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What's New

 

2024.09.06

酒井友希特命講師、本研究科博士課程前期課程修了生の上野亜紀さんと米塚広樹さん、石崎公庸教授らによる論文がDevelopment誌に掲載されました。低分子量Gタンパク質の活性制御がコケ植物ゼニゴケの配偶体世代における形づくりに果たす重要な役割を明らかにしたものです。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.08.08

星野雅和助教らの参画する研究グループの論文がNature Ecology & Evolution誌に掲載されました。褐藻カヤモノリ属では、有性生殖が基本ですが、雌個体のみで単為生殖のみを行う系統が複数回進化しています。本論文では、これらの無性的生活環への移行過程で、雌配偶子の形質や遺伝子発現、ゲノムがどのように進化するのかを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.08.08

末次健司教授が、イワタバコ科の低木「ヤマビワソウ」の小さな種子がバッタの仲間であるカマドウマによって食べられ糞とともに散布されることを発見し、その成果をPlants, People, Planet誌に発表しました。本成果は、ホコリのように小さな種が昆虫に食べてもらうための適応として進化した可能性を示唆するものです。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.06.18

(広報)5月下旬に3年ぶりの西表島野外実習が実施されました。実習の様子はこちらのページをご覧ください。

2024.06.05

石崎公庸教授と水谷正治教授(農学研究科)らによる、コケ植物産業利用の取り組みがニュース番組で紹介されました。YouTubeにてこちらからご覧いただけます。


   

2024.05.09

(論文発表)末次健司教授が、ワラジムシやハサミムシが植物の種子の運び屋さんとして活躍していることを発見し、その成果をPlant, People, Planet誌に発表しました。種子がこれほど小さな動物の消化管を通過して運ばれるとは考えられておらず、本研究が世界最小記録となります。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.04.23

(論文発表)星野雅和助教が参画する研究グループが褐藻類の性決定に関与する遺伝子を特定し、その成果をScience誌に発表しました。哺乳類ではHMG-boxを持つSRY遺伝子が性決定に関与することが知られていますが、動物とは10億年以上独立に進化してきた褐藻類においてもHMG-boxを持つ遺伝子(MINと命名)が性決定に関与することが明らかになりました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.04.23

(論文発表)星野雅和助教と上井進也教授らの研究グループが、紅藻ヒビロード属から2新属2新組み合わせ1新種をPhycological Research誌にて提唱しました。日本においては、沖縄島に生育する種が新種(シマヒビロードと命名)であったことを明らかにしたほか、1932年に瀬戸内海から新種記載されたヒメヒビロードを新属Himehibirhodiaへ移しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.03.01

(論文発表)末次健司教授らの研究グループが、新属新種の光合成をやめた植物「ムジナノショクダイ」を発見し、その成果をJournal of Plant Research誌に発表しました。日本から新種記載と同時に新属が設立され現在もその属名が認められている維管束植物は、最新のものでも1930年にまでさかのぼり、今回の成果は世紀の発見といえます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.02.20

(論文発表)末次健司教授と西垣宏紀さん(末次研、大学院生)らが、送粉者を「殺す」唯一の植物とされてきたテンナンショウ属の1種において、その主要な送粉者が腐った花序を「育児室」としていることを解明し、Plants, People, Planet誌に発表しました。本発見は、騙しあいと助け合いが表裏一体であることを示唆しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.01.23

(論文発表)川井浩史特命教授が参画する国際共同研究グループの論文がCurrent Biology誌に掲載されました。褐藻とその近縁群および紅藻を対象とする葉緑体ゲノム情報の大規模解析と藻類化石情報の再検討によって、褐藻の起源がこれまで考えられていた約2億年前より大幅に古く、約4.5億年前(オルドビス紀)まで遡り、その後約2億年前(ジュラ紀)に多様な体制や生活史型の進化が起こった可能性を明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2024.01.10

(広報)末次健司教授の研究が、1月15日(月)・22日(月)放送のNHK・BS「ワイルドライフ」で紹介されます。詳しくはこちらのページをご覧ください。



2024.01.04

(受賞)連携講座・発生生物学講座の倉谷 滋先生が、「脊椎動物の体の形づくりと進化プロセスの研究」で、2023年度 朝日賞(朝日新聞文化財団主催)を受賞されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。


2024.01.03

(広報)末次健司教授が、博士前期過程修了生の橋脇大夢さんとともに、その研究成果が海外メディアで数多く取り上げられたことを理由に講談社クーリエ・ジャポンの「2023年に世界が注目した日本人100」に選ばれました。詳しくはこちらのページをご覧ください。


