帰国児童教育学級


本学級の目的と設置

1.目  的

  ○本学級は海外からの帰国した4年生以上の学齢児童(以下、帰国児童と称す)の実態や特質に応じて、後期初等教育を行う。

  ○帰国子女教育について実践的研究を行う。

  ○一般学級との相互交流の中で、国際教育の充実を図る。

2.設  置

 本学級は1975年(昭和50年)4月1日に発足し、現在、第4学年以上各1学級(定員15名)の編成である。

編 入 学 等

  ○編入学の募集は,原則として3月,8月の年2回行う。

  ○編入学は、学力検査(国語,算数,作文など)と面接(児童と両親)を行う。

  ○編入学は定員に欠員がある場合、上記の検査及び面接に基づいて合否を決定する。

  ○在学期間中に転居等の事情が生じた場合には、保護者と協議のうえ、転出する場合がある。

1.出願資格

次の(1)〜(3)の条件をみたすこと

  (1)在外期間が2年以上の者

  (2)日本における相当学年の年齢の者

  (3)本校の一般学級の通学区域に保護者と共に居住する者

  *出願資格については、個々の事情を考慮し対処する場合がある。

2.出願手続き

  (1) 編入学願書(本校所定の用紙・写真貼付)

  (2) 編入学志願者の住民票記載事項証明書

  (3) 編入学志願者の健康診断票(本校所定の用紙)

  (4) 編入学志願者資料(本校所定の用紙)

  (5) 海外生活を証明する書類(所属機関の長が証明するもの)

  (6) 海外における最終在学校の在学証明書か成績証明書、またはこれに類するもの

  (7) 帰国後、国内の小学校に在籍した者は、その学校が発行する在学証明書

経 営 方 針

1.教育課程・学習内容・生活指導については、外国における教育歴や生活環境・習慣の相違ならびに、児童の特性を考慮して、個々の児童の実態に即した弾力的な指導を行う。

2.教育活動全般を通して、本校の教育計画に基づき、一般学級の児童とともに活動する機会を多くもち,、児童相互の交流により,帰国児童の特性を伸長することや相互に啓発し合える関係を築くことを大切にする。

研 究 経 過


     1977年度  「帰国子女教育学級の運営と実際」
     1997年度  「仲間とふれあう喜びを求めて」
     1981年度  「帰国子女の自己表現をめざして」
     1983年度  「地球に生きる子どもを求めて」
     1986年度  「日本と世界を結ぶ子に」
     1987年度  「国際化時代を豊かに生きる」
     1993年度  「内なる国際化をめざして」
     1994年度  「内なる国際化をめざして」(二年次)
     (阪神・淡路大震災のため研究協議会は中止)
     1995年度  「心の国際化をめざして」
     1997年度  「異文化共存社会を共に生きる子どもをめざして」
     1999年度  「地球市民意識を持つ子どもをめざして」
     2000年度  「国際教育センター構想とその展望」
     2002年度  「多文化社会に生きる子どもたちの育成」
               〜多文化社会の中での「自分づくり」〜

     2005年度  「帰国児童教育学級30周年記念行事」
     

指 導 の 主 点


◆一般児童との相互啓発
ソフトランディングと相互啓発は,帰国クラスでの活動,交流クラスでの活動といったこれまでの活動場面を考えると二項対立的に考えがちであるが,決してそうではない。混入方式の中で,相互啓発とケアの方策を考えていく。そのための重点を3つ考えた
重点1 授業におけるケアのシステムの確立
重点2 交流学級担任・教科担任との連携
重点3 相互啓発モデルプランの試案・試行

ケ ア の 視 点

視点1 社会認識,自然認識に関する言葉については,特にわかりやすい言葉で説明を加える。
視点2 幼児期,低学年の生活で出てくる言葉も知らないことがあるので,知っているかどうかを確認し,知らない場合は補足説明をする。
視点3 書き言葉特有の表現にも留意し,説明を加える。  
視点4 初めて経験する活動については丁寧に繰り返し練習することを心がける。