お知らせ
グローバルネットワークセミナー「UNICEF Programmes for Equity and Inclusion in West & Central Africa Region: From UNICEF Staff's Experience in the Education Sector」を開催しました
2025年7月24日、グローバルネットワークセミナーを開催しました。
講師には、UNICEFのEducation Specialistである清水育子氏をお迎えしました。「UNICEF Programmes for Equity and Inclusion in West & Central Africa Region: From UNICEF Staff's Experience in the Education Sector」をテーマとした講演では、西・中央アフリカ地域における教育の公平性と包摂性の実現に向けたUNICEFの取組について、ご自身の教育分野での実務経験を踏まえてご講演いただきました。
講演では、西・中央アフリカ地域において、貧困、ジェンダー、居住地域、障害、紛争や社会的不安定など、さまざまな要因によって子どもたちの教育へのアクセスや学習機会に格差が生じていることが紹介されました。特に、学校に通うことのできない子どもや、就学していても十分な学習機会を得ることのできない子どもなど、教育から取り残されやすい子どもたちに焦点を当てることの重要性について説明されました。
また、こうした課題に対応するためにUNICEFが実施する教育プログラムについて、教育へのアクセスの拡大だけでなく、すべての子どもが質の高い教育を受けられる環境を整備するという公平性と包摂性の観点から解説されました。さらに、各国政府や学校、地域コミュニティ、国際機関など、多様な関係者との連携を通じて、教育制度そのものをより包摂的なものへと改善していくことの重要性についても紹介されました。
講演では、UNICEF職員として教育分野のプログラムに携わってきた清水氏の経験をもとに、国際機関が現場の課題を把握し、それを具体的なプログラムや政策支援につなげていくプロセスについても共有されました。また、国や地域によって異なる教育課題や社会的背景を踏まえながら、最も脆弱な状況に置かれた子どもたちに支援を届けるためには、データや現場の状況を踏まえた取組を進めることが重要であることが強調されました。
講演後には、参加した学生との質疑応答が行われ、西・中央アフリカ地域における教育格差やインクルーシブ教育、UNICEFによる教育支援、国際機関における教育分野の実務などについて意見交換が行われました。本セミナーは、西・中央アフリカ地域が直面する教育課題への理解を深めるとともに、すべての子どもに公平で包摂的な教育機会を保障するためにUNICEFが果たす役割について、実務的な視点から学ぶ貴重な機会となりました。