2020.8/22(土)就学後の集い

内容は ①「神戸市立の通級に関して」(神戸市教育委員会)、②「支援が必要な子どもたちの進路について」(いぶき明生支援学校進路指導部)③「神経発達症とよく見られる合併症」(神戸市総合療育 診療科長)の3つで そのあと 保護者様から前もって受けていた質問をさせていただく形で進行させていただきました。

①高校の通級は 2018年度制度化されスタートしました。この新しい取り組みに 現在担当の先生方が「通級」を神戸市内の学校関係者に浸透させるべく試行錯誤しながら日々奮闘されているご様子がうかがえました
 中学で何らかの支援が必要なお子さんが増える中、高校での通級によって
・予定管理などが自分では難しい→助けがあればスムーズに
・人間関係のプログラム 
・社会参加プログラム、ソーシャルスキルプログラム
等により 学校生活をスムーズに 不登校など防ぐなどの効果を目指している。

②いぶき明生支援学校 進路担当の先生のお話で 「わが子にとって、小さな成功体験の積み重ねや他者からの承認を得やすいのはどの環境か?」という角度から考えてみることの大切さをおっしゃられていました。褒められ小さくても成功体験を多く持っている子どもは、のびやかで自分に自信が持てるということです。小学校から中学へと進路を進める際 どの保護者様も ー支援学校中学部、中学校(普通学級)それとも中学校(支援学級)ーどの形がわが子にあっているのか 頭を悩ませるところです。いろいろな基準の中に 「承認を得やすいのはどの環境か?」という1項目も大切な要素のようです。いかがでしょうか?

③神戸市総合療育センターの高田先生からは「神経発達症とよく見られる合併症」のお話でした。睡眠障害、多動、不注意、衝動性、不器用、チック、てんかんなどについて概説され
ました。

質問コーナーには たくさんの質問をいただきました。
その中の一つで「いつ本人に 発達障害であることを伝えるのがいいのか?」という質問に対して 伝える時期は中学生ぐらいの段階で理解力に合わせてということでした。高田先生が静かだけれども強く言われたのは「例えば あなたはアスペルガーよとか ADHDとかいう障害名で伝えることは 好ましくない。あなたはこういういいところもあるけど こういう傾向もあるから注意していこうね。というように その子どもが持つ性質の傾向として伝えることが大切です。本人が肯定的に特性を受け入れるようにすることが大事。」とおっしゃっていました。
質問コーナーは 今回ZOOMのため どうしても一方通行で 細かい応答ができず申し訳なかったです。 
いぶき明生在校生の保護者様からの質問(中学から高校へのコース分けに関するテスト結果の内容の詳細がわからないので 将来のため何を改善すればいいのか知りたいし、これができればこのコースが選べるという基準がわかりやすければいいのでは)に対しても 就学後の集い当日にはそのままで終了になっていたのですが 当日講師をしていただいていた いぶき明生の進路担当の先生が 後日その保護者様に再度 連絡をしていただいたようで 学校からもう一度お話を聞かせていただきたいということで話し合いが持たれたそうです。小さな改善の一歩になればうれしいです。また 誠実に対応をしていただいた進路担当の先生ありがとうございました。

司会 小野玲先生(保健学研究科パブリックヘルス領域 准教授 地域連携副センター長)
ZOOM他サポート 山本 暁生先生(大阪医科大学 看護学部 助教)(ボランティアとしてご参加)



2020.7/28(火)
免疫力をupの提案  その③
免疫力をつけるための三種の神器は「食事、睡眠、運動」です。
4月は食事、5月は睡眠、そして7月運動についてお話します。よかったらお付き合いください。
目的によって運動の種類や強度は異なりますよね。免疫力をつけるのは健康のためで、やり過ぎで体をこわしてしまっては 元もこもありません。食事や睡眠のように適度な運動を1日の生活に取り入れるというのはどうですか?毎日〇時になったら ウォーキングやストレッチをするとか、、、。(適度な運動:やってしんどくならない、やった後「あ~いい気持ち」と思える)
でも家の用事ってアトランダムだし、今は+テレワーク。
なので、掃除や子どもとの散歩・買い物もエクソサイズにしちゃう!
高いところの掃除は、しっかり体を伸ばしてストレッチ。子どもとの鬼ごっこで瞬発力を養う。買ったものをリュックに入れて背負って歩くと背筋強化。信号待ちで縁石を利用して足のストレッチ。
etc、
何のために、どこの筋肉のために、なんてこと意識すると運動効果は上がります。
食事、睡眠、運動すべて ほどほどに。
養生を心掛け 未病先防しましょう!(みびょうせんぼう:病気にならないようにすること。)
        by 高村先生(ぽっとらっく保育士・国際中医師・国際薬膳調理師)
2020.7/11(土)第3回 ぽっとらっく zoom講習会
  
