会(勝ち飯講習会)を開催しました。部活動の部長・副部長を中心に多くの生徒、顧問の先生方、さらに、保護者のみなさまにはオンラインで参加していただきました。熱中症や食への関心の高さがうかがえました。講義では、アミノ酸を中心として暑さに負けない体づくり、水分補給のタイミングや量、運動前後や最中で摂取した方がよいサプリが異なることなど、多くのことを学びました。熱中症と食事の関連性を実感し、普段の食事からバランスよく栄養素を摂って暑さに負けない体づくりに取り組みましょう。

日本水産学会春季大会「高校生による研究発表」で受賞

3月29日に東京海洋大学で開催された令和6年度日本水産学会春季大会「高校生による研究発表」で、本校5年生(11回生)の永山晴さんが「魚の聴力と学習能力によるコントロール」という演題で発表し、優秀賞を受賞しました。

日本地理学会2024年春季学術大会 高校生ポスターセッションで受賞

本校6年生(発表当時5年生)が令和6年3月20日(水・祝)に青山学院大学で開催された

日本地理学会2024年春季学術大会高校生ポスターセッションにて

理事長賞を受賞しました。

第68回システム制御情報学会 高校生ポスター発表セッションで受賞

本校4名が、KP(総合的な探究の時間)で研究した成果を、5月26日(日)開催の「第68回システム制御情報学会 高校生ポスター発表セッション」に参加発表し、全員が下記のとおり受賞することができました。

長森理志さん(5年生):株式会社MGIC賞
髙垣知伸さん(6年生):大学教員が選ぶイチオシ研究賞
和田稜平さん(5年生):企業研究者が選ぶイチオシ研究賞
丸田隆仁さん(5年生):グラフ探索活用賞

FIT Lecture「動物の耳はどのように進化した?」を実施しました

5月1日(水)、Future Innovator Trainingの取り組みの一環として、本校教諭の樋口が「動物の耳はどのように進化した?」と題して講演を行いました。1〜5年生と保護者の計37名が参加しました。

参加者の感想より(抜粋)

  • ヤツメウナギが一半規管の形をしていても折れ曲がりがあることで二半規管の前後左右を感じる働きを読み取れるのが面白いと思った。(3年生)
  • 授業とかで耳の研究してたとは聞いていたが、実際にどのような研究を経てどんなことを解明したのか知らなかったので非常に興味深かった。ぱっと見じゃわからないから発生のメカニズムを考えようとするのがすごいと思う。聞くだけならぱっと見すぐできそうだけど、実際には様々な試行錯誤の上で出てきた結果なのかなーって思った。(3年生)
  • ヤツメウナギが、幼生のときはcommon crusを持っていたが消えたというのが非常に興味深かった。系統樹の形が変わるだけで進化イベントのパターンが増えてしまうことがあるのが面白かった。(3年生)
  • 授業で分からなかった内容を今日FITを受けて理解できたし、動物の内耳の半規管について詳しく知ることができました。1つの研究をするのにはたくさんの人が関わっているんだと改めて知ることができました。(3年生)
  • 内容はまだ知らない分野だけど、説明がわかりやすかったので、理解しやすかったです。特に、ヤツメウナギが「一半規管」を持っている理由についての研究がおもしろかったです。(1年生)
  • 僕は今まで動物の耳の進化についてはほとんど考えたことがありませんでした。ですが、今回の講義を聞いて、動物の耳に興味が湧きました。というのも、耳はもともと傾きや平衡感覚を感じるためのものだということを初めて知ったからです。さらに、二半器官だと思われていたヤツメウナギの内耳は実は一半器官で、リングが少し折れているものだと聞いた時にはびっくりしました。今回学んだことを、KPなどに生かせたらなと思います。今回は耳の進化についてわかりやすく教えてくださり、ありがとうございました。(1年生)
  • 今回の講演では系統樹から進化の過程についていつもとは違う考え方でウナギの耳の構造を知ることが出来ました。ヤツメウナギの耳の構造は、一見すると二半規管だが曲げられているだけであり形成された二つの孔が融合して一つの孔となり本当は一半規管であることが分かり、とても興味深かったです。研究で試行錯誤しながら突き進むことで新たな発見に繋がることを改めて実感し、これからの学びに活かしていきたいと思いました。(2年生)
  • 日常でもよく聞く三半規管が出てきた。今までは三半規管について、「飛行機では三半規管ががやられるから耳栓しないと」などと言われて、イメージでは耳・口・鼻のことだと思っていた。だけど、今回の講義を受けて、耳の中の管三本のことをまとめて三半規管と呼ぶことを知れたし、二半規管などほかの種類の耳があることも知れた。途中難しいところもあったが、人やゼブラフィッシュなどの三半規管を持つ生物と、ヤツメウナギやヌタウナギなどの一半規管を持つ生物の耳の大きな違いは、common crusがあるかないかであるということを知れた。(2年生)
  • 内容は聞き漏れもあって全て理解した訳ではありませんが、ゆっくりと説明されたので分かりやすかったです。「この順に進化した」という社会で本当だと言われていたものや真実だと思われているものが違ったことが驚きました。常に本当なのかをそれが当たり前であったとしても考えなければならないなと思いました。(3年生)
  • 半規管から進化の様子を読み取ることができることがとても興味深かったです。また研究の方法についても立体構造を使って結果を示していたり、とてもきれいで分かりやすくて参考になりました。(5年生)
  • 思っていたよりも難しい内容で終始考えながら講義を受けていました。ヤツメウナギとヌタウナギなどと初めて聞くような生物にも耳の様なものがあることに驚きました。自分たちと他の生物は繋がりがあるんだなと実感することができました。(4年生)
  • 学生時代に受けた生物の講座で、先生が「今皆さんが学んでいるサイエンスは(生物に限らず)、ある一方的な見方で見ているに過ぎない。こういうルールで考えたら説明がつく、といったもの。もしそういった常識にとらわれない大きな発見をしたら、全く違うことが見えてくる可能性がある」と言われたのがとても心に残っています。私自身は進化論について中学レベルもない程度しかわかりませんが、今はDNA解析により点と点を結ぶ線ができて、これまではできなかった深い議論がさらにできるようになったのはすばらしいと思いました。(保護者)
  • 生徒が普段どのような授業を受けているのか体験できて非常に貴重な経験となりました。専門的な内容を噛み砕いた説明で聞けて非常に実りある時間を過ごせました。ありがとうございました。(保護者)