2023.12.22

(論文発表)本研究科博士課程前期課程の鳴瀧葵さん、近藤侑貴准教授らによる論文が、Plant and Cell Physiology誌に掲載され、12月号のEditor’s choiceに選ばれました。糖の中でもショ糖がシグナルとして維管束幹細胞の分裂と分化のバランスを制御することで分裂組織の維持に働くことを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.12.19

(論文発表)博士後期課程の片所諒子さんと鎌田真司教授らの研究グループによる論文がScientific Reports誌に掲載されました。50年以上前に報告された老化細胞が巨大化する現象について、その分子メカニズムと生理的意義の解明に世界で初めて成功しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.11.10

(受賞)連携講座・発生生物学講座の林茂生教授が、令和5年度兵庫県科学賞を受賞しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。



2023.10.28

(受賞)10月28日に開催されたサイエンスフロンティア研究発表会において、本専攻博士前期課程の髙須美央さん(横井研)が優秀発表賞を受賞されました。受賞おめでとうございます。詳しくはこちらのページをご覧ください。


2023.10.20

(論文発表)坂山英俊准教授と神谷要氏(米子水鳥公園)らの研究グループの論文がThe Journal of Japanese Botany誌に掲載されました。国内では国指定天然記念物として知られる淡水藻類の絶滅危惧種シラタマモの日本海側における国内唯一の生育地(鳥取県)を発見し、DNAバーコーディングによりその系統的位置づけを明らかにしました。詳しくは植物研究雑誌および朝日新聞デジタルのページをご覧ください。

2023.10.20

(論文発表)学部卒業生の大石紗友美さん、博士前期過程修了生の佐々木淳成さん、岡田龍一研究員、佐倉緑准教授と理化学研究所、京都大学などからなる研究グループによる論文がCurrent Biology誌に掲載されました。寄生虫ハリガネムシによる宿主カマキリの行動改変に、宿主から寄生虫への遺伝子水平伝播が関与する可能性が示されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.10.18

(論文発表)末次健司教授らが、マルハナバチの不在環境が、マルハナバチに受粉を託すはずの「アケボノシュスラン」の進化に与える影響を解明し、その成果をNew Phytologist誌に発表しました。マルハナバチ不在環境下で「アケボノシュスラン」は、全てアケボノシュスランとシュスランの雑種に置き換わっており、これがマルハナバチ不在環境での存続を可能にした主要な要因と推測されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.10.12

(論文発表)末次健司教授と鳥取大学の上中弘典准教授らの研究グループが、ラン科植物特有の発芽メカニズムを明らかにし、その成果をPlant Physiology誌に発表しました。一般的には種子発芽を促進するジベレリンの生合成を抑制することで、ラン科植物では発芽が促進されることが分かりました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.10.11

(論文発表)末次健司教授らは、飛べない昆虫「ナナフシ」の長距離分散の証拠を遺伝解析により発見し、その成果をProceedings of the Royal Society B誌に発表しました。ナナフシの卵は鳥に食べられても、一部はふ化することから、鳥に食べられることで長距離分散している可能性が高いといえます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.09.08

(論文発表)末次健司教授らの研究グループは、国内希少野生動植物種に指定されている「ハガクレナガミラン」として認識されていた植物の中に、日本では記録のなかった別の種が含まれていたことを解明し、その成果をActa Phytotaxonomica et Geobotanica誌に発表しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.08.25

(論文発表)末次健司教授が、キノコを食べるラン科植物の1種が本来はキノコを食べるハエに受粉の見返りとして繁殖場所を提供していたことを明らかにし、その成果をEcology誌に発表しました。この特殊な共生関係のカギは、ラン科植物側がキノコを食べることで成分的にもキノコそっくりになっていることにあると考えられます。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.08.25

(広報)末次健司教授が、光合成をやめた植物の写真絵本『「植物」をやめた植物たち』を出版しました。光合成をやめた植物の一生を丁寧に描いたもので、末次教授のこれまでの研究が分かりやすく解説されています。詳しくはこちらのページをご覧ください。




2023.07.31

(論文発表)学術研究員の後藤千恵子博士、本研究科博士課程前期課程修了生の池上聡さん、深城英弘教授らによる論文が、Plant and Cell Physiology誌に掲載されました。シロイヌナズナのオーキシン生合成に関わるSUR2/CYP83B1と側根形成に必須なGNOMの遺伝学的相互作用の解析から、側根形成開始に局所的なオーキシン蓄積の安定化が重要であることを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.05.24

