校長挨拶

 神戸大学附属中等教育学校のホームページを御覧いただき,ありがとうございます。
 本校は,国立大学法人神戸大学の附属中等教育学校として平成 21(2009)年に創設されました。遡って,本校の前身は,昭和 22(1947)年創立の兵庫師範学校女子部附属中学校(後に「神戸大学兵庫師範学校明石附属中学校」,「神戸大学教育学部附属明石中学校」,「神戸大学発達科学部附属明石中学校」と改称)および同じく昭和22(1947)年創立の兵庫師範学校男子部附属中学校(後に「神戸大学兵庫師範学校住吉附属中学校」,「神戸大学教育学部附属住吉中学校」,「神戸大学発達科学部附属住吉中学校」と改称)であり,ユニークな教育研究・実践を行ってきた古い歴史と伝統があります。
 附属中等教育学校としては,「自治・協同・創造」を校訓とし,神戸大学の理念である「真摯・自由・協同」の精神に基づき,社会を創造する知性を持ち国際感覚にあふれた人材の育成をねらいとした教育を行い,心豊かな人づくりの推進に寄与することを基本理念としています。神戸大学の「教育憲章」のもと,グローバル・エクセレンスの育成をめざす大学と連携した中高一貫教育を進め,国際的視野を持ち未来を切り拓く,真理探究の精神に富んだグローバルキャリア人を育成することを教育目標としています。創設以来,探求的な学習を「Kobeポート・インテリジェンス・プロジェクト(略称:Kobe プロジェクト,または KP)」と命名して,6 年一貫カリキュラムの中心的な柱として取り組んでまいりました。「見つける力」「調べる力」「まとめる力」「発表する力」の 4 つの力とそれらを総合する「考える力」を,教育活動全体を通じて育成しています。
 本校は,地理総合・歴史総合に関する研究開発学校,スーバーグローバルハイスクール(SGH) の指定を受け,ユネスコスクールに認定されて ESD を推進しています。SGHは令和元(2019)年度で最終年を迎えましたが,本年度,スーパーサイエンスハイスクール基礎枠(指定期間 5 年:令和 2(2020)年度~令和 6(2024)年度)開発型(新規性のあるカリキュラム等の研究開発)に指定されました。真理の探究に携わる力,様々な事象に係る広く深い学力,そして主体性・協同性などの資質・能力を身につけ,「生涯を通じて新たな価値を創造し続ける文理融合型人材」を育成するカリキュラムを,教育活動全体にまたがり開発する研究に,教職員が一丸となって取り組んでまいります。

 新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るっています。これまでに経験したこともないような課題に対し,問題の先にある本質を見極め,問題解決のできる人づくりのために果敢に取り組んでいく所存です。

 保護者のみなさま,同窓会関係各位また地域の方々のこれまでのご支援・ご協力に感謝いたしますとともに,今後も温かいご支援・ご協力をお願い申し上げます。

神戸大学附属中等教育学校
校 長 井 上 真 理

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