神戸大学大学院国際協力研究科 国際公務員養成プログラム

国際公務員を目指す意欲ある学生のために、
国際公務員への道を創出

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プログラムの趣旨

神戸大学国際協力研究科(GSICS)で実施されている「国際公務員養成プログラム」は、
主に博士後期課程の学生を対象として、
国際公務員を目指す意欲ある学生の教育カリキュラムを提供していきます。
「国際公務員養成プログラム」では、英語による専門的授業科目を活用して語学力を向上させ、
海外実習や長期インターンシップにより実務経験を積ませ、
そして今や国際公務員になるための実質的必要条件となっている博士号を取得させて、
国際公務員への道を創り出します。

プログラム新着情報

本プログラムの情報はFacebookで随時更新しています。

プログラムの対象者

このプログラムは、主に、既に修士号を取得している人のためのプログラムです。なぜなら国際機関で一定レベル以上の職種を希望する場合、修士号は要件とされています。ただ、実際にはそのような職種に応募し採用される人の多くが博士号を取得しており、博士号もまた国際公務員の道の実質的な要件といえます。そのためこのプログラムは、博士後期課程の学生を主な対象にして、専門性・実践性・語学運用力を滋養するカリキュラムを提供するとともに、博士論文執筆の時間と機会を提供します。

第一のパターンは、神戸大学国際協力研究科の博士前期課程(修士課程)に入学し、そのまま博士後期課程に進んで、プログラムを活用していくというパターンです。このパターンですと、GSICSが提供する教育プログラムを100%活かすことができます。 第二に、現在、神戸大学の他研究科の博士前期課程あるいは他大学の博士前期課程に在籍する人が、本研究科の博士後期課程に入学して、プログラムを活用することも、もちろん歓迎です。例えば法科大学院(ロースクール)に在学する人がロースクール卒業後に国際的な活躍の場を探す場合に、魅力的な道の一つとなり得ます。

第三に、現在、社会人ですでに国際協力に関連する勤務経験があり、国際機関のポストに応募するために足りないのは博士号だけ、というような方にも、このプログラムの利用価値は極めて高いと思われます。その場合も、本研究科の博士後期課程に入学してこのプログラムを利用していただくことになります。また現在、社会人であって、ご自分の専門分野をもう少し基礎から固め直しつつ国際機関への道を模索したい方の場合には、いわばプログラムの導入部分にあたる研究科の博士前期課程から参加していくという選択肢もあります。詳しくは「研究科・入試案内」をごらんください。

プログラム・概要

本研究科の修了生を含む国際機関の実務家によるキャリアセミナーや、英文履歴書・カバーレターの書き方を指導するキャリアセミナー等を実施しています。

さらに研究科の共通科目として、「国際公務員養成論」(国際公務員法など)(博士前期課程)、「国際機関運営論」(博士後期課程)を実施しています。国際機関から招へいした講師を通じたネットワーク形成とキャリア開拓をめざすものです。開講時期は本プログラムの新着情報やシラバスでご確認ください。

また、即戦力となることが期待される国際機関での勤務のためには現場感覚を身につけている必要があり、国際機関でのキャリア開拓では、国際機関でのインターンシップが重要な役割を担います。このプログラムでは、学生が適切なインターンシップ先を開拓していくための環境を整える観点から、キャリアセミナー等を通じて、側面支援をしています。ただし国際機関インターンシップは、競争率の高い難関であり、ご自身で主体的に動くことが何よりも大切です。

研究科が認定するインターンシップは単位にもなり、毎年、UNICEF事務所等でのインターンシップがインターンシップ参加者の申請に基づき単位認定されています。

お問い合わせ

gsics-ics-program[at]]edu.kobe-u.ac.jp ※[at]は@に変えてください