(広報)日経サイエンスの7月号で、末次健司教授の研究を紹介する特集記事が8ページにわたり組まれました。独立栄養生活を営んでいた植物が、どのような適応を経て光合成をやめることができたのかが解説されています。詳しくはこちらのページをご覧ください。


2023.05.15

(論文発表)塚本寿夫准教授が、自然科学研究機構生理学研究所の久保義弘教授との共同研究の成果を、アメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)に発表しました。環形動物ゴカイが持つ光受容タンパク質を用いて、三量体Gタンパク質が駆動する多様な細胞応答のうち、速いイオンチャネル応答を選択的に光操作できることを報告しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.04.23

(論文発表)辻かおる准教授の論文がBasic and Applied Ecology誌に掲載されました。花の蜜には棲む酵母や細菌が植物の結実率や結種子率を変化させるだけではなく、果実の大きさや成熟を変化させることで間接的に種子散布にも影響を与えていることを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.04.20

(論文発表)菅澤 薫教授が、国立遺伝学研究所、米国・国立衛生研究所との国際共同研究の成果をNature誌に発表しました。紫外線や化学発がん物質などによって生じる様々なDNA損傷を修復する過程で、色素性乾皮症の原因遺伝子産物が修復の失敗を防いでいる精巧な分子メカニズムの解明に成功しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.04.14

(論文発表)奥田昇教授らの研究グループが、フィリピンのセブンレイクス(7つの火口湖沼群)の湖水の循環パタンを比較調査した研究の成果をINLAND WATERS誌に公表しました。熱帯湖沼は周年循環しないため、湖底の酸素が欠乏し、一部の細菌を除けば生物が生息できない死の世界になると考えられてきました。この定説を覆して、雨季から乾季の変わり目に気温が低下し、季節風が吹くことで湖水が湖底まで循環することがわかりました。この時期に湖沼が全循環するか否かは、水深によって決まり、深い湖ほど循環しにくくなることを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.04.10

(広報)末次健司教授の研究が、4月16日(日)放送のNHK総合「ダーウィンが来た!」で紹介されます。詳しくはこちらのページをご覧ください。



2023.03.28

(論文発表)理化学研究所生命機能科学研究センター分子配列比較解析チームの工樂樹洋チームリーダー(現 国立遺伝学研究所分子生命史研究室教授)、生物学専攻発生生物学講座(連携講座)の大石雄太さん(研究当時)らによる論文がGenome Biology and Evolution誌に掲載されました。ヒトを含む哺乳類が胎生を獲得する進化の過程で失った「卵黄タンパク質を作る遺伝子」が、胎生のサメ類で保持されており、母体内の胚への栄養供給に寄与している可能性を明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.03.17

(論文発表)末次健司教授が、最も身近にみられるラン科植物「ネジバナ」の中に新種が含まれることを発見し、その成果をJournal of Plant Research誌に発表しました。驚くべきことに新種の根拠となった標本には「庭やベランダから変なネジバナが勝手に生えてきた」と一般市民から提供いただいたものも含まれています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.02.28

(論文発表)末次健司教授らの研究グループが、絶滅したと考えられてきた光合成をやめた植物「コウベタヌキノショクダイ」を再発見し、その成果をPhytotaxa誌に発表しました。新たに発見された個体を用いた解析から、植物界で最も不思議な植物と評されるタヌキノショクダイの進化史に重要な示唆が得られました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.02.16

(論文発表)末次健司教授と岡田英士さん(末次研、大学院生)らが、葉が退化したラン科植物「クモラン」の光合成機能を解析した成果をNew Phytologist誌に発表しました。クモランは葉を持たない代わりに根が光合成に特化していることがわかりました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.02.07

(論文発表)松花沙織助教、卒業生の川田結雅さん、井上邦夫教授による論文がDevelopmental Biology誌に掲載されました。心臓神経堤細胞特異的な遺伝子MafBを神経堤遺伝子Ets1、Sox8とともに体幹部神経堤で異所発現させることにより、心臓神経堤細胞の特徴である移動制御因子CXCR4の発現を誘導できることを明らかにしました。また、著者による写真が掲載号の表紙を飾りました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.02.3

近藤侑貴准教授と辻かおる准教授が2022年度 JST創発的研究支援事業に採択されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2023.02.1

星野雅和助教が着任しました。

2023.01.24

(論文発表)末次健司教授と橋脇大夢さん(末次研、大学院生)が、アマミノクロウサギが植物の種子の運び屋さんとして活躍していることを発見し、その成果をEcology誌に発表しました。本研究は、ウサギの仲間が種子の運搬を担うことを証明するアジアで初めての研究でもあります。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2022.11.30

