活動紹介

参加者の声

派遣

短期留学

神戸大学からラオス国立大学

国際協力研究科

末田 椋資さん (2)

私は、キャンパスアジア・プラス・プログラムのラオス国立大学短期研修に参加しました。2023年度は神戸大学の学生だけでなく、中国の復旦大学と高麗大学校の学生も交えて研修が実施されました。本研修は4週間行われました。研修1週目は、ラオス国立大学で集中講義を受け、ラオスの経済についてマクロ・ミクロの視点から知見を深めました。研修2週目・3週目はラオス教育・スポーツ省でインターンシップを行いました。インターンシップでは、教育省の各部署や世界銀行、UNICEF、UNESCOなどの国際機関に訪問し、ラオスの最新の教育課題と課題を解決するための取り組みについてお話しを伺うことができました。また、教育・スポーツ省の協力のもと、首都ビエンチャンの公立小学校4校で質問表の配布と先生へのインタビューを行いました。4週目は、学生国際協力団体SIVIOのフィールドワークに参加させて頂き、主にVientiane県Kasiの公立小学校6校でフィールドワークを行いました。このフィールドワークでは、Questionnaireのラオ語が読めない少数民族の児童を目の当たりにするなど、先行研究では分からない、ラオスの教育の現状について理解を深めることができました。本研修の経験をもとに、ラオスの教育課題の解決に貢献できるよう、研究に精進して参ります。
 末筆になりますが、講義を開講してくださったラオス国立大学の先生方、ラオス教育・スポーツ省でインターンシップを受け入れて下さったAnoupheng Keovongsa教育・スポーツ省計画局次長、私達のコーディネートをして下さった教育省職員のVongvilay Sounthavong氏、Ninthala Khanthavysouk氏、教育省職員の皆様、キャンパスアジア室の中原雅人助教、逢坂樣、ラオス教育支援学生国際協力団体SIVIOの皆様、通訳のNounee Ouloth氏、Bee Xaythanit氏、Ketmany Onxayvieng氏、そして本プログラムの応募から参加、研究指導まで多大なるご支援を下さった小川啓一教授含む、このプログラムに携わった方、調査に協力をして頂いた全ての方に心より拝謝申し上げたいと思います。

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