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お知らせ

国際セミナー「Higher Education Policy, Planning and Implementation in Lao PDR」を共催しました


2026年7月23日、グローバルネットワークプログラムが共催するInternational Seminar on Global Governance for Human Securityをオンライン形式で開催しました。

講師には、ラオス教育スポーツ省(MoES)高等教育局長のDr. Kaisone Phengsophaをお迎えしました。「Higher Education Policy, Planning and Implementation in Lao PDR」をテーマとした講演では、ラオスの高等教育が国家開発において果たす役割について説明されました。高等教育機関は29校、総就学者数は約15,000人、高校卒業者の進学率は約30%であることが紹介されました。また、憲法から教育法、ESSDP、NSEDP、高等教育開発戦略へと連なる政策枠組み、国・大学・学部の3層構造による計画プロセス、実施を担う関係機関(教育スポーツ省、大学、州教育当局、世界銀行やASEAN、UNESCO、JICAなどの開発パートナー)、内部・外部品質保証の仕組みについて解説されました。成果としては、就学者数の増加、女子学生比率51%、ICTアクセスの改善、奨学金の拡充、ASEANやJICA、KOICA、DFAT、世界銀行等との国際連携強化が挙げられました。一方、財源不足、博士号教員の不足、卒業生の就職ミスマッチ、都市・地方格差、産学連携不足といった課題も指摘され、公的投資の拡大や教員の資質向上など10項目の提言が、短期・中期・長期の優先度とともに示されました。講演は、「高等教育への投資はラオスの未来への投資である」というメッセージで締めくくられました。

当日は、オンラインで42名が参加しました。質疑応答では、留学生の受け入れ状況や資金提供機関について質問があり、JICAやKOICA、DFAT、ASEAN大学ネットワーク、世界銀行、UNESCOとの連携が奨学金・資金支援を支えているとの回答がありました。また、就学者数増加の要因を問う質問に対しては、ITセクターの人材需要拡大やSTEM分野への進学動向が紹介されるとともに、増加ペースは緩やかであるとの説明がありました。本セミナーは、ラオスにおける高等教育政策の現状と課題を具体的に学ぶ貴重な機会となりました。