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髙田晋史
髙田晋史 TAKADA Shinji
准教授|博士(農学)
Mail takadaアットマークgold.kobe-u.ac.jp
略歴

1982年生まれ。2013年,京都府立大学大学院生命環境科学研究科博士後期課程修了。大学院時代は中国政府奨学金留学生として中国に渡り,浙江大学と四川大学で計5年間,中国の農村について研究。2014年からは神戸大学大学院農学研究科地域連携センター 学術研究員として,丹波篠山フィールドステーションに駐在し,地域おこし協力隊のコーディネート業務に従事。その後,島根大学生物資源科学部助教を経て,現在,神戸大学大学院農学研究科食料環境経済学講座 准教授

研究内容

中国の農村における社会構造の変化に着目し,農村リーダー,コミュニティビジネス,外部人材などの視点から研究しています。また,日本については,主にグリーン・ツーリズムや農泊が地域社会にもたらす効果や課題について研究しています。このほか,アグリビジネス(農業関連産業)の国内外の展開などの研究にも興味を持っています。
🔑キーワード:
アグリビジネス,農業経営,都市農村交流,グリーン・ツーリズム,中国農村,コミュニティビジネス
📕主なテーマ:
地域経営型グリーン・ツーリズムと地域自治との関係
中国における農村都市化と社会構造の変化
中国における農村振興と農村企業家の役割

メッセージ

学生時代に滞在していた当時の中国は,急速な経済発展の段階にあり,変化のスピードが早くて刺激的でした。滞在中は各地の農村を訪れ,農業体験やヒアリングなどを通して人々の暮らしを観察しました。そうした中で,数年で財を成した人,経済的には貧しいけれども楽しそうに暮らす人など様々な人に出会いました。こうした経験が,“豊かさとは何か”を考えるきっかけとなりました。
ゼミや卒論研究の際には,どんな疑問でも遠慮なく聞いてください。多様な視点や意見に触れることは私自身にとっての学びにもなります。また,地域の現場に積極的に足を運び,様々なことを見聞きしたり,議論したりできればと考えています。