食料経済学
Food Economics


科目区分:専門科目

学部・前期・火曜日・4時限・B204



授業目的
  私たちの食生活の現状を知り、経済学の視点を通して背後にある食料および
  農業問題を考察することが授業の目的です。

教育目標
  (1)消費財としての食料の特徴を理解すること。
  (2)食生活の現状と世界の食料需給との関係を理解すること。
  (3)経済成長が世界の食料需給に与える影響を理解すること。
  (4)農産物価格の不安定性と農業政策との関係を理解すること。
  (5)食料・農業問題を考察するための素地を形成すること。

授業の概要
  私たちは、食料が不足すれば直ちに栄養失調や飢餓の危険にさらされる一方で、
  それほどたくさんの量を食べられるわけでもありません。この授業では、「無いと
  すごく困るけれど、たくさんはいらない」という食料の特徴が、日本や世界の食料
  需給にどのように反映されているのかということを考えていきます。

授業内容
   1.日本人の食生活
    1)日本の食料自給率
    2)食生活の高級化
    3)食の外部化
    4)食生活の変化と食料需要分析
   2.世界の食料需給
    1) 基礎食料の総供給量と仕向先
    2)直接消費と間接消費
    3)経済成長と食料需要
   3.食料の分配問題
    1)経済成長と人口
    2)食料充足度と飢餓の危険
    3)米国の経験と「緑の革命」
   4.食料価格の不安定性
    1)供給側と需要側の不安定要因
    2)価格安定化措置
   5.市場介入
    1)国内農業保護
    2)輸入規制
    3)食料輸出国の国内政策

成績評価方法
  出席点(20点)と学期末試験の成績(80点)の合計で評価します。
  100-80点はA,79-70点はB,69-60点はC,59点以下は不合格とします。

履修上の注意
  2008年度生以降は「食料経済学」
  2007-2004年度生は「食料経済学入門」
  2003年度生以前は「食料経済学」

学生へのメッセージ
  映像教材を併用することで,最近の食料・農業問題についても併せて学習
  します。

テキスト、参考書など
  プリントと映像教材を用います。
  (参考資料) 『食料・農業・農村白書』 農林統計協会
          FAO Food Balance Sheets (http://faostat.fao.org/)