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その他(English is here)


20161110日(木)

震災・復興とリスクマネジメント(  )国際都市神戸と世界の文化(  )提言:国際紛争・対立から平和・協調へ(  )グローバルサイエンスと拠点都市神戸(  )その他( ○ )

「第 5 回高校生国際 ESD シンポジウム@東京」「第 2 回全国 SGH 校生徒成果発表会」

[概要]

1.  目的

東南アジア各国の高校生、SGH 指定校の生徒および教員が集い、持続発展可能な社会づくりに向

けたシンポジウムを開催することを通して、参加者とその在籍校生徒・教員が持続発展可能な社会

を目指して地球的課題に主体的に取り組む姿勢を涵養する。また SGH 各校の生徒が集い SGH に関

する成果や実践内容を共有し、グローバル人材としての資質を高める。

 

2.  日時  平成 28 11 10 日(木)  9 50 分〜1530

3.  対象  全国の SGH 校および SGH アソシエイト校の生徒

4.  メインテーマ:SDGs and High School Students  17 goals to change our world

                SDGs と高校生:17 の開発目標から創造する私たちの未来〜

5.  海外からの参加校

l  インドネシア環境林業省附属高等学校(インドネシア)

l  ボゴール農科大学附属コルニタ高等学校(インドネシア)

l  カセサート大学附属高等学校(タイ)

l  フィリピン大学附属高等学校(フィリピン)

6.スケジュール

SGH校の海外交流活動の発表

ポスターセッション

本校からは卒業研究の6年生とSGH仙台交流の4年生が発表しました

6年生のMくんの発表です

木片コンクリートの強度の測定による建築素材としての利用可能性の検証

Verification of Usability of Woodchip Concrete as a Building Material by Measurement of Its Strength

4年生のSAさんとSBさんの発表です

被災地から学ぶ防災〜神戸への発信につなぐ〜

Disaster Prevention through Learning from Disaster Affected Area: Applying Lessons from Tohoku to Kobe

 

 

4年生SAのさんの所感

今回の成果発表会は、これまでの仙台交流活動で学んだことを再度確認する良い機会となりました。また、他校と交流を行うことで、自らの活動に強い影響を受けました。昼の合同交流で、互いの研究した内容を組み合わせる際、本校のテーマだけでなく様々な視点に目を向け、10年後にも続く安定かつ安心な街づくりを考えることが出来ました。これらを通し、今後の活動では、各地域に意識を向けて進めたいと思います。

 

4年生SBさんの所感

今回のSGH校の交流会はとても充実したもので、仙台交流活動に関わらず、自分自身の神戸プロジェクト(総合的学習)の論文のためにもなるものでした。まず、外国の学校や国内のSGH校の発表を英語で聞きました。私たちが行う活動も国内にとどまらず海外にも発信しなければならないと感じました。ランチディスカッションでは、他校の活動内容を聞いて、ディスカッションを行いました。例えば、ある学校では発展途上国の経済に関する研究を行っていました。ポスターセッションでは、来て下さった方々から沢山の質問をもらいました。「レジリエンス」とは何か、という質問と外国の方から英語で内容を聞きたいと言われたとき、すぐに答える事が出来ず、未熟さを感じました。また、他校のポスターセッションを見に行き、学んだことを地域に貢献するということの難しさを感じました。


2016719日(火)

震災・復興とリスクマネジメント(  )国際都市神戸と世界の文化(  )提言:国際紛争・対立から平和・協調へ(  )グローバルサイエンスと拠点都市神戸(  )その他( ◯ )

平成28年度「Kobeプロジェクト卒業研究優秀者発表会及び講演会」

神戸大学統合研究拠点コンベンションホールにて,6年生(3回生)の卒業研究発表会を実施しました.

発表@ 「植物の生育環境の変化が花弁の濃淡に及ぼす影響」

発表A 「建築素材における低圧縮型木片コンクリートが与える未使用木材利用の可能性」

発表B 「民衆運動の普遍性−19世紀と現代の民衆運動から−」

発表C 「害虫と人とのつきあい方−ナメクジの実験から考える農薬に頼らない栽培方法−」

発表D 「『野球女子』の派生が観客動員数及び球団本拠地の観光客数に与えた影響」

発表E 「洗剤メーカー各社の油汚れに効果を示すことを宣伝活動の主題にした商品の濃度と洗浄能力の関係の比較」

発表F 「若者の投票率を上げるための政治教育とは−模擬選挙を用いた実験の投票率から見る情報刺激の効果−」

講評  石川慎一郎 先生(神戸大学大学教育推進機構 国際コミュニケーションセンター教授) 

