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お知らせ

国際セミナー「Why Should We Still Pay Attention to Basic Education?」を共催しました


2026年8月10日、グローバルネットワークプログラムが共催するInternational Seminar on Global Governance for Human Securityをオンライン形式で開催しました。

講師には、ソウル国立大学のSung-Sang Yoo教授をお迎えしました。「Why Should We Still Pay Attention to Basic Education?」をテーマとした講演では、SDG4以降、国際的な教育開発の議論がデジタル教育、AI、スキル開発等へと移行する一方、サブサハラ・アフリカでは依然として深刻な学習貧困が存在しており、基礎教育が未完の課題であることが指摘されました。特に、モザンビークの事例をもとに、就学機会や義務教育制度の拡大だけでは十分な学習成果が保障されず、学校施設、教員、カリキュラム、教育財政等を含む教育の質の改善が不可欠であることが解説されました。また、デジタル技術やAIを活用した新たな教育課題に対応するためにも、読み書きをはじめとする基礎的な学習能力がその前提となることが強調され、今後の国際教育協力において基礎教育を引き続き重視する必要性について議論が行われました。

当日は、オンラインで200名を超える学生・教職員が参加しました。質疑応答では、開発途上国における基礎教育の質の向上、サブサハラ・アフリカに特有の教育課題、さらにサブサハラ・アフリカ諸国の中でもモザンビークに焦点を当てる意義などについて質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。本セミナーは、SDG4以降の国際教育開発の方向性を踏まえながら、サブサハラ・アフリカにおける基礎教育の現状と課題、その重要性について改めて理解を深める貴重な機会となりました。