NIIグランドチャレンジ・NII共同研究・CSPSAT2 合同セミナー
伊平屋島:サスティナブルな開発の実現化にむけて

会議/宿泊情報

  • 会議名
    • NIIグランドチャレンジ・NII共同研究・CSPSAT2 合同セミナー
      「伊平屋島:サスティナブルな開発の実現化にむけて」
  • 日程
    • 2014年3月13日(木)〜16日(日)
  • 用務先
  • 用務地
    • 〒905-0704 沖縄県島尻郡伊平屋村字島尻1982番地
  • 宿泊施設

概要

Computational Sustainability は計算機および情報科学分野の技術を 環境・経済・社会の要望などの均衡をとった持続可能 (サスティナブル) な開 発に応用することを目的とした新しい融合研究分野である.

国際学術誌 ACM TIST で2011年に特集号 ([Gomes '11] 参照) が発表されたこ とに加えて人工知能分野のトップ国際会議であるAAAI-13において特別セッショ ンが設けられるなど活発に研究されており,本プロジェクトのテーマである制 約技術も実現手段の一つとして注目を集めている.

今回の合同セミナーでは離島におけるサスティナブルな開発を実現するための 研究課題の発掘および必要となる制約技術の検討を目的として,沖縄県伊平屋 島でフィールドワークと議論を行う.

伊平屋島には美しい海,野山,サンゴの石垣や赤瓦屋根の民家が残る 昔ながらの集落がある.一方,伊平屋島にはムーライトマラソンで年々知名度が 上がり観光化が急速に進んでいるが,開発が進むに伴い昔ながらの環境が損な われているという問題もある.

合同セミナーでは制約技術の研究者および現地の関係者による講演や研究打合 せを通した交流から,環境・経済・社会の要望などの評価基準を同時に考慮す るような開発に関する問題の検討と制約モデル化,およびその問題を解くため のアルゴリズムの設計および評価について議論する.

(参考情報)

プログラム

3月14日(金)  
10:30-11:00 Task-Oriented Robust Team Formation [PDF]
  Tenda Okimoto*, Nicolas Schwind, Maxime Clement, Katsumi Inoue.
11:00-11:30 Considering Dynamic Costs for Dynamic MO-DCOPs [PDF]
  Maxime Clement*, Tenda Okimoto, Tony Ribeiro, Katsumi Inoue.
11:30-12:00 Utilitarian and Egalitarian Solution for Multi-Objective Constraint Optimization [PDF]
  Nicolas Schwind*, Tenda Okimoto, Tony Ribeiro, Katsumi Inoue.
12:00-13:30 昼休憩
13:30-14:00 Ship Collision Avoidance Using Distributed Local Search [PDF] [PPTX]
  Dong-Gyun Kim*, Katsutoshi Hirayama, Gyei-Kark Park
14:00-14:30 Modeling of and Inference in Probabilistic Resilience Systems [PDF]
  Stefan Zeltner*, Katsumi Inoue.
14:30-15:00 休憩
15:00-15:30 Logic Programming for Cellular Automata [PDF]
  Marcus Voelker*, Katsumi Inoue.
15:30-16:00 Resilience in Causal Models [PDF]
  Hei Chan*, Katsumi Inoue, Earl Bellinger.
 
3月15日(土)  
10:00-10:40 特別講演
バランスのとれた行政運営
  伊礼清 (伊平屋村・副村長)
10:40-11:20 特別講演
情報学による持続可能な社会にむけた取り組み [PDF]
  井上克巳 (国立情報学研究所・教授)
11:20-12:00 特別講演
持続可能な社会基盤ネットワークのための協調計算技術 [PDF] [PPTX]
  平山勝敏 (神戸大学・教授)
12:00-13:30 昼休憩
13:30-14:00 SATソルバーにおける単位伝搬の並列性改善手法の検討 [PDF]
  古橋燎, 鍋島英知*
14:00-14:30 組込み基数制約とインクリメンタル解法を用いたハミルトン閉路問題の解法 [PDF]
  宋剛秀*, Daniel Le Berre, Stephanie Roussel, 番原睦則,田村直之
14:30-15:00 休憩
15:00-15:30 Modeling of Resilient Systems using ASP
  Andrei Doncescu*
15:30-16:00 Counting non-zero Fourier coefficients in Sparse Boolean Cubes and its Applications to analyze random SAT instances [PDF]
  Yoshitaka Yamamoto*, Tomoki Miyagi, Koji Iwanuma.
16:00-16:30 休憩
16:30-17:30 今後の研究計画に関する議論

参加者 (16名)

  • 伊平屋村
    • 伊礼清
  • 国立情報学研究所
    • 井上克巳, 沖本天太, Maxime Clement, Nicolas Schwind, Hei Chan
  • 東京工業大学
    • 佐藤泰介
  • 山梨大学
    • 鍋島英知, 山本泰生
  • 神戸大学
    • 田村直之,平山勝敏,宋剛秀, Dong-Gyun Kim
  • LAAS - CNRS
    • Andrei Doncescu
  • RWTH Aachen University
    • Marcus Voelker
  • University of Southern California
    • Stefan Zeltner

その他

  • 遠方の方で,ハンドアウト等の配布物がありましたら,ファイル(PDF)と部数を幹事までお送りください. こちらで印刷して会場にお持ちします.
  • 研究会終了後,発表資料は,本Webページに(認証付き)で公開させていただきます.
  • 現地の交通等の参考になる web page

Author: Takehide Soh

Created: 2014-04-02 水 13:40

Emacs 23.3.1 (Org mode 8.2.1)

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