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お知らせ

グローバルネットワークセミナー「How to Publish Academic Papers」を開催しました


2025年10月14日、ハワイ大学マノア校のD. Brent Edwards教授をお招きし、「How to Publish Academic Papers」をテーマにグローバルネットワークセミナーを開催しました。

本セミナーでは、特に大学院生や若手研究者を対象として、研究成果を学術論文としてまとめ、国際学術誌への投稿・掲載につなげていくための実践的な方法についてご講演いただきました。Brent教授自身の比較教育・国際教育開発分野における研究・出版経験を踏まえながら、論文の構想から執筆、投稿先ジャーナルの選択、査読への対応まで、学術出版の一連のプロセスについて具体的な解説が行われました。

講演ではまず、学術論文を出版するためには、研究が既存研究に対してどのような貢献をするのかを明確にするとともに、読者の関心を引く適切なフレーミングを行うことが重要であることが説明されました。また、論文が完全に完成するのを待つのではなく、十分に推敲したうえで実際に投稿し、経験を積み重ねることの重要性が強調されました。さらに、他の研究者からフィードバックを受けながら論文を改善し、複数の研究プロジェクトを継続的に進めていくことの重要性についても紹介されました。

また、投稿先の学術誌を慎重に選択することの重要性についても解説されました。ジャーナルのランキングやインパクトだけでなく、編集者、対象とする読者層、論文のスタイルや分量、実証研究・実務志向・理論研究などの特徴を事前に把握するとともに、実際に掲載されている論文を読むことで、自身の研究内容に適したジャーナルを選択する必要があることが示されました。さらに、実証研究や政策研究を例として、序論、先行研究、研究方法、概念的・理論的・分析的枠組み、研究対象の背景、分析結果、考察、示唆、結論という論文全体の構成について説明が行われました。 特に、研究の中心的な焦点を明確にし、理論的・概念的枠組みと分析結果を結び付けること、既存研究の中に自身の研究を適切に位置付けることなど、学術論文を構成する上で重要となる考え方について解説されました。

講演の後半では、査読プロセスへの対応についても実践的な助言が示されました。修正再投稿は学術出版における重要な機会として捉え、査読者からのコメントを丁寧に検討しながら論文を改善することの重要性が説明されました。 また、査読コメントに対しては、敬意を持った客観的な姿勢で一つひとつ対応し、重要なコメントから順に修正するとともに、修正した箇所のページ番号を明示するなど、査読者への具体的な回答方法についても紹介されました。

本セミナーを通じて、参加者は学術論文の執筆から投稿、査読、改稿に至るまでの一連のプロセスについて理解を深めるとともに、国際学術誌への投稿に向けた具体的な方法や考え方を学びました。本セミナーは、適切な投稿先を戦略的に選択し、他の研究者からのフィードバックや査読コメントを取り入れながら論文を継続的に改善し、研究成果を国際的に発信していくための実践的な知識を得る貴重な機会となりました。