先生 (神戸大学大学院 人間発達環境学研究科准教授)

講演会  多湖 淳 先生(神戸大学大学院法学研究科教授)

演題:「個人(私たち)と国際社会」

 

ポスター発表者

ポスター@ 「長時間潤いを持続する化粧水の作成−納豆のねばねばに保水効果はあるのか−」

ポスターA 「A4コピー用紙を用いた折り紙飛行機の形状と飛距離の研究」

ポスターB 「よく飛ぶ紙飛行機の特徴と実機への応用可能性」

ポスターC 「魚の尾鰭の形状によるエネルギー効率の解析実験」

ポスターD 「クラシックバレエにおける表現の使い分け−7つのヴァリエーションを比較して−」

ポスターE 「自転車を利用した地域活性化−しまなみ海道の事例から−」

神戸大学統合研究拠点コンベンションホールで実施しました.

学校長挨拶

発表の様子1

発表の様子2

発表の様子3

神戸大学 林先生による講評


 

2016625日(土)

震災・復興とリスクマネジメント(  )国際都市神戸と世界の文化(  )提言:国際紛争・対立から平和・協調へ(  )グローバルサイエンスと拠点都市神戸( )その他( ○ )

2016神戸大学リレー講座3回

[概要]社会基礎学〜グローバル人材に不可欠な教養〜

 

JAPIC 事業企画部 上村俊一先生

(受講者の振り返り)受講前はグローバル化の中で一番大切なことは英語を身につけることだと思っていたが、自分の考えをしっかり持つこと。宗教に対する柔軟性、他者に対する知識と尊敬の気持ち、自国の歴史に関する知識、などは最低身につけるべきだと感じています。

元農林水産省農村振興局長

経済産業省産業技術環境局長 末松広行先生

(受講者の振り返り)農産物や森林などさまざまなものは「先人の努力の結晶であり、次の世代へ引き継いでいかねばならない物である。」との講師の冒頭に提示された言葉が本講義の中で学んださまざまな知識をまとめているとよみがえってきた。

釜石市長  野田武則先生

(受講者の振り返り)地域のつながりは持続的にあるべきだ。講師の語る被災地の事実に私たちはどう向き合っていくべきか?被災地を訪れた私たちと同年代の若者と一緒に「日本はどのように変わるべきなのか?」との疑問について考えたいと思った。


2016618日(土)

震災・復興とリスクマネジメント(  )国際都市神戸と世界の文化(  )提言:国際紛争・対立から平和・協調へ(  )グローバルサイエンスと拠点都市神戸(  )その他( ◯ )

平成28年度第2回連続リレー講座

[概要]

日時 平成28618日(土)10:40〜16:40

場所 鶴甲第1キャンパスKK202教室 

 第2回からは午前から始まる授業になりました。大学の教室で弁当を食べたり、大学生と議論したりする機会もあり、腰を落ち着けて「神戸大学で学び浸る」感じで1日を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

1時間目(10401210

■現代の金融システム 吉村 隆先生

(ゴールドマン・サックス証券株式会社)

テーマ 大事なのは金融だけではないが、金融仲介機能 が発揮されることは大事なので、金融は大事。

生徒の感想から

○日本が置かれている状況が予想以上に大変だということに数値を通してわかった。

○バブルは多種類あって、今も進行中のものがあるとわかって驚いた。

○自国の状況をしっかりとらえ、それをふまえたうえで、今後ニュースを見たいと思った。

○金融については高校生でもしっかり知っておくべきだと感じた。

○新興国でのバブルの流れや状況を知り、単に利益の追求だけではだめだとわかった。

○日本の大学は資金運用を経営に取り入れないのか?海外では大学のファンドなどがあり、OBなどからの資金提供を生かして学校を発展させようとしている例もあるのに。

 

2時間目(1300-1430

■日本の未来を切り拓く  西村 康稔先生

(衆議院内閣委員長 衆議院議員) 

テーマ 〜少子化・IT 化・グローバル化と我が国の将来ビジョン〜

参加者の感想から

TPPに参加しない大国にTPPがどう影響 するかという視点を教えてもらった。

○他者と違った視点から見たり、違う価値観を持つ人と話しをすることが意外な着想を得るきっかけになることに気付いた。

○女性の社会進出はいずれ産業界全体を盛り上げることになると感じた。

○日本には既存の職業だけでなく、多くの今までにない職業が必要になると思った。

○人は一期一会が得意。そこではロボットに負けないということに気付かされた。

 

