お知らせ
国際セミナー「Disaster Reduction, from Humanitarian Assistance to Sustainable Development - Sharing the Japanese Experience -」を共催しました
2026年5月18日、グローバルネットワークプログラムが共催するInternational Seminar on Global Governance for Human Securityをハイブリッド形式で開催しました。
講師には、JICA防災分野シニア・アドバイザーであり、東北大学災害科学国際研究所特任教授の西川智先生をお迎えしました。「Disaster Reduction, from Humanitarian Assistance to Sustainable Development - Sharing the Japanese Experience -」をテーマとした講演では、災害対応を人道支援にとどめず、災害リスク削減と持続可能な開発の観点から捉える重要性についてご講演いただきました。災害が脆弱な社会・地域に深刻な被害をもたらす仕組み、災害リスク削減に関する国際的枠組みの発展、日本における災害対応・防災制度の歴史的展開について、伊勢湾台風、阪神・淡路大震災、東日本大震災などの事例を交えながら解説いただきました。また、事前防災投資、「より良い復興」(Build Back Better)、防災文化の形成、そして日本の経験を国際協力に活かす意義についても議論されました。
当日は、対面17名、オンライン4名の学生・教職員が参加しました。質疑応答では、復興政策が災害リスクを再構築する可能性や、日本の防災経験を他国の文脈にどのように応用できるかなど、多様な観点から質問が寄せられました。本セミナーは、災害対応を事後的な人道支援としてだけでなく、持続可能な開発を支える予防的・制度的な取組として考える貴重な機会となりました。