栽培や実習の様子などを載せています。

2014年

 

2013年

 


1月7日

水田のあぜ塗りと畑の堆肥散布を行いました。
 

水田のあぜは田に水を溜めるためのものですが、毎年少しずつ崩れたり穴が開いたりする箇所があるので補修しています。
また畑の堆肥散布は、センターの牛から出る糞尿をもとに堆肥化したものを散布しますが、畑の地力増進に一役買っています。

どちらも地味な作業ですが、作物生産のためには欠かせません。




2014年1月



12月2日

キャベツの収穫・調製実習を行いました。
 

今回収穫したキャベツは年内どりに適した「YR泰山」という品種です。

実習では、キャベツの作型や農薬散布などの栽培管理について説明を行いましたが、
収入や生産コストについての話は学生さんも驚くことが多かったようです。

今後他品種も含めて、複数回に分けて収穫・調製作業を行い、姫路市中央卸売市場に出荷します。


2013年12月


11月20日

タマネギの植え付けを行いました。
  

品種は中生種の「ターザン」という品種で、貯蔵性の高い美味しい品種です。
植え付け作業は地道に手作業で行いますので、翌(々)日の筋肉痛は免れません。
5月下旬頃に学生実習で収穫する予定です。


2013年11月


10月21日

キャベツの生育の様子です。
 




10月17日

サツマイモの自主栽培の収穫を行いました。
 


10月15日

イネの調製作業を行っています。
  

稲刈り作業を終えると、収穫されたモミは乾燥・モミすり・選別などの工程を経て玄米となります。
この季節になると天気を見ながら、収穫と調製作業の繰り返しとなります。
学生実習では、モミすり機や選別機などの機械による調製作業と合わせて、
人の手・目による調製作業も体験します。



10月1日

サツマイモの収穫を行いました。
 

前のトラクターでサツマイモのつるを刈り取り、後ろのトラクターで地面にひびをいれて、芋掘り作業をしやすくします。
この日は天候が良く、土も適度に渇いていたため、掘りあげたイモに泥付きも少なくきれいに仕上がりました。


2013年10月




9月27日

稲刈り作業が続いています。


現在コシヒカリ、キヌヒカリ、きぬむすめの3品種の稲刈りが終わりましたが、
まだヒノヒカリ、にこまるの2品種の刈り取りが残っています。
収穫期の近い黄金色をした水田の隣で、
稲刈りを終えた水田は、哀愁を漂わせています。



9月5日〜6日

大阪市立大学生活科学部の学生さんが農場実習を行いました。
  

今回の実習は、5月のコシヒカリ手植え作業に引き続き2回目で、
コシヒカリの手刈りでの収穫作業や、ダイコンの播種、キャベツの植え付けなどの作業を行いました。

また隣接田では同日、コンバインによる収穫作業を行っていたため、スピード感溢れる大型機械の先進性も見てもらうことが出来ました。

日常当然のように口にする食べ物がどのように種が播かれ、育ち、収穫されるのか、
ほんの一部ですが、体験することで何か感じたものがあれば、うれしく思います。



2013年9月




8月29日

キャベツの植え付け実習(YR泰山とYR冬どり錦秋、他2品種)を行いました。
 

左の写真は8月7日に播種を行った「YR冬どり錦秋」という品種の苗です。

右の写真は植え付け作業の様子です。
この日は曇りがちな天気で比較的涼しく感じられ、作業はスムーズに進みました。
今後の学生実習では、追肥や除草、収穫作業などが予定されています。


8月27日

水田の除草実習を行いました。
 

当センターの水田では、水管理がうまくいかなかったためか、例年より雑草(主にノビエ)がやや多く発生しました。
特に除草剤の使用を少なく抑えた栽培を行っている水田(コシヒカリ)では多く発生していましたが、
学生さんが除草作業をした後には、見違えるほどに美しくなりました。

8月26日

刈払い機の操作実習を行いました。
 

左の写真は技
術員が説明を行っているところです。

機械の仕組みや安全な操作方法を学んだ後、実際に作業を行いました。
刈払い機は、除草を行う身近な機械の一つでありますが、
刃が高速で回るという危険な面もあり、慎重さは欠かせません。

8月15日

ダイズが開花しています。


現在紫色の小さなかわいらしい花が咲いています。
この頃はダイズにとって水分が欲しい時期ですが、連日の天気で雨がありません。
地面にもひび割れができて、ダイズの悲鳴が聞こえてきそうです。




