（１） はじめに
★ 日程（予定）
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１ 10/7 はじめに： ２ 10/14 岩石の化学組成と元素分配：アダカイトの話３ 10/21 初生マグマの条件：MORBの話 10/28 休講：地質学野外実習Iと重複４ 11/4 マグマ・結晶中の元素拡散の役割
５ 11/11 マグマの結晶作用（1）結晶形態，核生成６ 11/18 マグマの結晶作用（２）結晶累帯構造７ 11/25 マグマの物性（1）密度 ８ 12/2 マグマの物性（2）粘性係数
９ 12/9 マグマ溜り10 12/16 噴火モデル（非爆発的噴火）11 1/13 噴火モデル（爆発的噴火）
12 1/20 Ｒｅｐｏｒｔ発表13 1/27 Ｅｘａｍ 単位： 持ち点： ＝MAX[(Exam＋Report]/2, (Report+Quiz)/2, (Quiz+Exam)/2] Report，発表？： Nature,Science誌等から論文を1本全訳，意見，質問，等を提出 発表した人は加点，但しReport提出受理の早い人で希望者から4名 研究論文（オリジナル）⇒レビュー（総説）⇒ 専門書 ⇒ 教科書 ⇒ 学校教科書の流れ． （２） 岩石学の歴史と研究手法： 学問体系⇔研究手法の開発
１． 地質学： 肉眼観察 1799 Smith
２． 記載岩石学： 偏光顕微鏡 1850 Sorby H.
３． 岩石成因論： 物理化学，相平衡， 1928 Bowen,NL, Eskola
４． 地球化学：質量分析，高圧装置， 1960
５． レオロジー：計算機実験 1980-
６． 非線形科学？
岩石学Iでは１－３をおこなった．岩石学実験は２をおこなった．岩石学IIでは３，４を主に，若干５をおこなう． QUIZ 地球の層状構造と構成物質について述べなさい．大気(熱圏，成層圏，対流圏)
海洋
地殻 （海洋地殻3層：堆積物/玄武岩/はんれい岩，大陸地殻2層：花崗岩/はんれい岩）
マントル （上部マントル：かんらん岩，マントル遷移層：β，γかんらん石，下部マントル：ペロフスカイト＋マグネシオブスタイト，D’’層）核 （外核：液体Fe＋軽元素，内核：固体Fe）
ところでマントル対流というが，マントルは液体か,固体か？ 流体か？
スライム！！～マントル物質（弾性を持つが，流体でもある） （３） 自然現象の予測について
天気予報
地震予測
火山噴火予測
小天体衝突予測（http://impact.arc.nasa.gov/） ・サイズ分布と確率的予測・火山噴火は前兆現象の把握は容易だが、現象の推移を予測することの困難さ。 （４） IODP（統合深海掘削計画：Integrated Ocean Drilling Program）
これまでの歴史1959 米国カリフォルニア沖でのCuss号による海洋掘削
モホール計画（モホ面までの掘削を狙うも技術的に困難）1968 JOI（米国海洋研究所連合：Joint Oceanographic Instituttion）
Glomer Challenger号（1万トン）による深海掘削の開始 プレートテクトニクスの検証他1975 IPOD（国際深海掘削計画：International Phase of Ocean Drilling） 米国，英国，フランス，ドイツ，日本，ソ連等が参加1985 ODP(Ocean Drilling Program) 新たな深海掘削船Joides Resolution (2万トン)2003 IODP(統合国際深海掘削計画:Integrated Ocean Drilling Program)
３つの掘削船による共同研究 米国：JR, 日本：Chikyu，欧州：プラットフォーム 「ちきゅう」（6万トン：ライザー掘削が特徴600億円）は2006から運行 Quiz: ビデオの感想----------------------------------------