お知らせ
国際セミナー「Building a Career at the World Bank: Pathways, Skills, and Personal Insights」を共催しました
2026年10月5日、グローバルネットワークプログラムが共催する「Building a Career at the World Bank: Pathways, Skills, and Personal Insights」を開催しました。講師には、世界銀行グループ高等教育グローバルリード兼上級教育専門官のRoberta Malee Bassett博士をお迎えしました。
講演では、世界銀行グループを構成する機関とそれぞれの役割について概説した上で、Young Professionals Program(YPP)、Junior Professional Officer(JPO)、インターンシップ、フェローシップ、期限付き職員など、世界銀行グループでキャリアを築くための主な機会が紹介されました。それぞれの制度について、対象者、応募資格、募集時期、採用後の業務などが具体的に説明され、学生のうちから情報収集と準備を進めることの重要性が示されました。
また、世界銀行グループの専門職に求められる資質として、明確な専門分野を持つことに加え、開発途上国での実務経験、データ分析能力、政策文書や報告書を作成する力、多様な関係者と協働するためのコミュニケーション能力などが挙げられました。応募に向けた実践的な助言として、CVには担当業務ではなく具体的な成果を示すこと、応募先の部門や職務内容に応じて応募書類を作成すること、コンピテンシー面接や専門的な課題に備えることなども説明されました。さらに、Bassett博士はご自身のキャリアを振り返りながら、国際機関でのキャリアは必ずしも一直線に形成されるものではないと述べ、まず自らの専門性を深め、その後に知識や経験の幅を広げることの重要性を強調しました。開発途上国でのフィールド経験を積むことに加え、メンターや組織内外の人的ネットワークを築くことが、新たな機会やキャリアの発展につながることも紹介されました。
当日は、対面で30名、オンラインで36名、計66名の学生・教職員が参加しました。質疑応答では、世界銀行グループの各種プログラムへの具体的な応募方法、学生が在学中に身につけるべき専門性や経験、国際機関でのキャリア形成に向けた準備などについて、活発な質問が寄せられました。Bassett博士からは、専門分野を明確にしながら関連分野への理解と実務経験を広げること、開発途上国での経験を積むこと、早い段階から採用情報を収集し、卒業生や実務家とのつながりを活用することの重要性が改めて示されました。本セミナーは、世界銀行グループにおける多様なキャリアパスを知るとともに、国際機関で働くために必要な専門性、経験、応募準備について具体的に学ぶ貴重な機会となりました。