地域共同研究
地域の課題解決や価値創造を目的に。行政、協同組合、住民団体、NPO等と連携して調査研究を実施しています。マッチングや事業化、事務局業務等もおこないます。
丹波篠山
丹波篠山市
清水夏樹(丹波篠山FS)
自治会長インタビューや世帯アンケートから分析した集落や旧小学校区の課題、意欲等に基づき、地域主体で地域資源を活かすアイデアを実現するための計画づくりや実践を支援する。市の「ワクワク農村未来プラン」のモデル事業と直接連動して実施。
丹波篠山
丹波篠山市
中塚雅也(農業農村経営学)
清水夏樹(丹波篠山FS)
スポーツチームに所属している選手らが地域農業の課題解決に貢献する連携関係を構築し、双方が多面的なメリットを享受できる体制づくりを実証している。
丹波篠山
丹波篠山市
長野宇規(地域共生計画学)
合成開口レーダ画像と可視光画像の併用により、平地では6月までに、山間地では9月までに高精度の水稲・非水稲の作付け判別情報が提供できるようになった。
丹波篠山
丹波篠山市ほか
鈴木武志(土壌学)
2005年に篠山城南堀で蓮が枯死した原因を明らかにし、2018年に再生・開花した。現在は南堀一面での再生時期を予測し(2023年秋)、維持できるようにモニタリング中である。
丹波篠山
丹波篠山市内の黒豆卸店
山下陽子(応用生命化学)
丹波・篠山地域は、大腸癌患者が少ないことがわかっており、特産品である黒大豆の摂取が腸疾患予防に及ぼす効果を医学研究科と共同で検証した。また、成果を応用して、黒大豆ポリフェノールを高含有する商品の開発や生産性の向上に向けた取り組みも行っている。
丹波篠山・丹波
丹波県民局篠山土地改良事務所
田中丸治哉(水環境学)
丹波篠山市、丹波市のため池群を対象として、営農に支障のないため池事前放流によって確保できる雨水貯留容量を見積もるとともに、その洪水軽減効果を評価している。本研究は、淡路地区での検討も含めて令和2年度農業農村工学会賞(擾秀技術賞)を受賞した。
東播磨
東播磨県民局ほか
中塚雅也(農業農村経営学)
長野宇規(地域共生計画学)
東播磨フィールドステーションを拠点に、ため池管理作業の省力化と担い手確保、草刈りグループ「播磨畔師」の結成、里山資源の活用のコミュニティビジネス、バイオエコノミーの対応などについて実践・研究している。
加西
食資源教育研究センター
中塚雅也(農業農村経営学)
山田真輝(地域連携センター)
梅村崇(地域連携センター)
食資源教育研究センターで生産される米穀について、事業者への販売や大学生協での提供などの活用の現状を整理した。そしてブランド化や新たな販売手法など、販売力向上に向けた戦略を策定し、提案した。
兵庫県下
兵庫県内の食肉加工業者、食品メーカーほか
上田修司(生命機能科学)
梅村崇(地域連携センター)ほか
食肉加工現場で廃棄されることが多い未利用な畜産副産物を活用するため、兵庫県内で取り扱う黒毛和種の希少な牛脂を調製し、その品質、健康機能を調査すると共に、付加価値の高い牛脂利用商品を検討する。
兵庫県下
兵庫県内の食肉加工業者、食品メーカーほか
梅村崇(地域連携センター)
農地集積・集約化の更なる推進のため、近畿農政局が兵庫県下8市町にて実施する現地調査に同行し、農業委員会組織の充実・強化に向けた現状把握・課題とあり方について議論する。
淡路島
JA全農兵庫、JAあわじ島ほか
髙田晋史(農業農村経営学)
南あわじ市灘地区には小規模な赤菊生産組織があり、栽培された赤菊は市場で銘柄品とされている。本研究では、灘地区の赤菊産地はどのように形成され、市場での地位を確立したのかを考察する。
淡路島
淡路県民局洲本土地改良事務所
田中丸治哉(水環境学)
淡路市、洲本市、南あわじ市のため池群を対象として、営農に支障がないため池事前放流によって確保できる雨水貯留容量を見積もるとともに、その洪水軽減効果を評価している。淡路市山田の寄合池では降水量とため池水位の観測を実施している。
岡山県英田郡西粟倉村
岡山県英田郡西粟倉村
長野宇規(地域共生計画学)
村内の林班毎の管理状況、生長速度を定量した。また、森林から伐り出した材の使途を調べ、村のカーボンフットプリントを測定した。