3時間目(1510-1640

■これからの国土づくりのあり方 

山田 邦博 (国土交通省 近畿地方整備局長)

テーマ1.土木がくらしを変え、まちを蘇らせる

2.近畿地方整備局の概要と主要課題

3.激甚化する水災害、切迫する巨大地震への対応

4.戦略的なインフラ老朽化対策

5.生産性向上を導く社会資本のストック効果

6.地域・近畿・元気 〜輝く未来へ

 参加者の感想から

○私はダムに賛成でないので、ダムのリスクも話してほしかった。

○「地域に元気を与える」というテーマを先生が非常に大切にされていることが伝わった。

○目先に利便だけで開発しているのではなく、災害対策など将来を見通した柔軟な考えで

活動されていることが感じられた。

TECFORCEの帰還報告会などを公開してはどうかと思った。

 

2016611日(土)

震災・復興とリスクマネジメント(  )国際都市神戸と世界の文化(  )提言:国際紛争・対立から平和・協調へ(  )グローバルサイエンスと拠点都市神戸(  )

[タイトル]平成28年度第1回連続リレー講座

[概要]

日時 平成28611日(土)13:20〜16:40

場所 鶴甲第1キャンパスKK202教室 

テーマ 「グローバル化とは何か?グローバル化の中で日本は?」

学生は何を学び、何を身につけるべきか?」

講師 門脇 直哉 JAPIC 専務理事・事務局長)三和 正明 (日本の魅力と真価を学ぶ集い POSITIVE JAPAN 中川 順子 (野村ホールディングス株式会社 執行役員) 宮本 JAPIC 事業企画部) 小川 真人(神戸大学理事・副学長)

 

神戸大学の「社会基礎学〜グローバル人材に不可欠な教養」(連続リレー講座)に参加させていただいています。2016年度第1回に参加しました。

 約200名の全学部から集まった大学生の中で、高校生としての問題意識を持って積極的に学ぶことができました。講義時間が終わってからも講師の先生に質問する姿が見られました。

 

生徒レポートから

●「まだ高校生だから・・・」との言い訳するのを止め、今自分ができることや努力できること探して行動に移していくことが欠かせないと思いました。

● 三和先生の結びの提起にあった「語学・ノウハウでなく新たな自己の確立を!」という言葉は、私も考えていたことなので、すごく共感できました。日本はもっと自信をもって主体的に動いていく必要があると考えました。

●GLOBALとINTERNATIONALでは国境に対する意識に違いがあると定義されたことが印象的でした。

●国家としての個性がなくなるのはとても恐ろしいことだと思います。グローバルのもたらす負の側面とそれらへの対策の理解が必要であると思いました。

●日本らしさの減衰には私たちの日常生活の世界との結びつきに端を発しているかもしれないと感じました。

 

 

 

 


2016512

震災・復興とリスクマネジメント(  )国際都市神戸と世界の文化(  )提言:国際紛争・対立から平和・協調へ(  )グローバルサイエンスと拠点都市神戸(  )その他(  )

[タイトル]第一回 グローバル・リーダー・セミナー

[概要]今年度第一回グローバル・リーダー・セミナーが実施されました。講師は、英国で「Keisan」というコンピューター会社を立ち上げ、英国政府の仕事を請け負い、データ分析を通じて犯罪防止に貢献されているJillur Quddus 氏でした。Jillurさんは、かつて日本の高校で英語の補助教員として働いた経験があり、日本の文化や歴史にも興味をお持ちの方です。「Global Inspiration ? Solving real-world social, economic and geopolitical problems」というテーマで、数学とコンピューターを駆使することで、世界の人々の役に立つことができることを本校の生徒に伝えていただきました。理系の分野で、世界で活躍する方のお話は、多くの生徒に刺激を与えるものでした。

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講師 Jillur Quddus 氏

1年生から6年生までの77名の生徒が参加しました。

コンピューターの基本「二進法」を題材にしたクイズが出題され、賞品もあるということで、熱心にそのクイズに取り組んでいました。後日、当選発表があり、1年生の男子生徒に賞品の世界最小のコンピューターが渡されました。

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第二部では、希望者とJillur氏と奥様で懇親会をしました。参加した生徒から、「世界で活躍するにはどうすればいいですか」などの、積極的な質問があり、それに対するJillurさんからアドバイスがありました。