入学者の声

教員の声


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工学部応用化学科

西山 覚 教授

「志」特別選抜が始まって3年が経過し、令和4年度末に初めて学生が卒業を迎えます。まだゼミや卒業研究配属で密に学生と接触する機会が無いので、特別選抜で入学した学生の本当の印象を伝えられるか不安ですが、いくつかの機会で得た経験から述べたいと思います。

本年度1年次生後期に実施される学生実験を担当することになり、「志」特別選抜で入学してきた学生と接する機会を得ました。学生実験では、2~3名で班を組み実施しています。特別選抜を経た学生は、班の中でも中心的存在としてリーダーシップを発揮していました。実験終了後にも履修している専門科目などに関する質問をしてきたり(小職が担当していない科目)、大学院には進学すべきなのか、また博士の学位は取得した方が良いのか、特に力を入れて習得すべき科目や取得した方が良い資格など、将来のキャリアに関する点もどしどし聞いてきたりしました。1年次から自分の将来についてかなり熟考していると感じました。

私たち教員も、こうした学生をしっかり受け止めて教育・指導をしないと本学の教育システムに不満を感じて、他大学の大学院に進学するかもしれないとの危惧さえ持ちました。モチベーションの高い学生への入学後の対応も重要であると感じています。

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