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アトラクションパーツP３ 熱風乾燥固化
著者の所属色分け→神戸大学(教員) 神戸大学(学生) 他大学 企業
論文内容の自己評価
SS たいへんよくできました
S よくできました
無印 それなりにできました
H. Imakoma・K. Kubo・H. Yoshiba・M. Yoshida
Drying Technology, Vol.23, pp.1303-1318 (2005)
ABSTRUCT
Solidified
porous slab is formed though convective drying of glass particle layer wetted
with aqueous dilute agar gel.
Measured critical mean moisture content increases with increasing
initial moisture or agar content.
The agar gel moves in viscous flow caused by capillary pressure during
drying. A new drying model based on
the receding evaporation plane model is proposed. Drying period is divided into surface-
and internal- evaporation periods.
Wet slab consists of dried and wet zones during internal evaporation
period, while the wet slab consists of wet zone only during surface evaporation
period. In the new model,
evaporation rate from the wet zone in the internal drying period is estimated
with the linear driving force (LDF) approximation in the field of adsorption
engineering. Critical moisture
content that is mean moisture content between the surface and internal periods
is estimated with a mass balance on the surface. Simulated results by the new drying
model with reasonable fitting parameters agrees very well with measured drying
data.
高分子水溶液で湿った多孔体の最適乾燥条件
今駒博信・大森 亮・久保田克之・吉田正道
化学工学論文集 29巻1号pp.144-146(2003)
要 旨
ポリビニルアルコール(PVA)水溶液で湿ったガラス微粒子層の対流-伝導乾燥を行い，乾き材料内の含PVA率分布と乾燥速度を測定した．この種の材料の乾燥では，初期乾燥速度が大きいほど表面付近に蓄積したPVAが，その後の乾燥を阻害する．熱風供給を停止した伝導乾燥を乾燥初期に行うことで初期乾燥速度を抑制する時間をパラメータとして実験を行った結果，伝導乾燥時間がある値で，乾燥所要時間は最短となった．また終始伝導乾燥条件下で乾燥所要エネルギーと表面付近の含PVA率が最低となった．
高分子水溶液で湿った多孔体の乾燥による含高分子率分布制御
今駒博信・中澤達洋・久保田克之・吉田正道
化学工学論文集 28巻4号pp.488-489(2002)
要 旨
ポリビニルアルコール(PVA)水溶液で湿ったガラス微粒子層の伝導-対流乾燥では，乾き材料内部で伝導と乾燥の両面付近にPVAが偏在することが知られている。伝導面側熱風温度を一定に保ち，乾燥面側熱風温度を変化させて伝導-対流乾燥実験を行った結果,乾燥面側熱風温度が低いほど伝導面側でPVAが大きく偏在した．このとき乾燥速度は小さくなった．また初期含溶液率が小さな試料では偏在が生じなかった．
高分子水溶液で湿った多孔体の対流乾燥による含水率および含高分子率分布の経時変化
今駒博信・橋本行広・久保田克之・吉田正道
化学工学論文集 28巻4号pp.478-480(2002)
要 旨
ポリビニルアルコール(PVA)水溶液で湿ったガラス微粒子層の対流乾燥を行い，材料内の含水率と含PVA率分布の経時変化および乾燥速度を，初期含溶液率を変えて測定した．低初期含溶液率のときは，水で湿った場合と同様に蒸発面後退が起こり,PVAの移動も生じなかったが，高初期含溶液率のときは，乾燥初期に多量のPVAが表面近くに移動しそこで蓄積することで定率乾燥期間が現れず，低含水率域での蒸発面後退も認められなかった．
高分子水溶液で湿った多孔体の脱水を伴う乾燥現象
今駒博信・中武直樹・久保田克之・吉田正道
化学工学論文集 28巻2号pp.221-223(2002)
要 旨
ポリビニルアルコール(PVA)水溶液または水で湿ったガラス微粒子層を浸透性多孔層上に積層した脱水系，および脱水系の層境界面で物質移動を遮断した非脱水系の両面対流乾燥実験を行い,乾燥速度と乾き材料内の含PVA率分布を測定した．水溶液で湿った場合には脱水系の乾燥速度が非脱水系と比べて大きくなり，水で湿った場合とは逆の結果が得られた．乾燥表面付近での含PVA率が脱水系において小さかったことが乾燥速度増加の原因だろう．
高分子水溶液で湿った多孔体の乾燥による含高分子率分布
今駒博信・前田貴之・久保田克之・吉田正道
化学工学論文集 28巻2号pp.218-220(2002)
要 旨
ポリビニルアルコール(PVA)水溶液で湿ったガラス微粒子層の対流および伝導-対流乾燥を行い，乾き材料内の含PVA率分布と乾燥速度を測定した．対流乾燥ではPVAが材料表面付近でのみ偏在したのに対して，伝導-対流乾燥ではそれ以外に底面付近でも偏在した．表面付近での偏在は対流乾燥で大きかった．乾燥速度は表面付近での偏在の小さな伝導-対流乾燥で大きくなった．
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