日帰り巡検
〜其の壱〜


2005年5月2日、火山地質研究室では毎年恒例の巡検に行ってきました。
今年は神鍋山・玄武洞です。
両方とも兵庫県の日本海側にあります。
特に玄武洞は豊岡・城崎にまたがっています。
なので、前日の夜に「城の崎にて」を読んできました。
どうでも良いですか。
そうですか。



神鍋山
stop3 十戸滝じゅうごのたき(神鍋溶岩)

十戸滝。落差7〜8mぐらい?  神戸大学から、佐藤教授の運転するパジェロに揺られること3時間。
 最初のstopに着きました。

 stopの順序が少し変ですが、気にしてはいけません。
 神鍋溶岩の末端崖の上を川が流れ、滝になっているのだそうです。

 滝の裏を通る道は、前年の 台風23号の被害で立ち入り禁止になっていました。
 地質学野外実習Tも影響を受けた凄まじい台風でしたが、こんな所にも爪跡が…。



神鍋溶岩  パホイホイ溶岩とアア溶岩の中間的な溶岩。
 気泡が球形(変形していない)なので粘性は低かったはず。
 その一方で厚みがあるし、塊があるようにも見える。



クリンカー?  溶岩末端崖の下の方。

 クリンカーかもしれない。
 違うかもしれない。

 クリンカー…“赤褐色に酸化した数cm−数十cmの発泡した岩石の欠片。”
『フィールドガイド 日本の火山E 中部・近畿・中国の火山』
高橋正樹+小林哲夫〔編〕築地書店




昼食
虹色の雲  stop2の神鍋山南西麓(降下スコリア堆積物)に行く前に昼食をとる。
 レストランの駐車場から綺麗な虹色の雲が見えた。







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