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ダブルディグリー

神戸大学から復旦大学へ

国際協力研究科

石井 雄大 さん

復旦大学国際関係・公共事務学院(SIRPA)のEnglish-Taught Master Program in Chinese Government and Governanceに1年間留学しました。SIRPAでは公共管理学または国際政治学修士を取得でき、世界中から異分野の優秀な学生が沢山集まっています。授業は中国政治、EU研究、政治理論、国際関係論、公共管理学と幅広く開講され、様々な分野で専門知識を身につけられます。講義は全てオンラインでしたが、博士課程に在籍する学生も一緒に受講していたため、ハイレベルなディスカッションを交わしました。
修士論文は2週間に1度オンライン指導いただきました。コースワークよりも論文執筆に重点を置いたカリキュラム構成のため、論文提出までにProposal Defense、Pre-Defense、Blind Review、Final Defenseの4つの審査を通過する必要があります。指導教員は献身的に向き合ってくださり、計画的に執筆を終えることができました。
新型コロナウイルスの影響で直接中国に行くことは出来ませんでしたが、上海のロックダウンの影響は、オンライン授業を通じてでも実感できました。後期の講義は通常より1ヶ月早く切上げとなったことから、課題の締切やプレゼンテーションが重なるという日々もありました。全講義がオンラインになるのと同時に、学会発表やインターンシップが加わるなど修了要件の大幅な変更があり、こうした状況下で1年以内に単位を取得しながら修士論文を仕上げるのは容易ではありませんでしたが、周囲の学生たちの努力に刺激を受けつつ研究者としての自分を成長させることができた留学であると実感しています。
プログラムでは、リスクマネジメントの研究報告などを大学間で行う国際シンポジウムの開催や、リスクマネジメント専門家を招聘して世界の様々な課題についての議論を行う機会もあり、国際社会で活躍するための知識やスキルの修得もできました。

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