中塚志麻先生「コロナの中でもしなやかに生きる力を育む」        レジリエンス プログラム
    おうちで子どもと一緒に見たいレジリエンスを育む映画
中塚先生監修のダイアリーとともに レジリエンスとは何かを考えていきました。
コロナの中の3つの感染症とは?
① 第一の感染症:「病気」
②第二の感染症:「不安・恐れ」
③第三の感染症:「嫌悪・偏見・差別」
第一の感染症「コロナ自体」への対応は 手洗い、咳エチケット、密を避けるなど対応ができることがある。第二の「不安,恐れ」はコロナの正体がなにかまだまだ分からないことが多い中出てくる疑心暗鬼です。不安や恐れは身を守るうえで必要な感情ですが 気づく力・聴く力・自分を支える力できなくなることもあります。そのことが第三の感染症「嫌悪・偏見・差別」へとつながっていきます。例えば 病院従事者やその家族への偏見などもその例の一つです。では これらを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
「気づく力を高める。」
立ち止まって 一息入れる。(深呼吸、お茶を飲む)
今の状況の整理。
自分自身をいろんな角度から観察(考え方、気持ち、ふるまいなど)
これこそ 「しなやかに困難を乗り越えていく」レジリエンスではないでしょうか。
レジリエンスを高める映画:小さくてかわいい=弱い、社会的弱者とは限らない。固定観念でなく やわらかい頭で物を見る ( ズートピア、ドラえもん、)


2020.6.13(土
第2回 ぽっとらっく ZOOM講習会
   山本 暁生先生「誰かに言いたい、聞きたい、同じ悩みを持つ      家族同士のの支え合い」
☆何項目化のお話の中で ピアサポート、怒りの消火法について 山本先生から教えていただいたもの、デスカッションの中で保護者様実践のものなどご紹介。
講習会では 怒りを安全に吐き出してみる。例 ・体を動かす・深くゆっくりした呼吸をする。・ストレッチ・自分の肩などをトントンたたく。など
保護者様の実例
その① 腹立ち原因からいったん場所を変えお気に入りの音楽を聴いて気分を変える。(以前の講習会で気になる対象が視覚に入らなくすることでクールダウンすると聴き、実績されているということです)
その② アイスクリームを食べる。(食べても太らないのは なぜか伺いたい・・)
その③ とにかく笑顔。笑顔を続けているといかりが薄まっていく。(確かにこの保護者様はいつも素敵な笑顔です、私も見習いどころ
ZOOM講習会では このほか 「怒られて嫌な気持ちの顔をしてみる」「腹が立った顔をしてみる」など山本先生がご自分の経験談など交えながら 皆さんと同じ目線で コロナ禍ならではのストレスいっぱいの環境を共有しながら
楽しく時間を過ごせました。一種のピアサポートではないかと思います。ピアサポートとは 同じような悩みを持つ者同士、理解しやすいもの同士が  お互いのただ話すだけ ただ聞くだけでも 気分を軽くするという効能があります。
  

2020.5.16(土)第1回 ぽっとらっくZOOM講習会
        松井 学洋先生 「この緊急時をどう過ごすか?」

  緊急時だからこそ 無理をしない、同じ形を目指さない。
   
  1日のスケジュール化 基本的なところ(決まった時間に寝る、起きる。学びは 止めない)だけ抑える
  療育として 例1 料理は (計画、準備、実行、結果)が一度に体験できる。
        例2 ボール遊び キャッチボールはコミュニケーション。
        例3 家庭でできるドリル(検索 ちびむすドリル:ダウンロードできます)手、目、手先の訓練
           ドリルとともに がんばり表を作り 成果が目でわかるようにする。→達成感
        他 チャレンジタイムを作り できたら10分好きなことをしてもよい。             チャレンジは簡単にできそうなことでもよい。小さな成功を積み上げていく。
  やり続けることが 大切! こんな時だからこそ 無理しないで、できる範囲のことをする。 期待値を下げる。

