校長室の扉

「生徒の可能性は無限」です。どんなことでもできるわけではないですが、目標を設定しチャレンジすることは重要です。「生徒の可能性」を支援する教育活動を推進していきます。校長室の扉は「生徒の可能性」実現のため開かれています。

 

本校は2学期制を採用しています。4月1日~9月30日が前半の学期で、「春学期」とよんでいます。今年度の夏季休業期間は、7月25日(木)~9月1日(日)になります。そのため、夏季休業前に終業式がないかわりに全校集会を開催します。全校集会は生徒会が主催する行事になり、校長講話のようなものはありません。夏季休業に向けての諸注意を生徒部主事が行いました。

本日の全校集会は猛暑のため、全校生が1か所に集合するのではなく、テレビ中継をHR教室で視聴する形態でした。新型コロナウイルス感染症が流行した際、長らく使用されていなかったテレビ放送システムを、当時の生徒会役員が大学から図面を取り寄せ、テレビ放送ができるように復旧してくれ、現在までその技術が継承されています。進行役の生徒以外に、ディレクター、スイッチャー、カメラマン、音声等多くの生徒が今回の全校集会の裏方として活躍しています。まさに「生徒が主役」の学校です。

変形労働時間制を採用している学校のため、8月に入るとほとんどの教員の勤務設定はなくなります。今年度は8月1日(木)~8月26日(月)までの26日間連続で勤務がない状態です。8月は生徒も教員も学校から距離を置き、自分を見つめ、これからのワークライフバランスを考える時間になります。事件・事故のない夏季休業期間であることを祈ります。

7月18日(木)、神戸大学出光佐三記念六甲台講堂を会場に「11回生卒業研究発表会」を開催しました。

11回生6年生112名は、本校スーパーサイエンスハイスクール事業の1つの「4学年協同ゼミ」で、3年時からひとりひとりがテーマを設定して研究に取り組んでいます。3年修了時に4000字程度のレポートとA1サイズのポスターを、4年修了時に8000字程度のレポートとA1サイズのポスターを、5年修了時に18000字程度のレポートとA1サイズのポスターを作成しています。今年度6年時は、4月11日(木)に5年修了時に作成したポスターを用いて全生徒がポスター発表をしています。その後、英文アブストラクトと発表スライドを作成し、7月2日(火)には本校各教室を会場に全員がスライドを用いた発表をしています。7月18日(木)は112名の代表9名が発表しました。発表の様子は、後日本校YouTubeチャンネルを通じて公開予定です。

本校の教育活動を通じて各自が修得したリサーチリテラシーを十分に生かし研究を進めていることがよくわかります。「見つける力」・「調べる力」・「まとめる力」・「発表する力」、それらの基盤となる「考える力」が身についていることがよくわかります。代表者による発表会、運営・進行・機材等すべてを生徒が担当しています。また、限られた時間のなかですが、質疑応答も活発に行うことができました。当日会場で先輩たちの発表に接した12回生4年生、13回生5年生は、それぞれに「4学年協同ゼミ」を通じて密かにもつ「あこがれの先輩」に少しでも近づき、追いつきたいという思いが閃いたと思います。

1 連関数の定義とその周辺
2 官民共同減災インフラとしての自動販売機の可能性 -神戸市東灘区における実態調査を通じて-
3 日本の旧翅類の翅の撥水性と表面における突起構造及び化学物質に関する研究 -トンボ目とカゲロウ目を比較対象として-
4 NPBにおける投手が活躍でき、評価される環境とは -活躍投手の分布と年俸から-
5 「ふわふわ」感とは何か -領域横断的な観点から考える-
6 コケ植物の仮死状態とアーバスキュラー菌根菌との共生関係
7 声に含まれる倍音と聞き手が受ける印象の関係性
8 夜明けにスズメが盛んに鳴くのはなぜか -鳴き声の連続回数に着目して-
9 女子高校生の摂食障害リスク及び 痩身願望を高める媒体としての インスタグラム -量的調査と質的調査を用いて-

 

