実は筆者も最近、研究費の申請書類などを書いていて、必要な書類は必要な時には見当たらないという事実を発見した。これにはなにか普遍的な理由があるに違いないと思って、本書を買って読んでみたのだ。そしたらあった。「重要書類は、あなたが置いた場所から、あなたが見つけられない場所に移動することによって、その重要性を証明する」「ファイルすると、ある場所はわかっていても必要にならない。ファイルしておかないと、必要になるが、どこにあるかわからない」「さがしていないものはかならず見つかる」などなど。「必要な書類はかならず「紙隠し」に会う」といえば、日本流マーフィーの法則の 出来上がりである。
筆者が経験したマーフィーの法則としては、「トイレの扉の外にいるか内にいるかによって、時間の流れる速さはことなる」、「短い列に移動しようとすると、とたんに列が長くなる。長い列で待っていると、すぐ後ろに並んでいた人たちが、新しくできた短い列に移動する」などがある。こんな法則もある。「おかしくなった状況を復元するのにかかる時間は、おかしくなるのに要した時間に反比例する」ダイエットしている人にとって「Xキログラム太るより、Xキログラムやせるほうが時間がかかる」という経験はあるであろう。最近、電力会社の値下げの通知が届いた。それを読んで発見した松田の公共料金の法 則「値上げは最大、値下げは最小」、円高の法則「円高で被害を受ける業界は最大の声を上げ、利益を得る業界は最小の声を上げる」みなさんも自分流マーフィーの法則を発見してみよう。