4月11日(木) 本校において課題研究合同発表会を開催しました。

全校生徒参加による課題研究合同発表会です。2~6年生全員が、それぞれの課題研究についてポスター発表を行いました。
入学して間もない1年生も、先輩の発表を聞いて熱心に質問をしていました。

本校生徒3名が「中高生・スポーツデータ解析コンペティション―2023―」で受賞しました。

本校生徒3名が、中高生・スポーツデータ解析コンペティション―2023― で下記のとおり受賞しました。

優秀賞 11回生 髙垣知伸さん NPBにおける投手が活躍でき、評価される環境とは? ~活躍投手の分布と年俸から~ 
敢闘賞 12回生 高橋祐羽さん NPBにおける先発投手の新指標の提案 
敢闘賞 12回生 和田稜平さん 得点を最大化するための打順の組み方 ~シミュレーションを用いて~

本校生徒が第20回日本物理学会Jr.セッション(2024)にて審査委員特別賞を受賞しました。

本校生徒2名が第20回日本物理学会Jr.セッション(2024)に登壇し、KP(総合的な探究の時間)で研究した成果を発表しました。その結果、北 奈佑美さん(11回生・6年生)が審査委員特別賞を受賞しました。発表題目は「チューニングの合っていないティンパニに見られる、減衰・うなり現象の研究」でした。

4月8日(月)神戸大学出光佐三記念六甲台講堂において入学式が挙行されました

校長式辞より(一部)

一二一名の新入生のみなさん、神戸大学附属中等教育学校への入学おめでとうございます。みなさんの入学を、教職員一同、心から歓迎いたします。=略=
十六回生が最上級生になる時、本校は創立二十年を迎えます。みなさんひとりひとりが、本校の新しい伝統を築く主役です。しっかり学び、夢に一歩ずつ近づいていきましょう。
本校での学びを始めるにあたり、みなさんに大切にしてもらいたい三つの言葉を贈ります。一つは「命」、もう一つは「愛」、最後の一つは「健康」です。「命」と真摯に向き合いましょう。自分の命はもちろんのこと、他の人の「命」を大切にする人になりましょう。「愛」のある人になりましょう。自分を愛するように、他の人を愛しましょう。思いやりのあるヒトになりましょう。「健康」を常に心がけましょう。よりよく生きるためには、心身の「健康」が土台になります。=略=
一六回生一二一名、ひとりひとりが輝く未来を描いていくことを強く願い、式辞といたします。

新入生代表「誓いの言葉」より(一部)

自由とは、自らの行いを自分自身で見つめ、責任や義務を果たしたうえで、この先どうより良くしていかなければならないのかを、自分たちの意思で考えることだと思います。
感情のみで動くのではなく、行動一つ一つに意味を持たせ、自分 ができる最大限の行動を、生徒同士の関りを深め、規律を守り、かつ自由に生徒が生活できる目標を目指すべきだと考えます。
時には間違えることや、自らの行動に悩む時もあるかもしれませんが、私たちは共に学校生活を送る仲間と支え合いながら、互いを高めあっていくことを誓います。

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