本校3回生 岩井 直人 海曹長 を講師にお迎えし、海上自衛隊員として、日々、国防の最前線で勤務する様子を12回生5年生及び14回生3年生にお話しいただきました。

岩井さんは、現在、海上自衛隊第23航空隊第231飛行隊に所属し、副操縦士として日々の任務をこなしています。平成27(2015)年9月9日、関東・東北豪雨で鬼怒川が氾濫し、自衛隊ヘリが住民を救出する様子をニュースで接し、自衛隊員を意識するようになったそうです。報道ヘリも飛んでいますが、住民の救出は自衛隊ヘリしかできないことが印象に残り、人生の転機になったとのことです。一般の大学に進学しますが、初志を貫き、平成30(2018)年4月、海上自衛隊航空学生として入隊し、厳しい訓練を重ね様々な任務を遂行しています。まだまだ若手ですが、すでに海外(東ティモール、インドネシア、タイ)での任務、尖閣諸島周辺の緊張状態の任務も経験しています。10月からはアフリカ東部のジブチで海賊対応の任務に向かう予定です。

岩井さんは、幼稚園、小学校、中等教育学校と神戸大学附属学校園で学びを重ねています。今回も忙しい任務の合間を縫って、後輩たちに今の自分を伝えたい思いで講師をお引き受けいただきました。後輩たちも、普段は接することのないフライトスーツを着た先輩の姿に興味津々でした。

7月に入り本日7月16日(火)までの期間に、生徒の資質・能力と各種教育活動の教育効果を定量化する教育機関向け評価ツール「Ai GROW」を実施しています。SSH事業をはじめとする本校の教育活動を通じて、生徒の思考・判断・表現力や主体性などといった資質・能力(コンピテンシー)とその成長の適切かつ公平な評価を期待し、試験的に実施しています。

7月2日(火)本校で、11回生6年生112名による「卒業研究発表会」を開催しました。生徒ひとりひとりがテーマ(課題:問い)を設定し、その解決に向けて、様々な手法により取り組んだ成果の発表です。文系的研究テーマでも、「T検定」や「重回帰分析」という手法を用いるのは、「データサイエンス」を全員が履修している影響でしょう。

神戸大学の先生方、他大学の先生方、大学院生、大学生、高等学校、中学校等の先生方、本校入学希望家庭のみなさま、在校生の保護者のみなさま、聴衆として、質問者として発表会を盛り上げていただき、ありがとうございました。

教育関係者を対象とする情報交換会には、本校6年生も参加し、有意義な時間を過ごすことができました。参加いただいたみなさまに感謝いたします。

講評いただいた石川慎一郎教授のお話にもありましたように、この発表で終わりではありません。これからが本番です。本校で学び、身につけたリサーチリテラシーを大学でも社会でも利用することが大切です。11回生の卒業後のステージでの活躍を期待します。

 

 

 

本校では3年生~6年生までの生徒が「4学年協同ゼミ」に属し、それぞれのゼミで自身のテーマを設定し、研究を進めています。研究を進める上で必要なリサーチリテラシーを高めるため、5月に「手法別講義」と題して、自身の研究に必要な講義を受講します。本来は5月28日(火)の予定でしたが大雨警報により臨時休講となったため、6月25日(火)に開催しました。3年生~5年生の生徒たちが下記の講義を2種類受講します。3年間で最大6種類の講義を受講することができます。

着想講座:中川教諭  インタビュー講座:森田教諭  アンケート講座:林教諭  実験デザイン講座:竹村教諭  生物地学講座:山本教諭  物理化学講座:三輪特命助教(神戸大学みらい人材開拓センター、附属学校部)  論文の書き方講座:岡本教諭  データベース講座:若杉教諭  地理講座:大阪大学大学院生  数学講座及びLaTex講座:中田教諭

オープンスクールに多くのみなさまに参加いただき、ありがとうございました。

未来の新入生、未来の後輩たちのために、生徒たちは学校の「今」を伝えようとがんばってくれました。参加いただいたみなさまにとって、本校教育活動への理解を深めていただく機会になりましたでしょうか。

回答いただきましたアンケート、今後の広報活動の参考にさせていただきます。

明日6月22日(土)はオープンスクールです。今日の放課後、在校生は清掃と準備に協力してくれました。

体験授業を企画運営するASTAも準備中です。オープンスクールでも生徒は大活躍です。未来の後輩たちのために、全力で準備しています。

生徒のポスター発表を聞くことができるなど、文化祭とは異なる雰囲気の学校を体験できます。御都合がよろしければ御参加ください。

体験授業は人数制限・学年制限があります。体験授業以外は人数制限・学年制限はありません。ただし、入場するためには事前申込が必要です。miraicompassより、お申し込みください。