 保護者様からの感想
初めて ZOOM講習会開催させていただき 14名の方に参加していただきました。この中から 神戸大学大学院地域連携センターに関連した 星の子「2020.3まで活動」、山根先生の自閉症勉強会、ぽっとらっくなどにご参加していただいている保護者様からいただいたメールの抜粋を載せていただきます。

自宅に居ながら相談できる場があることは ほんとうにありがたいです。子どもが小学校に上がると 小学校を通す以外に 気楽に相談できる場がありません。またぽっとらっくに足が運べるようになるまでに 保護者自身が子供の状況を受け入れ 腹をくくるまで ちょっと他の子と違うな?どう対応したらいいだろう?という段階
保健師さんも児童館でも知識を持って対応してくださる方は少ないですし やっと発達検査を受ける決意をしても何か月も待つ間 気軽に相談できる場がしいと今も思います。
当に辛い時期でした。
以上 保護者からです。
ぽっとらっくを通して 保護者やお子さんの 漠然とした安や 困ったなあを一緒に共し 何とかなるかもと少し軽い気持ちになっていただければと活動しております。

 

2020.5.15 免疫力UPの提案 その②
外出自粛要請が延長されて まだしばらくは 不自由な生活が続きそうです。コロナの特効薬がない中 とりあえずは免疫力が大切というところにたどり着きそうです。前回に続き 国際中医師でもある高村先生のお話です。
良い睡眠は健康の元とは誰しも思いますが なかなか実行できない。では どうすればいいでしょう?
解答 日中の太陽を浴びることです!
思い出してみてください。外でよーく遊んだ子供は夜になるとよくねむりませんか、、、?
寝ついて最初のノンレム睡眠は大事。なぜなら体を修復する成長ホルモンがでるから。→ 睡眠はメラトニン(眠りたいホルモン)に誘導されます。→メラトニンはセロトニン(太陽光からいただきます)を餌にして出てきます
つまり 日中は 太陽を浴びると よく眠れる ということになります。
サーカディアンリズムや子午流注(しごるちゅう)がこれを示します
夜11:00~深夜1:00は「担」に時間、解毒作用がされるデトックスタイムですよ。」




by 高村先生(ぽっとらっく保育士・国際中医師・国際薬膳調理師)

2020.5.1 保護者様からの日常近況報告です。
 保護者様に近況よろしければ教えてくださいとお願いしたところお返事いただきました
(少し省略させていただきました。)
以下 Aさんからいただいたメール内容です。
楽しい手作り時間割
「休校期間、子供も親も結構ストレス、ですが子どもたちとの時間を自分でも意外なくらい楽しんでいます
・体育の代わり→公園が空いている時間(朝早く、お昼時)外気浴&運動
・図工の代わり→折り紙、お絵かき、塗り絵、工作
。理科の代わり→テレビでみた簡単な実験
・防災について考える。

中でも、私の趣味の裁縫やお菓子作りを我慢せず子どもと楽しむことを大事にしております」
お子さんについて 気になる最近の様子
「身体はマニュアル車のように 時々動かし方を忘れるのか 緊急事態宣言前のちょこちょこ外出していた時は エスカレーターに乗るのがちょっと下手に逆戻りしました。あと吃音も増えました」
Aさんからのメールでした。
リズムよく生活を楽しんでおられる様子と そんな中でも休校などの影響で
お子さんに少しストレスなど出てきているのかなという様子がうかがえます。
皆様 それぞれ 様々な工夫、発見、ストレス解消法、お子さんの気になることなどされていると思います。これしてよかった、これは意外にいけたなど よろしければお知らせください。
お待ちしております。

2020.4.28 免疫力UPの提案 その①
 なにかお役立ち情報があればと ご相談したところ 国際薬膳調理師、国際中医師でもあるぽっとらっく保育士の高村先生から 簡単でどこにでもある食材で免疫力UPのメニューを教えていただきました。
よろしかったら ご参考にどうぞ。

免疫力UPメニュー 鮭 玉ねぎの効用

免疫力
コロナウイルスに限ったことではありませんが自分自身で免疫力をつけておくことを心掛けたいものです。
この自然免疫はちょっとした努力で養われますよ。
「食事 睡眠 運動」をバランスよく。
食事について:薬膳的にみれば 食事により「気」が養われます。食材にはそれぞれ効能があり 人参や鮭は 「気」を作ってくれます。そして玉葱やピーマンは作った「気」を体中に巡らせてくれます。これらの組み合わせで今夜は何を作ろうかな?
(by 高村先生)
2020年2月8日 高村祥子先生と先輩ママ 村上様のお話
  「細く長く地味に子育て支援」の木の琴会の活動。
 さまざまな取り組みをご紹介しました。
 自閉症など発達障害をお持ちのお子さんと保護者様が一緒に参加し、交流、情報交換できる場所に離れ(シュタイナー建築)を解放し 日頃がんばっている保護者様たちに、ほっと一息を提供されています。
子育て以外でも いろいろな悩める老若男女が訪れる不思議空間です。

