神戸大学大学院農学研究科附属 食資源教育研究センター
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センター長・万年 英之
 食は衣・住とともに、人が生活していく上で基礎となるものです。食の対象である食物は日々消費していくものなので、絶えず手に入れる必要があります。今日、レストランや食堂に行けば、用意された料理を食べることができます。また、スーパーマーケットや店に行けば、豊富な食材を購入して、自分で調理することもできます。特に都市部で生活していると、あまりにも簡単に食事ができてしまうため、食卓に上がった食材がどのように作られ、どのような経路で届けられているのか知る機会がありません。しかし、健全な食生活をおくるためには、食に関する正しい知識を持つことが大切です。食資源教育研究センターでは、農学部のモットーである「農場から食卓まで(From Farm To Table)の食料・環境・健康生命」を実体験として学ぶ農牧場実習を通して、学生達に農業の大切さを教えています。
 食資源教育研究センターは、資源開発部門、連携利用部門、生産フィールド部門の3部門で構成され、教員9名(うち専任6名)、技術員13名、事務員5名が所属しています。土地の総面積約40ヘクタールのうち、約28ヘクタール(甲子園球場7.3個分)の耕地には、コメ・ジャガイモ・タマネギなどの作物とナシ・ブドウ・カキなどの果樹が栽培されています。また、畜舎には和牛とニワトリが飼育されています。学生達はこれら作物・果樹・畜産の3つの系の生産活動に携わることによって、自然の恵みのもと、繰り返し生産を行うことのできる食資源、つまり食につながる動植物資源の大切さを学びます。学生達が作業を手伝った生産物は、「神大のたまねぎ」、「神大のなし」、「神戸大学ビーフ」などの神戸大学ブランド農作物として販売されます。そのため学生達は、それら生産物が実際に店頭にならび、消費者の購入を経て、食卓に上がることを知ります。そして、消費者を意識した責任ある農作物生産から、学生達はさらに食の安全・安心の重要性についても関心を持つようになります。このように、「農場から食卓まで(From Farm To Table)」を意識した実習は、学生達に新しいことを気づかせ、考えさせることを提供する場でもあります。

 食資源センターでの実習は、決して神戸大学農学研究科の学生に限っているわけではありません。毎年、近隣の小中学生に対しても農業体験実習を行っていますし、近畿圏の他大学の実習にも利用してもらっています。これからは、さらに多くの大学に有効利用してもらうべく、食資源に関する講義や調理実習などを含む農牧場実習の機会を提供し、食と農業の大切さを学んでもらえればと考えています。

 食資源教育研究センターの専任教員6名は上記農牧場実習の指導も行いますが、各自個別の研究テーマを持っています。研究対象は、家畜・作物・果樹・花卉・地域農業など多岐にわたり、指導している学部学生および大学院生とともに研究を活発に行っています。専任教員と学生の研究内容ならびに研究成果の詳細は、ホームページの別のサイトに掲載されていますので、ご覧いただければと思います。

 以上のように、食資源教育研究センターは教育・研究・生産の3つの活動を基に、農学の発展に貢献したいと考えておりますので、皆様のご支援ならびにご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 
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