なお、自動車での来校・送迎は神戸市バスの運行及び近隣のみなさまへの迷惑となりますので、絶対におやめください。

本日6月20日(木)7限、生徒会が全校集会を開催しました。全校集会の前に、第13回兎原祭(2025年度文化祭)実行委員長選挙の立会演説会が行われました。1年後の文化祭に向けて準備がスタートします。

全校集会の最初は「表彰伝達」を行いました。今回は春季休業~6月前半までが対象です。「KP」という表示は、「Kobeポート・インテリジェンス・プジェクト」の略称です。学習指導要領の「総合的な探究の時間」「総合的な学習の時間」の校内呼称です。この「KP」に関する表彰が多い点が、他校とは異なります。本校では、生徒ひとりひとりが自分でテーマを設定し、卒業研究(課題研究)に取り組んでいます。その研究成果を各種コンテストや学会で発表し、春季休業以降、これだけの表彰がありました。

全校集会では、生徒たちによる自治学習コミュニティASTAによる報告、体育祭、音楽祭に向けての報告もありました。

 

6月18日(火)、名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校から2名の先生の訪問がありました。本校の4学年協同ゼミ(総合的な探究/学習の時間)に参加いただき、本校教諭2名と三輪特命助教(神戸大学みらい開拓人材育成センター)の5名で課題研究の指導方法について熱心に議論・競技・情報交換を行いました。課題研究の指導については、どの学校も悩みが多いです。

6月11日(火)、石川慎一郎教授(神戸大学大学推進機構)をお招きし、「探究研究における質的・量的“4C+1E Mixed Method”確立に向けて」の演題で講義していただきました。リサーチリテラシー向上をめざす多くの生徒が受講しました。受講した生徒は、「4C+E」をうまく研究に取り入れてほしいです。そして、他の生徒にも波及することを期待します。

石川先生は、コーパス言語学や応用言語学の分野で最先端の研究を進めておられるだけでなく、本校をはじめとして多くの中等教育段階の学校で探究/研究に関する啓蒙/普及活動でも大きな貢献があります。本校創設期より「卒業研究(課題研究)」の指導に関わっていただき、創設期の指導をまとめ、2019年に発表した『探究の力を育む課題研究』(学事出版)でも執筆いただいています。現在は、本校の「SS推進アドバイザー」(SSは、Supe Science,Secondary School,Smart Schoolを示します)として、指導・助言をいただいています。石川先生のような「応援団」、本校にとってはこのうえない資源です。

 

定期考査期間中、午後の時間帯に授業がないため、学年保護者会を開催することがあります。今回は12回生5年、13回生4年、14回生3年の3学年の保護者会を開催しました。14回生3年の保護者会では10月に実施する宿泊行事の概要を説明していました。また、ある学年では生徒指導担当教員が遅刻についての説明を行い、ほんの少しの意識改革を生徒が行うことができれば、大きな変化につながると保護者のみなさまに協力を呼びかけていました。

仕事の都合等により参加できない保護者のみなさまのために、動画配信を予定しています。

2学期制(春学期、秋学期)を採用している本校では、6月上旬、9月上旬、12月上旬、3月上旬に定期考査を実施します。中間考査は、4年生以上が5日間、3年生が4日間、1・2年生は3日間で実施することが多いです。

現在の評価は定期考査だけで行うわけではありません。教育活動のいろいろな場面を通じ、「知識、技能」、「思考力、判断力、表現力」、「学びに向かう力、人間性」の3観点を用いて評価します。

写真は初めての定期考査前日の1年生の教室です。黒板には考査受験上の注意事項と時間割が記されています。日々の学習の成果が発揮できることを祈ります。

本校4・5年生に対し、毎年1回、神戸大学全体及び各学部のガイダンスや講義を実施することにより、神戸大学への理解を深め、進路先として強く意識させるとともに、本校生徒に神戸大学構成員としての「神戸大学スピリッツ」を涵養することを目的に、5月21日(火)「神戸大学day」を開催しました。

