入学者の声

4期生の声

2024/07/26 Updated

2022/11 Updated

文学部人文学科

奈良県 奈良県立奈良高等学校出身 2022年11月掲載

神戸大学入学後の今、取り組んでいることや志を受験しようと思った動機

私は演劇に興味があって、高校生の時に演劇プロジェクトに参加したり劇団に入って活動したりしていました。そして大学に入ったら、演劇を通した表現の伝わり方や演劇を使った教育について学びたいと考えていました。「志」特別選抜は大学で学びたいことやそれまでの活動が選考で評価してもらえるので、やりたいことがはっきりしていた私にとっては嬉しいチャンスでした。

文学部の1回生は一般教養を身につける段階で、まだ専門的な勉強が始まっていません。今はとにかく幅広く知識を身に付けたり、「学ぶ」ということについて考えたりしています。それが今後、自分のやりたいことを多方面から捉えたり他分野とのつながりを考えたりする力になると思います。今も続けている劇団での活動でも大学での学びが生きることがあります。

また、「志」では、同じ選抜方法で入学した人との交流の機会があります。自分が知らなかった他学部の研究や活動について知ることはとても良い刺激になりますし、自分よりもずっと深い学習をしている同年代の人の話を聞くと「自分ももっと頑張らないと」と思えます。

「志」特別選抜を受けようと思っている人へのアドバイス

普段から物事について深く考えることが大事だと思います。情報を集めるアンテナを張ることや自分とは違う立場や考え方を持つ人と関わることは自分を肥やすことにつながります。そして、自分の考えを見つめ直し、更新し続けてください。

今まで学んできたことや活動が評価される入試方法はまだ数少ないと思います。自分の強みを活かして大学に入ることは、それまでの学習をさらに広く深く研究するモチベーションにもつながります。これまでに培ってきたものを活かして、そしてさらに高められるように頑張ってください。

工学部市民工学科

兵庫県 兵庫県立豊岡高等学校出身 2022年11月掲載

神戸大学入学後の今、取り組んでいることや志を受験しようと思った動機

私は、神戸の街に地元とはまた違った魅力を感じたこと、将来街づくりに携わりたいことといった市民工学科で学びたい理由がありました。だから、筆記試験の他に、志望理由や熱意、関心を自分の言葉で直接先生方に伝えることのできる志入試制度にとても魅力を感じ、受験しました。

そして、入学してからは、まだまだ専門科目はそれほど多くはないですが、これから先必要となる基礎を学んだり、同じ目標を持つ仲間たちと意見交流して新たな学びを得たりと充実した学生生活を送っています。現在、GCP(工学部の海外留学プログラム)に参加し、来年コロナが収まればオーストラリアで工学を学べるように講義を受け勉強しています。

「志」特別選抜を受けようと思っている人へのアドバイス

志入試の筆記試験では、基礎的な部分が問われるため、学習の基礎である授業を疎かにしないことが大切です。そして、経験豊富な高校の先生にアドバイスを貰いながら、入試で後悔しないように自分の伝えたいことを固めていくことも大切だと思います。これから志入試を受けようと思っている方は、高校時代に特別で大きな活動をしなければ合格できないと考えているかもしれません。しかし、高校で行った活動でよくできたと思うこと、部活やボランティア参加というようなことでも、その活動から得た考えと表現次第で活動の見え方は変わると思います。皆さんの志合格、応援しています!

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