ジャーナリズム・プログラムで展開されている講義のご紹介

神戸大学大学院法学研究科・法学部では、政治学や国際関係論などを学びながら、ジャーナリストを志す人、あるいはジャーナリズムに関心をもつ人を対象に、「ジャーナリズム・プログラム」を開設しています。具体的には、新聞ジャーナリズムについては朝日新聞・讀売新聞・神戸新聞3社のご協力を得て、またテレビ報道については朝日放送の小関道幸氏と言美幸一氏のご協力を得て、前期・後期に複数の授業を開講します。各科目の概要は以下の通りです。

放送ジャーナリズム・ワークショップ1・2

講師に朝日放送プロデューサーの小関道幸氏とディレクターの言美幸一氏をお迎えし、放送メディアを通じたジャーナリズムについてインテンシブな授業を行います。前期後期ともに、現役のジャーナリストをゲストに迎えて映像ジャーナリズムに関する理解を深めると同時に、実際にビデオカメラ、編集機材を用いた番組作成を通じて、映像表現を用いた情報発信力を実践的に習得していきます。


ジャーナリズム・ワークショップ1・2

講師に朝日新聞社の嶋田数之氏をお迎えし、論説委員室での社説執筆過程を再現します。担当者のプレゼンをもとに全員で議論し、その上で担当者がまとめた論説(「院説」と呼びます)に、講師の指導が入り、最終稿が出来上がります。これまで、学期末には成果をまとめた論集を出してきました。このほか、ジャーナリスト・研究者・実務家をゲストに招いたシンポジウムや勉強会を開き、日本が直面する問題について理解を深めています。 


国際ジャーナリズム1・2(特派員講座)

The Daily Yomiuriをテキストとし、これを毎日読んでいることを前提に、讀賣新聞社の元海外特派員が交代で、1(前期)では地域別、2(後期)ではテーマ別に、講義を行います。各回の授業では、直近の英文記事を取り上げてその意味を解説しつつ、担当者の取材経験に基づきニュースの背景や歴史的展開を説明します。 


地域ジャーナリズム・ワークショップ(記者講座)

ジャーナリズムの基礎となるスキルや企画力・判断力を実践的に習得することを目指し、インタビュー・ルポルタージュ・調査報道など報道現場で行なわれている作業を、神戸新聞社現役記者の指導の下、実践します。ゲストに兵庫県・神戸市域で活躍する各分野の専門家を招き、地域社会についての理解を深めるとともに、それを新聞によく登場する「要旨」の形にまとめ、記事化する作業を行います。優れた記事は実際に神戸新聞紙上に掲載されます。 


英文論説1・2

朝日新聞社の嶋田数之氏の指導のもとで、「International Herald Tribune/ The Asahi Shimbun」(ヘラルド朝日)に掲載されている英文社説を講読し、日本の針路を左右する問題、社説を書いた背景、時事英語などについて、講師が適宜、解説・コメントします。定期的に当該社説を執筆した朝日新聞社論説委員を招き、その執筆意図や内容が確定していくまでの議論のプロセス、社説への反応などを聞きます。


国際報道1・2

アメリカ大統領選挙や地球温暖化問題は、国際報道のなかでどのように伝えられているでしょうか。あるいは、日本の政治外交はどのように取り上げられているでしょうか。本講義では、英字新聞(The Daily Yomiuri)の講読を通して時事英語に慣れるとともに、国際報道記事の読み方を学びます。



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