11月16日,兵庫県立大学環境人間学部の農牧場実習がおこなわれ,51名の方が参加されました.今回の実習は,環境人間学部の講義である「環境教育論」の一環として行われ,主に循環型農業に関して学んだいただくことを目標に行われました.
実習メニューとしては,ウシの糞尿や剪定枝の堆肥化に関する実地講義や,畜舎の敷料の運び出し,果樹園でのたい肥撒布など循環型農業の現場での作業,そして収穫期を迎えたサツマイモの収穫,試食が行われました.
11月8日,今年も農作物が無事に収穫できたことを祝って,収穫祭が行われました.今年は,シュヴァイスゲートEU代表部駐日大使をはじめ,西村加西市長,相野兵庫県立農林水産技術総合センター長,王子六篠会会長ら多数の方々をお迎えして,行われました.また,学内からも福田学長をはじめ,多数の方々に参加いただきました.
収穫祭では,稲刈り,サツマイモの収穫も行われ参加いただいた皆さんとともに収穫の喜びが分かち合うととともに,センターで収穫した和牛や鶏肉,コメ,バレイショ,カキなどを使った手作り料理を味わいました.
We held “Feel and Taste the Agricultural Products of Japan” on November 3. This event aimed to provide an opportunity for foreign and Japanese college students to deepen cultural exchanges, as well as to learn Japanese agriculture. 26 foreign students (from Vietnam, Laos, Cambodia, Thailand, Philippines, Taiwan, China, Mongolia, Korea, and Brazil) and 5 Japanese students participated in this event. The program consists of farm tour, sweet-potato digging and food tasting BBQ party. In BBQ party, pears, persimmons, onions, potatoes, and sweet-potatoes produced in our farm were served, and famous Wagyu beef were tasted. Thank you very much for participating in our event. We hope that all of the participants enjoyed it.
2013年10月24日,京都女子大学家政学部食品栄養学科の農場実習が行われました.今回の実習は10名の方が参加され,イネの調製作業やサツマイモの収穫,センターで収穫したはりまる,サッシー,ネオデリシャスなどの少し珍しいバレイショの試食会が行われました.
日帰り実習のため,あまり多くの作業はできませんでしたが,「話を聞くだけでなく,実際に作業できたことがよかった.」「学校の座学では学べないことを知ることができてよかった.管理栄養士として働くうえで,学んだことを生かしたい.」などと感想を述べておられ,とても有意義な時間を過ごしていただけたようです.
2013年10月21〜23日,参加大学を特定しない農場実習プログラム「農場から食卓まで」が開講されました.
平日開催にも関わらず美作大学,相愛大学など,延べ20名が参加されました.実習では,畜産系では,ウシの体重測定,鼻紋採取,給餌,鶏卵の鮮度測定,果樹系では,カキの収穫,調製,脱渋方法の説明,作物系では,サツマイモ,黒枝豆の収穫などが行われました.
また夜にはセンターで収穫したカキやバレイショ,サツマイモ,鶏卵などを使った試食会も行われました.
5月の田植えに引き続き,神戸大学附属明石小学校2年生のイネ刈り,調製作業の出張授業が行われました.
9月30日に,稲刈りをおこない稲木干しをし,1週間後の10月7日に調製作業をおこないました.中庭に作られた小さな田んぼですが,毎日お世話をしてくれた甲斐があってきちんと生育しており,収穫することができました.
今回収穫したお米は「はいごころ」という品種で,発芽玄米として少量白米に混ぜて食べるのに適しています.収穫したお米は,白米と混ぜて給食として出され,食べられたようです.
9月18〜20日,神戸女学院大学人間科学部の農牧場実習がおこなわれました.
今回の実習は,作物系では,イネの収穫・調製,ダイコンの播種,キャベツの追肥,サツマイモ,ナスの収穫,果樹系では,ブドウの収穫・調製,ナシ園の見学,畜産系ではウシの給餌と鼻紋採取,トリの解体,集卵作業がおこなわれました.
皆さん,2泊3日の実習で普段することのない様々な経験をされ,多くのことを学んで頂けたようです.特に,「私たちの食生活は動物の命をいただくことによって成り立っていることを実感した」,「何気なく食べている物でも農家の人が苦労して作っていることを学んだ」など,食べ物の大切さや有難さについて感想を述べられているのが印象的でした.本当にお疲れ様でした.
9月5〜6日,大阪市立大学生活科学部の農牧場実習がおこなわれました.
今回の実習は,生活科学部で開講されている「QOLプロモーション演習」の一環としておこなわれ,5月の田植え実習に引き続き2回目です.前回も参加されていた15名の学生さんが参加されました.
今回は,前回田植えをされたコシヒカリの収穫や,ウシの給餌作業,鼻紋の採取,ダイコンの播種,キャベツの定植,収穫期を迎えたブドウの調製作業などがおこなわれました.前日まで雨天が続いていたため,畑や田はぬかるみ,足を取られて大変な作業もありましたが,皆さん楽しんで体験されていたようで本当に良かったです.