またコシヒカリ、キヌヒカリが出穂開花し、穂が垂れてきました。


所々にスズメの食害が見られ、防鳥糸を張ったり、おどしを設置しています。
イネの穂が風に揺れる様は美しく癒されますが、
風のない時は、うだるような暑さで参ります。



8月7日

キャベツの播種(YR泰山とYR冬どり錦秋の2品種)を行いました。
 

左の写真は播種作業の様子です。
「ハンディ播っく」という道具を使って、一穴に一粒ずつ種を落とします。

右の写真は8月15日の様子です。
連日高温が続き、通気や病害への対策など育苗管理に気を遣っています。



2013年8月




7月10日

実習でダイズ畑の除草を行いました。


雑草が大きくなるとダイズの収量が落ちますし、ダイズに絡まったりするなど作業性が悪くなるので、除草作業は欠かせません。
炎天下の中の作業でしたが、学生さんがよく頑張ってくれました。


7月9日

水田の様子です。


写真は、当センターで最後に田植えを行った(6月14日)「にこまる」という品種の水田です。
今年は5月以降の雨量が少なく、水入れに苦心しましたが、田植えも無事終わり、ここまでイネも順調に生育しています。


2013年7月




6月25日〜

バレイショの収穫が始まりました。
  

バレイショの収穫は、芋掘り機でうねの上にイモを露出させてから、手で拾っていきます。
イモに付いた土を落としながら一つ一つ拾っていく作業は、収穫の喜びがあるとはいえ、暑い中しんどい作業です。

写真は、7月2日の実習の様子で、赤いイモはネオデリシャスという人気品種です。

また、7月5日には実習でサッシーの調製を行いました。
表面の土を丁寧に落として、傷イモや小さいイモなどを除きます。
この後、箱詰めも行いました。




2013年6月




5月29日

代掻き(しろかき)と田植えを行いました。
 

左の写真はトラクターで代掻きを行っている様子です。
また右の写真は田植え機で田植えを行っている様子です。
順番に水田に水を入れて代掻きを行うと、その数日後に田植えを行います。
この時期はこの作業の繰り返しで特に忙しいですが、張り切って頑張っています。



5月24日

タマネギの収穫を行いました。

 

左の写真は、5月22日掘り上げの様子で、うねの上に並べて天日乾燥させました。
右の写真は、5月24日収納の様子で、葉を切断し、コンテナにまとめています。
その後、さらに雨よけ温室内で送風乾燥させることで、貯蔵性の高い(病気や腐れのない)タマネギができます。
タマネギの葉を切断すると、辺りにタマネギ臭が漂うのに加えて、涙が出そうになりました。


5月14日

タマネギの生育の様子です。


4月以降温かくなり、急速に地上部が成長しました。
今後地上部が倒伏してくると、まもなく収穫期です。


5月11日

キヌヒカリ、きぬむすめの苗出しを行いました。

 

左の写真は播種(5月8日)作業を行った3日後の様子です。
育苗器の中で、発芽したイネの苗はまだ弱々しい色をしています。
この後、苗置き場に並べていきます。
一粒の種モミが成長して秋には何百何千倍のごはん粒になると考えれば、やはり偉大に感じます。



5月9日

実習でコシヒカリの手植えを行いました。



この水田では、18aの面積の管理作業をすべて手作業(耕耘、代掻きはトラクター)にて行います。
手植えだけでなく、夏には手取り除草、秋には鎌で収穫作業を行います。
学生さんは昔ながらの稲作の苦労を知ることで、現代の機械化稲作の先進性を知ることができます。



5月9日

実習でサツマイモの採苗、植え付けを行いました。

 

サツマイモの苗が順調に成長し、植え付け適期になりました。
左の写真は採苗の様子です。
右の写真は畑に植え付けた後、潅水を行っている様子です。

今後数回に分けてサツマイモの植え付けをする予定です。



2013年5月


4月23日

バレイショの中耕・培土を行いました。



品種はネオデリシャスです。
先日の霜害の被害を受けましたが、株が大きくなってきました。
中耕・培土は除草も兼ねて株元に土寄せをする作業で、イモが表面に出てきて緑化することを防ぎます。

サッシーはまだ株が小さいため、後日行う予定です。


4月19日

コシヒカリの播種を行いました。

 

ここ数年、当センターではコシヒカリを一番手に播種作業を行っています。
緊張しながら作業を行いましたが、大きな問題もなく無事終わりました。
5月以降にはキヌヒカリ、きぬむすめ、ヒノヒカリ、にこまるの播種も控えています。

右の写真は5月1日の写真です。



また農場実習では、畝(うね)たて等の作業を行いました。



学生さんそれぞれが思う、好きな野菜を、好きな作り方で育てる「自主栽培」なので、畝の形もそれぞれです。
「何を作るのだろう」と面白がって見ています。



4月13日

バレイショが霜害に遭いました。

 

この時期はまだ朝晩強く冷え込む日があり、恐れていたことが起こってしまいました。
写真はサッシーという品種で、地上部が枯れかかっているのが分かります。
今後少しずつ回復はしますが、生育は遅れてしまうでしょう。
残念ですが、仕方ありません。