講習会では 過去に実施された「すいかパーティー」のお話がありました。
参加に興味がない佑太くんに 参加させるにはどうしたらよいか?
目につきやすいところにカレンダーを置き、実施日に印をつけ 時間をかけて「8月21日は すいか!」と意識できるようにしました。
 「すいかパーティーの日」を視覚的に知らせることに成功しました。
佑太くんも他の参加者も 一緒にいて時を過ごす、、スイカ丸ごとぱきっの音を楽しむなど 「すいかパーティーは大成功しました。 
現在21歳になられた佑太くんの子育ての経験を通して お母様 村上ふく子さんから
奮闘中の保護者様へヒントを いただきました。
保護者様の感想の中に
「ふく子さん曰く 子育ては巨大迷路と似ている というのがストンと腑におちました。」と書かれたのがあります。
ふく子さん曰く
「巨大迷路を知っている人と行くと先々教えてくれるけど面白くない。子育てでもつい(転ばぬ先の杖)をだしたくなるけど あまり先々言わないで、失敗しても(じゃあ こうしよう)と共感してともに考えることをしていきたいです。」

過去のアンケートからの質問  (保護者様からのはてな❔)
解答 村上ふく子さん
質問① 入学までに気を付けること
まずお母さんが「楽しみだな~」という気持ちでいること(無理でも)。出来ないこと、苦手なことだけじゃなく、好きな事や家で気に入っている遊びなどプラスの情報も同じくらい提供する
質問② 施設の口コミ、療育について
放課後のデイサービスはあたりはずれがあるらしいので、事前に見学するとよいと思います。1つに絞らず複数と契約してみるのもいいかと。移動支援の利用について、昔 進路指導の先生に「タクシーのように使うのでなくお付き合いする感覚で利用してください」と言われました。本当にその通りだと思います。ガイドさんとのやりとりの中で学ぶことは多いです。

 たくさんの質問から抜粋させていただきました。

第三回 レジリエンスを高める絵本、童話


11月9日 レジリエンスを高める研修プログラム
講師 中塚志麻氏 (神戸大学大学院保健学研究科 研究員
               神戸教育短期大学  講師)
レジリエンスプログラムは、5月、9月に続いて3回目です。
初めて見学の参加をした大学生が
レジリエンスって 一般の保護者には難しくないですか?」という素朴な疑問を持ちました。
レジリエンスとは「回復力、立ち直る力、弾力性。単に強さや耐性のみを示すだけではない」(中塚先生 お話より)
確かに レジリエンスって何っ?難しい横文字!と思いました。 
講師 中塚志麻先生のお話と 保護者さんとのデスカッションで わかりやすく、日常で役立つ知識に変換されます。

以下 保護者さんと 中塚先生の グループデスカッションです。
中塚先生:「皆さんやお子さんにとっての レジリエンス高める本って何かありますか?」
保護者①:「アンパンマンが思い浮かびます」
保護者②:「{もうぬげない}なんて うちの子そのものです」
中塚先生:「ヨシタケシンスケさんね。面白いよね。{おしっこちょっぴりもれたろう}も面白いよね」
保護者②:「そうそう。ヨシタケシンスケいいですよね」
中塚先生:「ちょっっぴりおもらししてしまうもれたろう。
      僕みたいにもれたろうで困っている人が、他にもいるんじゃないかと
周りに聞いてみる      すると自分には なんともないことで悩んでいる人が結構いる。みんな悩みは、いろい      ろだな。自分だけではないんだなあと納得して 最後おじいちゃんに報告したら {心配ない、わしもちょびっともれたろう}という落ちがあって 笑うわね」

ヨシタケシンスケさんが何者かわからず そのディスカッションを聞いていた私は レジリエンスの中の
弾力性、回復力を 一瞬で理解したような気になりました。
ヨシタケシンスケ作「おしっこちょっぴりもれたろう」早速 読んでみたくなりました。