(論文発表)末次健司教授が、新種の光合成をやめた植物「キリシマギンリョウソウ」を発見し、その成果をJournal of Plant Research誌に発表しました。ギンリョウソウ属は世界全体で見ても1種のみと考えられてきましたが、末次教授らは、およそ20年にも及ぶ調査を行い、「ギンリョウソウ」の中に名前がついていない種が含まれることを解明し、最初の発見場所である霧島の名を冠し「キリシマギンリョウソウ」と命名しました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2022.10.27

(論文発表)巳波孝至助教・坂本博教授らによる論文がGenes to Cells誌に掲載されました。mRNA核外輸送受容体NXF-2が、線虫生殖細胞において新規のRNP顆粒を形成すること、卵形成に働くtra-2遺伝子のmRNAを3'非翻訳領域依存的に核外へと輸送することを明らかにしました。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2022.10.17

(論文発表)末次健司教授らの論文が、New Phytologist誌に掲載されました。ヴュルツブルク大学などとの国際共同研究で、末次教授が新種として報告した「光合成も咲くこともやめたラン科植物」の花がどのように形作られているのかを調査しました。その結果、これまでほとんど認識すらされていなかった「部分的ネオテニー(幼若期が長く続き、その後急激に成熟する)」という現象が、咲かない花の進化に関わっている可能性が示唆されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

2022.10.14

(広報)末次健司教授の研究活動が、ナショナルジオグラフィックで紹介されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。




2022.09.05

(論文発表)本研究科博士課程前期課程修了生の中川桂太朗さんと鎌田真司教授らのグループによる論文がFEBS Letters誌に掲載されました。老化細胞に特徴的な空胞形成を制御するシグナル伝達機構を明らかにしました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

2022.08.01

(論文発表)末次健司准教授と岡田英士さん(末次研、大学院生)らが、ヒナノボンボリ属と共生菌の進化史を解明し、その成果をNew Phytologist誌に発表しました。ヒナノボンボリ属は、日本とカメルーン周辺でしか発見されておらず、かつ多くの種が記載された1回しか見つかっていないことから、世界で最も珍しい植物とも評されていました。なお論文掲載号の表紙にホシザキシャクジョウが選ばれています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

2022.06.30

(論文発表)高野智之氏(研究当時:博士課程後期課程・学生、現職:東京大学・研究員)、坂山英俊准教授、大学院農学研究科の池田健一准教授、東京大学大学院理学系研究科の野崎久義准教授(研究当時。現職:特任研究員)らの共同研究グループによる、陸上植物の祖先に近縁な藻類の仲間であるアオミドロ類の新種(2種)を国内から約60年ぶりに発見した論文が、Phycologia誌に掲載されました。
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2022.06.28

(論文発表)末次健司准教授と西垣宏紀さん(末次研、大学院生)らが、サトイモ科の「ウラシマソウ」の名前の由来となった「竿」の適応的意義を解明し、その成果をEcology誌に発表しました。ウラシマソウの「竿」は、主要な送粉者を文字通り選択的に「釣る」道具として機能し、繁殖成功を高めていることが分かりました。
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2022.06.21

(論文発表)末次健司准教授と卒業生の阿部裕亮さんらが、ラン科植物「サギソウ」の名前の由来となったギザギザの花びらの形の適応的意義を解明し、その成果をEcology誌に発表しました。サギソウのギザギザが、花粉を運んでくれる昆虫の視覚的なアピールというよりもむしろ、足場として進化してきたことが示唆されました。
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2022.06.17

(論文発表)深城英弘教授が参画する研究グループの論文が、Development誌に掲載されました。奈良先端科学技術大学院大学、香港中文大学との国際共同研究で、植物の根の先端を覆う根冠(こんかん) という組織の最外層の古い細胞が自ら剥がれ落ちて根の成長を促し、土壌の環境にも影響を与えるという仕組みについて、「オートファジー」という細胞の自己分解システムが細胞の内部構造を作り変えることにより、剥離様式を精密に調節していることを明らかにしました。
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2022.05.02

(広報)佐藤拓哉准教授(現・京都大学生態学研究センター)の研究が、5月8日(日)放送のNHK総合「ダーウィンが来た!」で紹介されます。詳しくはこちらをご覧ください.