4年生は、5年時からの類型選択に備える重要な時期であり、総合大学である神戸大学の特徴を活かして進路選択に寄与します。5年生は、1年後の出願校選択に寄与します。

ひとりでも多くの卒業生が神戸大学で学び、博士人材として世界トップレベルの研究者として活躍することを期待しています。

全学部の先生方に講義をしていただけるのは、総合大学である神戸大学の附属学校の大きなメリットです。毎年、医学科の臨床系(特に外科系)の先生方に講義いただく場合、緊急手術が入らないか心配します。今回も心臓血管外科の緊急手術が入らないかとハラハラしていましたが、無事に講義をしていただくことができました。

お世話になった先生方は次の13名のみなさまです。来年度は、システム情報学部、医学部医療創成工学科が加わる予定です。

佐藤 春実 先生 神戸大学概要 学長補佐、みらい開拓人材育成センター長、人間発達環境学研究科教授

大橋 完太郎 先生 文学部 人文学研究科教授

橋本 直人 先生 国際人間科学部環境共生学科 人間発達環境学研究科准教授

Erkki Lassila 先生 国際人間科学部子ども教育学科 人間発達環境学研究科助教

榊 素寛 先生 法学部 法学研究科教授

梶谷 懐 先生 経済学部 経済学研究科教授

中村 絵理 先生 経営学部 経営学研究科教授

山本 由弦 先生 理学部 理学研究科教授

岡田 健次 先生 医学部医学科 医学研究科教授

宮脇 郁子 先生 医学部保健学科 保健学研究科教授

末包 伸吾 先生 工学部 工学研究科教授

本田 和久 先生 農学部 農学研究科教授

竹林 幹雄 先生 海洋政策科学部 海事科学研究科教授

5月17日(金)・18日(土)、天候に恵まれ、第12回兎原祭(2024年度文化祭)を開催することができました。

交通至便とも言えない本校で開催する第12回兎原祭(2024年度文化祭)に、5000名を超えるみなさまに参加いただきましたこと、感謝するばかりです。本校教育活動の一端を参加いただいたみなさまに感じていただくことができたでしょうか。

生徒たちの工夫はまだまだ続きます。来年度も多くのみなさまの参加お待ちしております。

いよいよ明日、第12回兎原祭(文化祭)が始まります。準備、まだまだアヤシイ状態です。

他校にない生徒の自治組織「ASTA」も、校内各所で活躍します。

「ASTA」は Advanced Science and Technology Academy の略称です。本校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の1つとしてスタートした、生徒の、生徒による、生徒のための自治組織です。今年度は生徒の運営を補佐する教員が公募され、8名が選出された真下。「ASTA」の概要は本校webページを御参照ください。2024年5月段階で、競技数学班、物理班、化学班、生物班、地学班、情報班、語学班、地理班、歴史班、クイズ班、入険班、漢字班、線形代数班、鉄道班、航空班、音楽班、茶道班、経済経営班、古典班、DS班、計20班が変幻自在に活動しています。「生徒が主役」の本校を象徴する自治組織です。

5月17日(金)・18日(土)に開催する第12回兎原祭(文化祭)まで残り2日を切りました。教室の机や椅子の大規模移動も今日5月15日(水)放課後に終了しました。明日5月16日(木)しか時間はありません。2日間ですでに5,000名近くの申込があります。大勢のお客様に本校生の知恵と工夫を感じていただくことができるでしょうか。生徒の力を信じます。

5月17日(金)・18日(土)に開催する第12回兎原祭(文化祭)まで残り1週間を切りました。校内各所で準備が進んでいます。間に合うかどうか不安な企画もあるのでは。来場いただくみなさまに、「来てよかった」、「楽しかった」、「次は自分がやりたい」と感じていただくことができるといいですね。事故のないよう準備に取り組みましょう。

 