また夜には,センターで収穫した米やバレイショ,タマゴ,ブドウ,ナシを使った試食会もおこなわれました.手の込んだ料理ばかりでとても美味しかったです.ご馳走さまでした.
皆さん、本当にお疲れさまでした.
9月2〜4日に大阪府立大学生命環境科学域の実習「食料生産実習」がおこなわれました.
実習期間を通して雨が降り続き,残念ながら悪条件での実習となりましたが,ウシの基本的な扱い方,給餌,体重測定,妊娠鑑定,鼻紋採取,去勢,除角,そしてトラクター操作実習と2泊3日みっちりと学んでおられました.
みなさん,どうもお疲れ様でした.
2013年8月30日,食資源センターにて収穫した梨(幸水)の村売りがおこなわれました.
当日は,12時〜1時ととても限られた時間での販売にも関わらず,約60名の地元住民の方々が来場されました.なかには,5〜6袋(1袋2kg入り)もまとめて購入していって下さる方もおられ,約200袋のナシが販売されました.有難い限りです.
購入してくださったみなさま,ありがとうございました.
来年も美味しいナシをお届けできるよう頑張ります.
6月3〜7日の5日間,加西中学校の2年生6名が「トライやる・ウィーク」で就業体験をおこないました.
生徒のみなさんは,5日間を通して,田植え,ソルゴーの播種,サツマイモ植え,ブドウの花冠取り,和牛の餌やり,体重測定,DNAの抽出実験など幅広い体験をおこないました.
みんな一日中の作業にも関わらず,熱心にそして楽しみながら体験していたように思います.また11月には,今回植えつけたサツマイモの収穫に来られるようです.
みなさん,ご苦労様でした.
神戸学院大学栄養学部の皆さんが日帰り実習をおこないました.
今回の実習は,ちょうど収穫適期を迎えていたキャベツ,玉ねぎ,ソラマメ,イチゴの収穫作業と,
センター教員による果樹栽培や和牛の肥育に関する現地講義がおこなわれました.
またお昼には,収穫したばかりの野菜を調理し,試食会がおこなわれました.
今回の実習では特に,播種から収穫までの栽培プロセスや収穫適期の説明を受けながら作業をできたことが好評だったようです.
短い時間でしたが,とても充実した実習となりました.
5月16日(木),当センターの山崎准教授らが附属明石小学校2年生のみなさんに田植えの出張授業をおこないました.この田植えの出張授業は昨年もおこなっていたのですが,好評につき今年も実施することとなりました.
まずは,山崎准教授がイネの品種やお米について授業をおこないました.「一つでどれくらいのお米がとれるの?」,「世界にどれくらいの品種があるのですか?」など質問も飛び出し,子供たちは興味深々に聞いていました.
その後,中庭に作られた手作りの田んぼにて田植えをおこないました.子ども達は,これまでイネの事前学習や代かきをおこなっており,今日の田植えを心待ちにしていたようです.みなはしゃぎながら苗を植えていました.
今回植えたのは,「はいごころ」という品種です.「はいごころ」は,2012年に品種登録されたばかりの新しい品種で,γ‐アミノ酸を豊富に含む特徴があります.9月末にみんなで収穫し,発芽玄米として給食にて提供されることになっています.2年生のみなさん,美味しいお米になるよう頑張ってお世話をしてくださいね.
2013年5月11日(土),大阪市立大学生活科学部のみなさんが,当センターにて農場実習をおこないました.今回の実習は,大阪市立大学生活科学部が文部科学省の支援を受け取り組む現代的教育ニーズ支援プログラム,「QOLプロモーター育成による地域活性化」の一環として実現しました.当日は,残念ながらの小雨でしたが,20名が参加されました.
今回の実習は,田植えです.
午前中は,当センターの山崎先生から,イネの作物としての特徴について説明がありました.実物のイネを使った説明に,皆さん熱心に聞き入っておられました.
午後は,いよいよ田植えです.
半数以上の学生さんは,田植えの経験はなかったようです.初めのうちは,田に足を取られることもありましたが,徐々に田にも慣れていき,手際よく植えておられました.
今回は日帰り実習のため,作業時間は長くなかったですが,「手植えをしてみて,農業機械の凄さを実感した」「農業の大変さを実感した.食べ物を大切にしなければいけないと思った」などと感想を述べておられ,学ぶことは多かったようです.
次回は,9月に農場実習に来られるとのことです.9月は農場の収穫シーズン.収穫の秋を実感しながら,農業や食について学んでいただけることを期待しています.
食資源教育研究センターで全国和牛登録協会による登記検査委員認定講習会が開かれました.全国各地から集まった受講生21名を対象に,牛の登記・登録業務について講義と実技を併せた講習が,2日間にわたって行われました.