2022.04.08

(受賞)近藤侑貴准教授が、「維管束発生過程の再構築による幹細胞制御機構の研究」という業績内容で令和4年度文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。



2022.03.04

(論文発表)菅澤 薫 教授、日下部 将之 研究員らの研究グループの論文が、iScience誌に掲載されました。主要なDNA修復機構であるヌクレオチド除去修復の開始段階において、色素性乾皮症C群(XPC)タンパク質によるDNA損傷の認識がヒストンタンパク質の脱アセチル化によって制御されるメカニズムを明らかにしました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。


2022.02.21

(論文発表)坂山英俊准教授と、千葉大学の原口武士研究員、玉那覇正典さん、鈴木花野さん、伊藤光二教授、村田武士教授、早稲田大学の富永基樹准教授、金沢大学の西山智明助教らの研究グループによる、生物界最速のミオシンの遺伝子(シャジクモ ミオシンCbXI-1)を発見した論文が、米国科学雑誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。


2022.01.04

(論文発表)深城英弘教授が参画する研究グループの論文が、New Phytologist誌に掲載されました。ベルギー・ゲント大学との国際共同研究で、2つの系統的に無関係なペプチド-受容体モジュールがシロイヌナズナの側根形成開始を一部共通のシグナル伝達経路を介して共同で制御することを明らかにしました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。


2021.10.26

(広報)末次健司准教授の研究活動が、神戸大学本部HPで特集されています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。




2021.9.19

(受賞)近藤侑貴准教授が、第85回日本植物学会大会において「VISUALを用いた維管束細胞運命決定機構の研究」という研究内容で奨励賞を受賞しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。



2021.9.9

(論文発表)松花沙織助教と井上邦夫教授による論文がCells & Development誌に掲載されました。心臓神経堤細胞特異的な遺伝子MafBの発現調節領域を同定し、そのレポーター遺伝子によりニワトリ胚内の心臓神経堤細胞の形成・移動を可視化しました。また、本論文の写真が掲載号の表紙を飾りました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。


2021.9.9

(論文発表)井上邦夫教授と、藤田医科大学の福村和宏助教、前田明教授、ミュンヘン工科大学Michael Sattler博士らの研究グループによる、非常に短いサイズのイントロン除去に働く新規スプライシング機構を明らかにした論文が、Nature Communications誌に掲載されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。


2021.8.20

(論文発表)近藤侑貴准教授らと、理化学研究所の岩瀬哲上級研究員、杉本慶子チームリーダーらの研究グループによる、植物の再生と防御のスイッチを明らかにした論文が、New Phytologist誌に掲載されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。


2021.8.2

(論文発表)奥田昇教授を代表とする共同研究チームは、住民による森林との関わり方と幸福度の関係を明らかにし、日本森林学会誌で発表しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。



2021.7.16

(論文発表)奥田昇教授を代表とする国際共同研究チームは、河川生態系の生物多様性の低下をもたらす人為駆動因を明らかにし、ECOSPHERE誌で発表しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。



2021.7.7

(論文発表)川井浩史特命教授と羽生田岳昭助教は、瀬戸内海西部で採集した新奇の褐藻を、新属新種Setoutiphycus delamareoidesと命名し、Scientific Reports誌で発表しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。



2021.6.30

(論文発表)博士後期課程の松原伸明さん、岡田龍一研究員、佐倉緑准教授による論文がZoological Science誌に掲載されました。定住性を持たない昆虫であるコオロギが偏光を使った空間認識をすることを明らかにしました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

2021.6.22

(論文発表)佐倉緑准教授・佐藤拓哉准教授らの研究グループは、ハリガネムシ類に寄生されたカマキリが自ら川や池に飛び込む仕組みの一端を解明し、その成果がCurrent Biology誌に掲載されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。



2021.6.21

(受賞)本専攻博士課程修了者の長野太輝博士(現バイオシグナル総合研究センター助手)が、第44回日本基礎老化学会大会(6月11〜13日開催)において若手奨励賞を受賞しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。



2021.6.1

(論文発表)古谷朋之学術研究員、近藤侑貴准教授らと、九州大学の佐竹暁子教授、東京大学の田之倉優特任教授、宮川拓也特任准教授、矢守航准教授らの研究グループによる、植物が永きにわたって幹細胞を維持する新たな仕組みを明らかにした論文が、The Plant Cell誌に掲載されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。


2021.4.13

(論文発表)末次健司准教授と兵庫県立大学の中浜直之講師らの研究グループが、ラン科植物「サギソウ」の遺伝的撹乱の実態を解明し、その成果がBiodiversity and Conservation誌に掲載されました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

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