雲仙科学掘削関係:
1997.5
雲仙科学掘削国際シンポジウム
1999.2-3 Hannover大Prof.Francois Holtz来日(学術振興会短期招聘研究員)
1999.4 雲仙科学掘削第一期開始
2000.2-3 佐藤、Hannover大鉱物学研究所へ高温実験のため出張
2002.1
雲仙科学掘削国際ワークショップ(島原)、
Prof.Holtz,Behrens,
Mr.Botcharnikov来神戸
2002.4
第二期(火道掘削)開始(〜2005.3)
このプロジェクトは、宇都浩三(地質調査所:神戸大客員教授)、中田節也東大地震研教授、John Eichelbergerアラスカ大教授らの提唱で1999年度に科学技術庁振興調整費のプロジェクトとして始まったもので、たまたまそれまで雲仙観測等をやっていた関係からグループに入れてもらっています。神戸大の役割は、「火道内マグマ脱ガス及び固結機構の解明:マグマ組織の解析」というもので、毎年、200万〜150万円程度の予算を受けています。神戸大のもう一つの役割は、ドイツのハノーバー大のHoltzグループと共同研究をおこなうことで、この経費で2000年にハノーバーに1月余り実験にでかけました。ハノーバー大は、Johannes先生がおられる(2001.3退官)処で、彼の1978年の斜長石ループへの水の影響を実験的に検討した論文は、私がこれまで読んだ論文の中でもベスト3に入る影響を受けたもので、丁度、退官前にハノーバーでいっしょに過ごせたのはラッキーでした。