5月17日(金)・18日(土)に開催する第12回兎原祭まで残り2週間になりました。

実行委員会の生徒たちが Learners' Agora で作戦会議をしています。

持続可能な開発のためのイベントとなるよう、実行委員を中心に全校生徒が取り組んでいます。よろしければ、御来場いただき、本校生徒の知恵と工夫を体感していただきたいと思います。

mirai comapass 申込ページ  

5月17日(金)・18日(土)に開催する第12回兎原祭に向けて、校内各所で準備が進んでいます。

環境整備のひとつとして、実行委員会の生徒たちが放課後に草引きをしました。雑草は生徒と同様に猛烈な勢いがあります。3週間後の第12回兎原祭に向け、何回も草引きが必要になるでしょう。

持続可能な開発のためのイベントとなるよう、実行委員を中心に全校生徒が取り組んでいます。よろしければ、御来場いただき、本校生徒の知恵と工夫を体感していただきたいと思います。

mirai comapass 申込ページ 

 

4月19日(金)午後、全校保護者会を開催しました。

新型コロナウイルス感染症の流行が始まった2020年より、6学年全保護者が一堂に会する全校保護者会の形態は取りやめています。それに代わり、動画配信を行っています。学年保護者会及び学級保護者会は対面で開催しています。学年保護者会については、アーカイブ配信にも対応しています。

1年生の学年保護者会はHR教室近くの「Learners' Agora」で開催しました。生徒の学校生活を心配されている保護者のみなさまに、学年主任が入学後2週間の様子を説明いたしました。保護者のみなさまの生徒に対する心配が、信頼に変わっていく6年間の学校生活となるよう、本校では教育活動を展開してまいります。

本校は、生徒ひとりひとりがテーマを設定し、卒業研究に取り組む学校です。3年生になると自らテーマを設定し、3年生から6年生までの4学年の生徒15名ほどで構成するゼミに参加します。

毎週火曜日の6限・7限がゼミの時間です。今日は、テーマを設定するための時間でした。研究部の教員が「研究デザインを考える」と題して、共通講義を行いました。今年度の研究もいよいよ始まります。1年後の「課題研究合同発表会」(ポスター発表)が楽しみです。

16回生新入生121名は、4月8日(月)神戸大学出光佐三記念六甲台講堂で入学式を終え、翌9日(火)から本校に登校し、第1週を終えました。火曜日から金曜日までの4日間で、オリエンテーション、身体計測、新入生歓迎会、部活動紹介、課題研究合同発表会、部活動仮入部など、多くの行事を経験しました。課題研究合同発表会で先輩のポスター発表に接し、コメントシートに自分の意見を書くというのは、他校の新入生では経験できないことでしょう。

今日のオリエンテーションはICT教育推進室の先生方が、ICT端末の利用について説明をしています。SNS利用のうえで絶対にしてはならないこと、アカウントやパスワード利用上の注意など、非常に重要なことばかりでした。便利なものには、必ず危険が潜んでします。その危険を少しでも除去していくことが、よりよく生きていく、よりよい社会をつくっていくうえで重要です。16回生が小学生から「市民」に成長していくことを期待します。

 

本校は全生徒が卒業研究(課題研究)に取り組みます。課題研究合同発表会は、昨年度に取り組んだ研究内容をポスターにまとめて、発表する機会になります。

発表者は4-6年の3学年の生徒に加え、新3年生、新2年生も参加しています。聴衆は、本校1-6年の生徒に加え、本校保護者、神戸大学の先生方、全国の中学校・高等学校・大学の先生方、本校入学希望家庭の保護者のみなさま、企業やNPO法人のみなさまなど、多岐にわたっています。年度当初の多忙な時期にもかかわらず、参加いただいたみなさまに、心から御礼申しあげます。

発表会終了後、教育関係者による情報交換会も開催しました。課題研究合同発表会、今回で3回目になります。よりよいものとするため、みなさまからの声をぜひとも頂戴したいと思います。

 

本日4月10日(水)、新入生121名、午前中は教室で学力推移調査に取り組み、午後は第1アリーナ(体育館2階)新入生歓迎会、部活動紹介と行事が続きます。

3年生が4月18日(木)実施の全国学力・学習状況調査に向けて、本日4月10日(水)午前中、「生徒質問調査」に回答しています。

紙媒体で回答するのではなく、web回答します。無事にログインし、回答していきます。

令和6(2024)年4月8日 本校第1アリーナで着任式及び春学期始業式、神戸大学出光佐三記念六甲台講堂で第16回入学式を行いました。

始業式講話

入学式式辞

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