国語科

 国語科では,附属中学時代より30年以上総合単元学習を授業に取り入れ、実践してきました。総合単元学習とは,生徒自身の身近な問題や疑問から学習課題を設定し,学習課題に対して「読むこと」「書くこと」「話すこと・聞くこと」をバランスよく展開し,総合的な言葉の力を獲得すると共に心の育成を図る学習法のことです。本校では「見ること」も意識し,生徒自身が興味・関心を抱く教科書以外の文章や情報メディア,図表・写真等の非連続テキスト等を学習材に取り入れています。
 2020年度の授業研究会では、“「みる」ことを書くことにつなげる−《最後の晩餐》を読み鑑賞文を書く−”という単元(第1学年)で実践をおこないました。本校国語科が伝統的に実践してきた「見ること」を取り入れた単元学習になります。神戸大学人文学研究科の宮下教授の講演や、作品を選んで鑑賞文を書く活動を通して、「みる」の様々なレベル(見る・観る・視る)を理解し書く活動へと還元していきました。

神戸大学人文学研究科宮下教授による講演会の様子

VIEW21(Benesseの学校教育情報誌)2013年度12月号 新課程教科指導最前線で本校の取り組みが取り上げられました。

充実が求められている言語活動を授業にどう取り入れるか

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