CSPSAT3

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プロジェクト概要

高性能な推論を必要とする種々の分野において, SAT技術を活用したSAT型システムが成功を収めている. SAT技術を基盤とした制約プログラミングシステム (以下, SAT型CPシステム) は, 与えられた問題を命題論理式であるSAT問題に符号化 (翻訳) するコンパイラの一種であり, SAT型システム開発におけるキー技術となっている. 一方, 世界では, SAT技術の適用範囲をNPを超えた問題へ拡張する研究が始まりつつある.

そこで本課題では, このような “Beyond NP” の問題に対応可能な新しいSAT型CPシステムの実現を目的とし, 時相論理への対応・多目的最適化問題への対応・並列型ソルバー導入の研究開発を進めるとともに, 応用システムの研究開発を通じて研究開発した手法およびシステムを評価する.

具体的な研究テーマ(予定)

  • 時相論理に対する拡張の研究開発
  • 多目的最適化問題に対する拡張の研究開発
  • 並列型ソルバーの研究開発
  • 応用システムの研究開発

メンバー(順不同)

田村直之 研究代表者 神戸大学・情報基盤センター・教授
井上克巳 研究分担者 国立情報学研究所・情報学プリンシプル研究系・教授
番原睦則 研究分担者 神戸大学・情報基盤センター・准教授
鍋島英知 研究分担者 山梨大学・医学工学総合研究部・准教授
宋剛秀 研究分担者 神戸大学・情報基盤センター・助教
Daniel Le Berre 海外共同研究者 アルトワ大学, CRIL-CNRS UMR 8188・教授 (フランス)

研究資金

  • 科学研究費補助金 基盤研究(B)
    • 研究課題名:SATを基盤とした新しい制約プログラミングシステムの研究開発
    • 研究期間:2016年度 〜 2018年度
    • 課題番号:16H02803

その他

内部資料 (管理者only)


Tamura Lab.T. Soh
since 24th March 2009