一方、不織布を被せていたネオデリシャスは被害が少なく済みました。



4月12日

今年度の農場実習(応用植物学コース、毎週金曜日)が始まりました。



写真は学生さんがナス、ピーマン、トマト等の鉢上げを行っている様子です。
例年同様、今年度も育苗中の病害に苦しみましたが、
なんとか苗数の確保は出来、胸を撫で下ろしています。

またカボチャ、スイートコーン等の播種も行いました。
この実習では、ナスの栽培(収穫量の競争)の他、
学生さんそれぞれが好きな野菜を育てる「自主栽培」をすることで農業を学びます。



4月9日

サツマイモ(品種:紅高系)の育苗を始めました。

  

左の写真は3月28日、ハウスの温床に種イモを並べて埋めていく「伏込み」という作業の様子です。
その後、温度と湿度を保ち、萌芽を待ちます。真ん中と右の写真は、4月9日の様子です。
萌芽からおよそ40日後、適当な長さまで生育してから採苗、植え付けが行われます。

ここまでは苗の揃いも良く、順調に生育していますが、
ナスやピーマンの育苗同様、苗作りは緊張します。


またバレイショの萌芽も確認しました。

 

左はサッシーという品種で、萌芽間もない姿です。
右はネオデリシャスという萌芽の早い品種で、霜害を防ぐための不織布を張っていることもあって生育が進んでいます。

4月に入って気温も高くなり、既に食資源センター内の桜も散りました。
ネオデリシャスが布団(不織布)を脱ぐ日も近そうです。


2013年4月



3月26日

果樹園の応援(ブドウのテント張り)に行きました。

 
ブドウの棚にビニールトンネルをかぶせる作業で、毎年この時期にセンターの技術職員が総出で行っています。
この日は風が弱く順調に作業が進んだため、和やかな雰囲気で時折笑顔もみられました。
作物系の技術職員は、長時間腕を天に伸ばした状態での作業は慣れておらず、あさってくらいに筋肉痛になることは間違いありません。



3月15日

ナス、ピーマン、トマトの播種を行いました。

  

左の写真は128穴のセルトレイに一粒ずつ種を落としていくところです。
その後、覆土をしてハウス内の温床(25℃)で管理します(中央の写真)。

右の写真は3月22日ナスの発芽の様子です。
小さな誕生の姿ですが、これから多くのナスをたわわに実らせると想像すると偉大に思います。

これらの苗は4月以降の学生実習で使用され、
学生さんそれぞれの思い思いの栽培法により育てられますが、
それまでに枯らしてしまわないようにと気を揉んでいます。



3月11日

キャベツの植え付けを行いました。

  

1月18日に播種を行った「若女将」という品種で、大きく貫禄のある苗になりました。
植え付け後は寒冷紗でトンネルをつくり、キャベツの株を覆いました。
チョウやガなどの害虫を防ぎます。
気温の上昇とともに成長のスピードも速まり、一気に大きくなるでしょう。


3月6日

バレイショの植え付けを行いました。

  

30cm間隔で種イモを置き、その間に肥料をやります。
さらに覆土をして作業は終了です。
今日植え付けを行った品種はネオデリシャス、サッシー、こがね丸の3品種で、一ヶ月程すれば萌芽が揃います。
ネオデリシャスは萌芽が早く、霜害に遭うのを避けるため、不織布を張りました。


2013年3月




2月20日

育苗床土の土壌消毒を行いました。

  

 

蒸気式土壌消毒法は病原菌や害虫、雑草の種子を駆除するために行いますが、毒性がなく、人畜・近隣作物への害がありません。
写真では70℃ですが、このあと75℃まで蒸気温度が上がります。
消毒の終わった土は湯気があがり、迫力があります。

この土は学生実習の自主栽培で用いるナスやトマト等の育苗やサツマイモの育苗に使われます。


2月12日

タマネギの追肥を行いました。
畝(うね)の上に散らばっているピンク色の粒が肥料です。
連日の寒さに耐えて、順調に生育しています。




下左の写真は、2月1日に播種を行ったキャベツの苗です。
品種名は「若女将」だそうです。
下右の写真は、1月18日に播種を行ったもので、大きくバンザイをしているようにも見えます。

これまでのキャベツ栽培では、夏に播種して冬に収穫する作型を行っていましたが、
今年からは春に作る作型も僅かではありますが、挑戦しています。

        


2月4日

バレイショの浴光育芽を開始しました。
温室内で一ヶ月ほど太陽光を浴びさせて、萌芽を促します。
およそ一ヶ月後植え付けを行う予定です。

  

ネオデリシャスやサッシーなど複数品種栽培することで、収穫期の分散を図っています。



2013年2月

2013年1月