ミクロ経済学
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科目区分:専門科目 学部・前期・火曜日・3時限 (B204) ![]() ミクロ経済学では資源をどのように配分してどのように利用するのがよいのか、 そのために経済活動を行う主体はどう行動すればよいのかという問題を考え ます。経済学の視点から食料および農業問題を考察していくための基礎理論 を修得することが授業の目的です。 ![]() (1)ミクロ経済学の基礎理論を理解すること。 (2)理論と現実との関係性を理解すること。 (3)理論を通して現実問題を考察する素地を形成すること。 ![]() この授業では,経済学の視点から食料・農業・環境問題を分析するための 基本パーツを学習します。 ![]() 1.消費者行動 1)消費者の選好 2)効用最大化と最適消費計画 3)所得変化と需要 4)価格変化と需要 5)個別需要曲線と市場需要曲線 2.生産者行動 1)生産者の技術と生産関数 2)短期の生産者行動(その1) 3)短期の生産者行動(その2) 4)長期と短期の関係 5)個別供給曲線と市場供給曲線 3.市場均衡 1)部分均衡分析 2)一般均衡分析(その1) 3)一般均衡分析(その2) 4)一般均衡分析(その3) 5)市場メカニズムの再検討 ![]() 出席点(20点)と学期末試験の成績(80点)の合計で評価します。 100-80点はA,79-70点はB,69-60点はC,59点以下は不合格とします。 ![]() 2006年度生以降は「ミクロ経済学I」 2005および2004年度生は「ミクロ経済学」 2003年度生以前は「食料環境経済学演習II」 ![]() ミクロ経済学は、経済分析において「言語」のような基本的役割を担って います。この授業でミクロ経済学の基礎をしっかり習得してください。 ![]() (テキスト) 奥野正寛『ミクロ経済学』東京大学出版会(ISBN978-4-13-042127-0) (参考書) 奥野正寛・鈴村興太郎『ミクロ経済学I』岩波書店(ISBN4-00-004321-8) 岡田 章『経済学・経営学のための数学』東洋経済新報社 (ISBN4-492-31298-6) |