活動紹介

参加者の声

進学・就職

ダブルディグリー

高麗大学校から神戸大学

国際大学院

キム・ギダムさん

プロフィール:2019年、高麗大学校国際大学院に在籍中、神戸大学国際協力研究科国際協力政策専攻にダブルディグリープログラムで1年間留学。2024年よりUNDP(国連開発計画)ラオス事務所にて、モニタリング・評価・学習スペシャリストとして従事。

Q1:現在の職務内容を教えてください。
UNDPラオス事務所にて、不発弾(UXO)セクターのプロジェクトを支援しています。主な業務は、モニタリングと評価、ドナー向け報告書作成、政府機関や実施パートナーとの調整です。プログラムの公約やドナーの要求事項を、具体的かつ期限に沿った規定通りの成果物へと反映させる支援を行うとともに、モニタリングの枠組みや内部調整プロセスの強化にも取り組んでいます。

Q2:現在の活動で印象に残っている経験はありますか?
最も印象深い経験の一つは、不発弾の調査や撤去作業が現在も行われている汚染地域への現場視察(フィールド・ミッション)に参加したことです。撤去作業を直接目にすることで、現場の現実をモニタリングや報告に結びつけることの重要性を再認識しました。また、エビデンスに基づいたモニタリングが、いかに運営上の意思決定を支え、不発弾対策というハイリスクな分野において、より安全なコミュニティづくりに貢献しているのか、理解を深めることができました。

Q3:なぜ現在のキャリアを目指したのですか?
政策レベルの議論と、現場で実際に起きていることを結びつけられる仕事に関心がありました。経験を重ねる中で、抽象的な議論にとどまるよりも、自分の仕事が実際の現場の文脈に結びつき、実践的な意思決定を支援できるときに、最もやりがいを感じることに気づいたからです。

Q4:キャンパスアジアプログラムで特に印象に残っている経験はありますか?
特に価値があったと感じているのは、ゼミの存在です。学生同士が率直に意見を共有し、建設的なフィードバックを行い、お互いの足りない部分を補い合える場があったことは、私の学びに大きな影響を与えました。「正解」を出すことに焦点を当てるのではなく、皆で考え、より良いアプローチを模索していく姿勢が重視されていました。
また、教室外での キャンパスアジアのネットワークも印象的でした。ウガンダやラオスで働く中で、プログラムを通じて先輩や後輩とつながることができ、卒業後もプログラムでの経験が継続して、支えられていると感じました。

Q5:キャンパスアジアプログラムでの学びが現在の活動にどのように活かされていますか?
このプログラムを通じて、理論と実践を結びつけて考える思考法を身につけることができました。現在の UXO セクターでの業務において、モニタリングは単なる数値や報告書作成ではなく、現場で何が起きているのかを理解し、その現実を正確に反映することが重要です。キャンパスアジアで培った学術的基盤は、この仕事に対してより深く、かつ批判的な視点で向き合う支えとなっています。

最後に在校生・後輩へのメッセージをお願いします。
最初からすべてを明確にしておく必要はありません。たとえその時は小さく見えるものであっても、実際の現場で物事がどのように動いているのかを学べる経験を積んでみてください。現場に触れること、好奇心を持つこと、そして学び続ける姿勢は、完璧に計画された進路よりもずっと大切です。

参加者の声 一覧に戻る