外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠(CEFR)
・公式ページ(英語・フランス語): https://www.coe.int/en/web/common-european-framework-reference-languages/
・「参照枠(英語版)」掲載ページ: https://rm.coe.int/1680459f97
CEFR は40 の言語で発行されており、日本語版は書籍として出版されています。(吉島茂・大橋理枝(編訳)『外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠』朝日出版社、2004 年)
「ヨーロッパ共通参照枠」は、ヨーロッパの言語教育に共通の一般的基盤を与えることを目的に設けられています。学習者が言語をコミュニケーションのために使用するためには何を学ぶ必要があるのか、効果的に行動できるようになるためにはどんな知識と技能を身につければよいかを総合的に記述したものです。
「基礎段階の言語使用者」A1・A2、「自立した言語 使用者」B1・B2、そして「熟達した言語使用者」 C1・C2 の6 段階のレベル分けの他、「複言語主義」 や「行動中心主義」など、欧州外のドイツ語学習に とっても示唆となる観点がたくさん含まれています。