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2019年度授業内容

前期では、今年度のテーマである「平等」についての文献を読み、各文献につき3、4人が担当して論点をまとめました。ゼミでは担当者が論点を述べ、文献を読むなかで浮かんだ疑問点や感想をあげます。それについて3グループ(各グループにつき担当者が1人つく形)にわかれ全員で議論しました。担当者は各グループの結論を受け、疑問点について改めて考えを述べます。最後に飯田先生からのコメントや論点についての掘り下げがいただけます。

後期では、前期で学んだ内容をふまえ、各自テーマを決め、それについて論文を書きます。



ゼミの特徴として、議論を3回生と4回生にわかれることなく行うということや、他のゼミと比べゼミ時間外で時間を拘束されることが少ないということがあります。なので、他学年の学生と議論する機会や、就活・勉強・部活と両立しやすいということがあります。

また、飯田先生が海外出張されたときにお土産のお菓子をくださるということも…!



こちらは、今年度扱った文献のラインナップです。
・ ロールズ『正義論』
・ ドヴォーキン『平等とは何か』
・ ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』
・ アリストテレス『ニコマコス倫理学』
・ ルソー『人間不平等起原論』
・ セン『不平等の再検討』
・ キムリッカ『多文化主義』
・ ダニエルズ他『健康格差』
・ カレンズ『不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか-滞在時間から滞在権へ



飯田ゼミは、以上のように、政治学に関する文献を読み、議論を通して理解を深め、論文を書くという活動を和気あいあいと行っているゼミです。